2015年07月13日

小路幸也「マイ・ブルー・ヘブン」

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 小路幸也 著
 「マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン」
 (集英社文庫)


終戦直後の東京。華族の娘、咲智子は父親からある文書が入った<箱>を託される。それを狙う敵から彼女の窮地を救ったのは、堀田勘一という青年だった。古本屋「東京バンドワゴン」を営む堀田家で、咲智子はひと癖もふた癖もある仲間たちと出会い、敵に連れ去られた両親の行方と<箱>の謎を探るため奮闘する。いつも皆を温かく見守るおばあちゃん・サチの娘時代を描く人気シリーズ感動の番外編!!−裏表紙より−


前作を読んでから2年くらい空いているせいもあり、久しぶりの“です・ます調”に違和感を感じて、しばらく集中できませんでした。


番外編ということで、いつもは幽霊となって見守っているサチさんの生きている時代の話で、勘一との出会いが描かれています。

冒頭からまず驚かされるのですが、サチさんって華族の出だったんですね〜。いくら「動ぜずのさっちゃん」というあだ名だとはいえ、世間知らずの御嬢さんの割には、全てにおいてどっしり構えすぎじゃない?と思いました。

いつも見守っているサチさんを知っている読者としては、何だか納得できるどっしり感ではあるのですが、もっと苦労して育ったのかと思っていたのでそこは驚きでした。


サチは、父親からある重要な文書を託されて、親戚の元へ行こうとしていたのですが、敵に襲われたことで親戚の元へも行けなくなりました。そこからは、お馴染みの東京バンドワゴンの家族や仲間たちに助けられていくわけですが、もっとドキドキする展開があるのかと思えば、今までのシリーズと同じように静かに穏やかに話が進んで行くのでちょっと拍子抜けしました。

誰のことも頼るな、文書について話すな、と強く言われた割には、サラッと堀田家に話してしまいますし、仲間という人たちのこともサラッと信じてしまう。まあ、疑った所でサチ1人ではどうしようもないのですが。

特に大きなトラブルも、ハラハラドキドキの展開もなく、あっさりとした解決が待っているわけですが、まあ、このシリーズではこれくらいがちょうどいいのかもしれませんね。


そろそろ、またシリーズの続きを追って行こうかな?


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タグ:小路幸也
posted by DONA at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:その他
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