2024年07月19日

原田ひ香「ランチ酒」

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 原田ひ香 著
 「ランチ酒」
 (祥伝社文庫)※電子書籍


犬森祥子の職業は「見守り屋」だ。営業時間は夜から朝まで。ワケありの客から依頼が入ると、人やペットなど、とにかく頼まれたものを寝ずの番で見守る。そんな祥子の唯一の贅沢は、仕事を終えた後の晩酌ならぬ「ランチ酒」。孤独を抱えて生きる客に思いを馳せ、離れて暮らす娘の幸せを願いながら、つかの間、最高のランチと酒に癒される。すれ違いのステーキとサングリア、怒りのから揚げ丼とハイボール、懐かしのオムライスと日本酒、別れの予感のアジフライと生ビール・・今日も昼どき、最高のランチと至福の一杯!心を癒し、胃袋を刺激する絶品小説。−出版社HPより−


この作家さんは面白い職業にスポットを当てますね。

「見守り屋」という職業が実際にあるのかはわかりませんが、あってもおかしくなさそうです。というか、今の時代には必要な職業ともいえるかも。

ベビーシッターだと、子どものみ対象ですけど、「見守り屋」だと子どもはもちろん、大人もお年寄りもオッケーですし、大人も障害があってもなくても大丈夫ですから、色んなニーズがありそうです。

ただ「介護士」でも「ヘルパー」でもないので、お年寄りでもお世話をすることは出来ません。

とにかく夜から朝まで「見守る」のが仕事。

ベビーシッター的に子どもが寝ているのを見守るのもありますし、ペットを見守るのもあり、大人が眠れるように見守るというのもありました。

ただ「見守る」と言っても色々あって、結構相手の人生に踏み込む感じがして、簡単には出来ない仕事だと思いました。時間が昼夜逆転するのはもちろん大変でしょうが、何よりも悩みを聞いたり、その人の事情を思ってこちらが悩んでしまったり、結構疲れそうです。


そんな疲れを癒す意味もあって、仕事終わりの昼間からランチ酒を楽しむわけです。

昼間からお酒なんて飲んで!と言われる筋合いはないわけで、ちょっと遠慮しつつもがっつりとランチのついでにお酒も飲んでいます。


私もお酒は飲みますが、全く詳しくは無いので、作中に出てくるお酒のほとんどは知りませんでした。でも、美味しそうなランチにまずお腹がすき、それに合わせて頼むお酒も何だか美味しそうでたまりませんでした。

お酒を飲みながら、お客さんのことを思い返すわけですが、その部分はサラッと読んでしまい、ランチとお酒の部分はじっくり読んでしまいました。とにかくお腹がすきます!


主人公・祥子は離婚して娘を元旦那に預けてしまっています。いつかは娘と暮らしたいという目標を持っていて、色々と努力中です。まあその辺りも私的にはあまり興味が無く。

でも読み終わって「面白かったな」と思えたのは、とにかく美味しそうなランチとお酒の描写でしょう。


この作品はシリーズ化しているようです。続きも早めに読むことにします。


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タグ:原田ひ香
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2024年07月17日

買った本

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 原田ひ香 著
 「ランチ酒」
 (祥伝社文庫)※電子書籍


時々読む作家さんです。これはネットでの感想を読んでずっと読んでみたいと思っていた作品。


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 今村翔吾 著
 「蹴れ、彦五郎」
 (祥伝社文庫)※電子書籍


お気に入りの作家さん。短編で読みやすい作品でした。


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 池井戸潤 著
 「民王 シベリアの陰謀」
 (角川文庫)


シリーズ2作目。サラッと読めます。


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 木内一裕 著
 「小麦の法廷」
 (講談社文庫)※電子書籍


セールで安く買えたので、読んでみました。

2024年07月16日

歌野晶午「密室殺人ゲーム・マニアックス」

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 歌野晶午 著
 「密室殺人ゲーム・マニアックス」
 (講談社文庫)※電子書籍


頭狂人″004APD″AXE″ザンギャ君″伴道全教授″。奇妙なハンドルネームを持つ5人がネット上で仕掛ける推理バトル。出題者は実際に密室殺人を行い、トリックを解いてみろ。とチャットで挑発を繰り返す。謎解きゲームに勝つため、それだけのために人を殺す非情な連中の命運は、いつ尽きる!?−裏表紙より−


以前、読書メーターの読友さんにお勧めしていただいた作家さん。でもこの作品は・・・。


こういうミステリって好きなんですけど、口調が汚い人がいたり、変に賢いことを鼻にかけるような人がいたりすると読むのが嫌になります。



ミステリは好きですけど、全く詳しくはないので、多分彼らの使っているハンドルネームは何かしらのミステリと関係があるのでしょうが、それもわからず、ほとんどの場面で頭の中に「?」が浮かんでいました。

何となくページ数も少なくサラッと読めるので、挫折することなく読んでしまいましたが、内容をしっかり把握できたのか?と聞かれると「いいえ」でしょう。


あらすじにもあるように、ネット上のチャットを公開して、実際に行われた密室殺人事件のトリックを解いていきます。そのチャット風景を文字にしてある内容を読む状態です。

パソコン上の画面が4分割しているのを想像しながら読みましたがそれで合っているのかはわかりません。ネットにも詳しくないので。


5人の中の1人が実際に殺人事件を起こし、その状況を説明していきます。写真や図解なども交えながら説明し、まだ未解決のその殺人事件のトリックを明かしていくわけです。

公開チャットなので当然、全員顔にはマスクなどして隠しています。そしてお互いに会話しながらトリックを明かしていきます。

そのトリック自体は面白かったのですが、会話の中で何度も相手をバカにしたり見下したり、悪態をついたりするのがいちいち読みにくかったです。


いくつかの殺人事件のトリックを解いていたら、警察もこのチャットに気づいて捜査が進められます。ここまで警察がバカにされて黙っているわけないので当然です。


結局チャットは閉じられるのですが、ネットの世界はいくらでも抜け道はあるのでまた新たにチャットが行われます。だんだん外の世界にも出たりして、行動範囲も広がっていきます。


で、結末が「へえ、そうだったんだ」となったわけです。私は、「そうか、だからこそここまで大胆に色々明かせたわけだね」という程度の感想しか出なかったのですが、他の方の感想を読むとものすごく感心されていたのでびっくり。

そんなに感心するか?と思ったら、実はこの本はシリーズの3作目だということでした。そこにかなりびっくり。これをシリーズにしていたとは!

過去の2冊もこんな風にチャットをしていたと思うと、確かに結末には驚かされるかも。

色んな方の感想を読むと「これは1作目から読むべき」と書かれています。そうだよね・・・失敗しました。


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タグ:歌野晶午

2024年07月12日

伊坂幸太郎「砂漠」

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 伊坂幸太郎 著
 「砂漠」
 (実業之日本社文庫)※電子書籍


仙台市の大学に進学した春、なにごとにもさめた青年の北村は四人の学生と知り合った。少し軽薄な鳥井、不思議な力が使える南、とびきり美人の東堂、極端に熱くまっすぐな西嶋。麻雀に勤しみ合コンに励み、犯罪者だって追いかける。一瞬で過ぎる日常は、光と痛みと、小さな奇跡でできていた―。実業之日本社文庫限定の書下ろしあとがき収録!明日の自分が愛おしくなる、一生モノの物語。−出版社HPより−


伊坂さんらしい作品です。

とはいえ、一見関係ない所で起きている出来事が、最終的には一気に繋がって・・という物ではなく、登場人物たちや彼らの日常や考え方などが伊坂さんらしいと思いました。

まだ未成年(選挙権はありますが)とは思えないような大人びたというか達観した雰囲気のある5人の大学生の物語です。

なにごとにも冷めている北村は特に老人のような言動が多いです。読み進めるとだんだん、彼も学生なんだと思える部分が出てくるんですけどね。それでもやはり達観しているなと思います。


北村だけではなく、他の4人もどこか冷めている感じで、熱い部分があまりないです。一応、恋愛などするのですがそういう雰囲気もなく進んでいく感じ。

「彼が好きだけど、でも嫌われたらどうしよう」・・なんてモジモジする系の話は苦手なので、私にはこのくらいが良い感じです。


始めのうちは、彼ら5人の学生生活が淡々と進められるので、読み進める意味あるかな?と不安になりました。ただこの作家さんなので人物が面白くて読んでしまう状態。

そしていきなり犯罪に巻き込まれてしまいます。急に起きた事件にびっくりして、この先どうなるのか!?とハラハラしたらまた日常に戻る。

何だか淡々としていると思っていたらまた進展があって、あっという間に解決。

そしてハッピーエンド・・というよりはちょっと寂しいけど現実的な結末。


なんだか淡々とした物語だな、と油断していると、感情の波に飲み込まれてしまうので要注意。


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2024年07月09日

朱野帰子「対岸の家事」

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 朱野帰子 著
 「対岸の家事」
 (講談社文庫)※電子書籍


家族の為に「家事をすること」を仕事に選んだ詩穂。娘と二人だけの、繰り返される毎日。幸せなはずなのに自分の選択が正しかったのか迷う彼女の街には、性別や立場が違っても様々な現実に苦しむ人たちがいた。誰にも頼れず、限界を迎える彼らに、詩穂は優しく寄り添い、自分にできることを考え始める―。−出版社HPより−


初めましての作家さんです。

文章も読みやすくて面白かったです。・・面白かったのですが、詩穂の考えの一部が理解出来なかったのと、旦那(父親)に対する怒りで、読むのがしんどい部分もありました。


主人公・詩穂は専業主婦として一人娘を育てています。夫はスーパーで働いていて、毎日帰りも遅く、週末もあまり家にいません。詩穂は自分で「家事をする」ということを選択しているので、夫に対して不満は無さそう。

ただ、詩穂は学生時代に母親を亡くし、父親と2人で暮らしている時に、父親の「詩穂が家事をやって当たり前」的な考えに怒りを覚えて家出をしたという過去があるので、なぜ自分で専業主婦”を選んだのかがわかりませんでした。

仕事をしながら家事をするのは無理だと判断したのはわかるのですが、よく結婚して子どもを育てているな、というか。確かに詩穂の父親の描写は読んでいてもイライラしましたし、父親自身がなぜ詩穂がそんな対応をするのか理解できないところも腹が立ちました。

言わないからわからないというのも理解できますけど、もう少し思いやりがあっても良いのに。


この作品を読んで、専業主婦の方たちの孤独さがよくわかりました。大変だということは十分わかっているつもりでしたが「孤独さ」はあまりわかっていなかったかもしれません。

産休育休の方はそれなりに他人と繋がりがあるんですよね。でも専業主婦になると誰もいない。うまくママ友が作れたら良いですけど、昔からの友人というのは時間が合わないですし、女性は夫と共に引越しして実家付近にいないことも多いですから、話し相手がいないというのは想像できます。

ママ友を作りたくても、育休中の人だとすぐに復帰してしまいますし、専業主婦自体が少ないので難しそうです。公園で会っただけの人と親しくなるのは難しいですしね。

母親同士の関係性も繊細で難しいですし。ママカーストという言葉もあるくらいです。


「自分の育て方はあっているだろうか?」という大きな不安だけではなく、日常のちょっとした出来事を話すこともできないのは寂しいと思います。

そんな時に大事になるのが夫の存在。働いて帰って来て疲れているんだから・・というのはわかりますが、ぜひ話を聞いてあげてほしいです。普段、奥さんの話を聞いてあげていない人は、ぜひこの本を読んで欲しい。

家事という仕事がどんなに大変か、知らない人が多すぎて、みんな困っている。一人で抱えこんでしまって悩んでいる。

主婦の孤独さを知ったら無視できないはず! 取り返しのつかないことになる前に、ちょっと家庭に目を向けてみて!

どなたかが言っていた「家族のために働いて稼いできているんだ!というのは立派だけど、その家族がいなくなったら意味がないからね」という言葉には大きくうなずいてしまいました。ほんとそうですね。


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タグ:朱野帰子
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2024年07月04日

吉川トリコ「余命一年、男をかう」

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 吉川トリコ 著
 「余命一年、男をかう」
 (講談社文庫)※電子書籍


幼いころからお金を貯めることが趣味だった片倉唯、40歳。ただで受けられるからと受けたがん検診で、かなり進行した子宮がんを宣告される。医師は早めの手術を勧めるも、唯はどこかほっとしていたーー「これでやっと死ねる」。趣味とはいえ、節約に節約を重ねる生活をもうしなくてもいい。好きなことをやってやるんだ! と。病院の会計まちをしていた唯の目の前にピンク頭(ヘア)の、どこからどうみてもホストである男が現れ、突然話しかけてきた。「あのさ、おねーさん、いきなりで悪いんだけど、お金持ってない?」。この日から、唯とこのピンク頭の男との奇妙な関係が始まる。−出版社HPより−


初めましての作家さんです。

題名が気になり、読んでみることにしました。

余命一年、というだけでも衝撃なのに、続くのが「男をかう」!? どういうこと??

考えも心境もよくわからないのでとりあえず読みました。


話の始めは、主人公に共感する部分もあり読みやすかったです。決してお金を貯めるのが趣味ではありませんが、同じく共に暮らす人がいない身として、共感できる所も多かったです。がんの告知をされて「やっと死ねる」と思う所も何となくわかります。

自分で人生を終えたいとまでは思わないけど、このまま長生きしてもね・・という感じ。わからなくもないな。

でも、途中から全く気持ちがわからなくなりました。


まず彼女が不倫していたことも驚きです。お金を貯めるのが趣味と言っている割には、変にお金がかかることをしているのはなぜだろう?と思ってしまいました。完璧に愛人としてお金をもらっている関係ならまだしも、ただ都合が良いだけの関係だなんて、なんのメリットもないなんて、無駄でしかないのに。


更に、「余命一年」と告げられた病院で出会った男性にお金を貸してあげるのは何となく、そういうこともあるかな?とは思いましたが、その先が。なぜその男性と一緒に暮らすことになるのか。

結局は一人が寂しいということなのでしょうけど、その割には生活の仕方が納得いきませんでした。正しくは「余命一年」ではないですしね。「治療しなければ一年」なので、治療すれば治るわけで、本当の意味での「余命一年」ではないところが、題名に騙された感じがしました。彼女の気持ちとしては「余命一年」で合っているんですけど。

最終的には良い感じで終わるから良かったね、という感じではあるのですが、結局何が言いたかったんだろう?と疑問がわきました。

じゃあどんな展開を期待していたのか?と聞かれても困りますけど。
多分、自分専用の介護をしてくれる男性を雇う、的な感じを想像していたと思います。働く先がないとかやる気がない若い男性を雇ってやる気を出させる的な?この話のように生々しい関係ではなく爽やかな感じ。

で、余命一年と言われていたけど、介護のお陰でしばらく生きることが出来、男性も人生のやりがいを見つけるとか。・・・それはそれで平凡すぎて面白くないのか?


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タグ:吉川トリコ
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2024年07月01日

6月のまとめ

ランチ酒 (祥伝社文庫)ランチ酒 (祥伝社文庫)
お酒にはそこまで詳しく無いですが、出てくるご飯は美味しそうで興味津々で読めました。祥子の仕事についてはそこまで興味が持てなかったですが、こういう仕事も必要かもね、とは思います。娘との関係など色々あり、彼女がどんな人生を歩んでいくのかは気になります。サラッと読めて面白かったです。続きも読もうかな。
読了日:06月05日 著者:原田ひ香


小麦の法廷 (講談社文庫)小麦の法廷 (講談社文庫)
最後が出来過ぎな感じはありましたが、法廷の色んな決まり事や判事や検事、各所轄のプライドなんかが絡まって面白く読めました。これは続巻もありそうですね。軽く読めるので続編があるなら読みたいです。
読了日:06月11日 著者:木内 一裕


蹴れ、彦五郎蹴れ、彦五郎
短編なのに読み応え十分でした。おなかいっぱい。戦国時代の武士の不器用な生き方はイライラする部分もたくさんありますが、かっこよくもあり、悲しくもありました。「三人目の人形師」はかなりゾッとしました。奥さんの支え方は絶対間違ってると思う!ここまで一つのことにこだわり続けるのはすごいことだけど、そうやって名を上げて何になる?
読了日:06月20日 著者:今村翔吾


Papa told me Cocohana ver.12 ~私たちの王国~ (マーガレットコミックス)Papa told me Cocohana ver.12 ~私たちの王国~ (マーガレットコミックス)
相変わらず可愛くてかしこい知世ちゃんにやられました。可愛くてかしこいけど、子どもらしい我儘も言える、素敵な女の子。
読了日:06月25日 著者:榛野 なな恵


民王 シベリアの陰謀 (角川文庫)民王 シベリアの陰謀 (角川文庫)
ここ数年の大問題であるコロナのことを題材にしたかのような内容で、実際の政府もこんな感じでバタバタしたのかもしれないと思うと情けなくなりました。でもこの作品のようにしっかりと考えてくれる政治家が1人でもいれば変わるんですよね。振り回される側は大変です。
読了日:06月26日 著者:池井戸 潤


秋麗 東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)秋麗 東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)
長編は久々かな?読み応えはありましたが、長編になると捜査本部が出来て人員が多くなり、安積班のメンバーにスポットが当たりにくくて寂しくなります。水野や須田は活躍しましたが、他はあまりというかほとんど出てこず残念。セクハラやパワハラについても描かれていますが、なかなか難しい問題ですね。コミュニケーションが取れなくなりそう。
読了日:06月28日 著者:今野 敏



全部で6冊。とはいえ、1冊は漫画なので実質5冊ですね。

特に印象に残ったのは「秋麗」です。

posted by DONA at 15:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:まとめ