2023年04月04日

霜月りつ「神様の子守はじめました。6」

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 霜月りつ 著
 「神様の子守はじめました。6」
 (コスミック文庫α)


普通の人間である羽鳥梓はアマテラスから国の四方を守る四神の子供たちを預かり、毎日小さな不思議体験をしながら子供たちと一緒に楽しい日々を送っていた。子供たちも個々に自分たちなりの世界を作り出し、性格もはっきりし始めている。白花は迷い猫を探しに猫の集会に参加しようとしたり、蒼矢は友だちを助けるために魔縁と戦おうとしたり・・。思いがけない出来事の連続で羽鳥梓はますます四神から目が離せない!!−裏表紙より−


1話目から梓が大ピンチ。頭を打って気を失った梓を助けようと子どもたちが力を使ったために、どんどん若返っていくという状況に。子どもたちに出会う前に記憶が戻ろうとするため子どもたちを忘れるというか覚えておらず、彼らを見ても「誰?」状態。

子どもたちを忘れたくないという強い思いで何とか正気を保っているという大ピンチ。そこで梓たちが向かったのは、あの「竜宮城」! そうか、玉手箱で戻るわけね、と妙に感動してしまいました。ここに出てくる乙姫様はコメディを見ているかのような面白さ。そしてある意味怖くもあって笑えました。

子どもの頃に「浦島太郎」を知ってから、ずっと謎な話だと思っていましたが、ますます意味がわからない話だと改めて思いました。浦島太郎の教訓は、「カメは助けてはいけない」なのだろうか?と思ってしまいます。いくら楽しくてもあそび過ぎたらだめだよ、という教訓なのか? 言いたいことはわかるけど、せっかくカメを助けるという良いことをしたのは帳消しになるのか? 謎なお話です。


2話目以降は、子どもたちそれぞれの活躍が読めます。蒼矢の話は特に良かったです。まだまだ小さい幼いと思っていた彼が何だか大きく見える、たくましく思える話でした。ちょっと悲しくもありましたが、彼にとって大事な友だちが出来たのはとても良いことです。

ただ、友だちと成長の速度が違うのがどうなるのか?は心配ではありますが。ここからは速度を落とすのか? そうでないと、頻繁に引越しする必要がありそうです。


何はともあれ、今回もほのぼのした雰囲気の中での読書、楽しかったです。
殺人事件やドロドロ恋愛物を読んで疲れた心にぜひどうぞ。


<神様の子守シリーズ>
「神様の子守はじめました。1」
「神様の子守はじめました。2」
「神様の子守はじめました。3」
「神様の子守はじめました。4」
「神様の子守はじめました。5」


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