2022年09月14日

柴田よしき「あんの信じるもの」

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 柴田よしき 著
 「あんの信じるもの お勝手のあん」
 (ハルキ文庫)


飃風の被害から建て替えられた「紅屋」は、お勝手も新しくなった上に、やすのための部屋も作られた。そしてお勝手で働く新しい小僧として、とめ吉が加わった。料理人としての立場に緊張しながら、やすは期待に胸を膨らませつつ、お小夜さまと清兵衛さまに工夫を凝らした料理を考える。しかし順調に見えた「紅屋」に対する何者かの嫌がらせがとめ吉を襲う。一方、江戸で知り合った山路一郎とやすとの関わりにも新たな進展が・・。大好評お勝手のあんシリーズ第六弾!−裏表紙より−


甚大な被害を受けて建て替えた時に使用人たちにも個室が与えられることになり、おやすも一部屋もらえることに。もったいないと言いつつも、それだけの期待を寄せられているということに改めて気合が入ります。

新しくなった紅屋には料理人の手伝いとして働く小僧さんが1人加わりました。とめ吉という少年で、おやすは何とか料理で生計が立てられるようになってほしいと手をかけて育てようとしていました。

そんな時に紅屋に対して嫌がらせが。

別に阿漕な商売をして大きくなったわけではないのに、商売がうまくいっていることに嫉妬する人がいるようです。自分の店は被害を被っているのになぜ紅屋は建て替えまでできるのか!と腹が立つんですね。

気持ちはわからなくもないですが、嫌がらせする暇とお金があるなら商売がんばれよ!って思ってしまいます。

働き始めたばかりのとめ吉が被害に合い、傷ついてしまったことに、おやすは憤りを感じます。

敵の正体がわからないのはかなり不安です。更にはおやすの師匠も何やらフワフワ落ち着かない感じ。

どうなっていくのか気になることがたくさんあります。


そして何より気になるのはおやすの恋。まだまだ恋と呼べるほどの進展は何もありませんが、彼女には料理人としてだけではなく、普通の女性としても幸せになってもらいたいので、こちらも楽しみです。


<お勝手のあんシリーズ>
「お勝手のあん」
「あんの青春〜春を待つころ〜」
「あんの青春〜若葉の季〜」
「あんのまごころ」
「あんの夢」


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posted by DONA at 15:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:柴田よしき