![([ん]1−14)明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語 (ポプラ文庫)](https://m.media-amazon.com/images/I/513OQNzbV8L._SL120_.jpg)
明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語 (ポプラ文庫)
初めましての作家さんが多かったので充実していました。ほのぼのとした良い商店街で居心地が良かったです。しかし、何だかわかりにくい所があると思ったらこれはシリーズ4作目だったんですね・・。やってしまった。ちょっと合わない作風の物もありましたが、お気に入りになった作家さんもいたのでこれからも楽しみです。
読了日:09月04日 著者:寺地 はるな,蛭田 亜紗子,彩瀬 まる,芦原 すなお,前川 ほまれ,大島 真寿美,山本 幸久

冤罪犯 (角川文庫)
やっぱり冤罪なのか?いや、模倣犯か??と最後までどちらなのかわからない展開が続いて、警察官たちの保身に走る様子や、それを暴こうとする様子(駆け引き)が醜くて情けないような、でも作品としては面白くもあり、複雑な心境になりました。事件自体は可哀そうなだけで何の同情もわかないし、後味悪い感じ。警察小説としては面白いかな?
読了日:09月10日 著者:翔田 寛

春はまだか くらまし屋稼業 (時代小説文庫)
シリーズ2作目にして主人公の過去がどんどん気になり、どんどん好きになっていく状態。出てくる人たちみんな魅力的です。悪者は除く。悪者はでも思いっきり悪者で、何の同情もわかない嫌な奴なので、とてもスッキリします。可哀そうな目に合った春ちゃんが幸せになってくれそうなのは良かったですし、今後も楽しみなシリーズです。
読了日:09月13日 著者:今村翔吾

黄色い実 紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫)
今回はまた深い話でした・・。女性なら誰にでも起こり得る話で、多分、久実ちゃんと同じように悩むと思います。お草さんのように冷静に考えて行動できる人ばかりなら良いのですが。久実ちゃんに幸せが訪れますように。由紀乃さんとの関係はこのまま続くと良いな。今後も楽しみです。
読了日:09月15日 著者:吉永 南央

ホワイトラビット(新潮文庫)
時系列が行ったり戻ったりしながら謎解きがされていき、誰が誰だかちょっと混乱する部分もありましたが、ニヤッと笑えるところも多くて面白かったです。色んな名言も飛び出し、この作家さんらしいお話でした。
読了日:09月22日 著者:伊坂幸太郎

あきない世傳 金と銀(九) 淵泉篇 (時代小説文庫)
ほんと、色々ありすぎでしょう! やっと江戸本店も軌道に乗ってうまくいくかと思ったら、問題山積み!その度に悩む幸の姿が痛々しくて辛かったです。きっと次はうまく行くはず!と信じて続きを待ちます。
読了日:09月26日 著者:高田郁
ということで、6冊。
いつもよりは少し多めに読めたかな?
電子書籍にも慣れてきました。まだ使いこなせてはいませんが・・。