2020年09月28日

買った本

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 今野敏 著
 「棲月 隠蔽捜査」
 (新潮文庫)



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 翔田寛 著
 「冤罪犯」
 (角川文庫)




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 今村翔吾 著
 「春はまだか くらまし屋稼業」
 (ハルキ文庫)
 *電子書籍


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 ジョアン・フルーク 著
 「バナナクリーム・パイが覚えていた」
 (mirabooks)
 *電子書籍

ずっと紙の本で読んでいたシリーズですが、終わり方が不安になって来たので、電子書籍に切り替えて様子を見ることにしました・・。

2020年09月18日

柴田よしき「あんの青春〜春を待つころ〜 お勝手のあん」

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 柴田よしき 著
 「あんの青春〜春を待つころ〜 お勝手のあん」
 (ハルキ文庫)


安政二年。江戸の大地震からふた月が過ぎ、品川宿の宿屋「紅屋」もようやく落ち着きを取り戻しつつある。台所付きの女中見習い・おやすは、正式に女中となれる日を夢見つつ、充実した毎日を送っていた。そんなある日、おやすはおつかいに行った団子屋で、武家の生まれらしきお嬢様・おあつと出会う。おやすは、おあつが自分には想像もできない世界の人だ、という気がしていて──。人として、女性として、女料理人として成長していく、時代小説版「赤毛のアン」、シリーズ第二弾。!−裏表紙より−


あんちゃんこと、おやすの成長物語、2作目です。

持ち前の嗅覚を活かして、急成長をしているおやす。ますます店での信頼も厚くなっていきま

身分の差を超えておやすにとって親友といえる、お小夜ちゃんはお嫁入りするしか生きていく方法がなく、しかもお相手を自分で選ぶことは出来ないから親の言いなりになるしかない。

そんなお小夜はおやすの境遇に対して「好きな人と結婚出来て良いね」と言います。確かにそうなのですが、おやすにしてみれば「結婚」ということを考える余裕すらない、今後どうやって生きていくのかさえ不安に感じている身なので、逆に安定して暮らすことが出来るお小夜にあこがれを抱いてしまいます。

どちらにしても、昔は女性が生きにくいですね・・。


そんな時、ある料理屋が評判になったということで料理人の政さんと共に見に行くことに。

その店の料理人は若い女性。しかも、店の真ん中に料理場を置いて、着物をからげるようにして肌を見せながら料理するという方法をとっています。お陰で男性客の多いこと! 何だかやり方が気に入らない感じの店ですが、実際に行ってみると味の良さに驚かされます。

安い材料を使っていて代金は安いのに、料理の腕が良いので美味しい料理が出てきます。

おやすは客の中で浮いてしまうのですが、味の良さと女性料理人の姿に夢中になってしまいます。

彼女とも後々、交流がありそうですし、良い刺激をもらえそうなので楽しみです。


おやす自身も、夕食を任せてもらう日があったり、間もなく正式に女中として雇われることになって、生活も安定してきそうです。

今後、彼女はどんな生き方をしていくのか? 女中としても料理人としても楽しみです。

そしておやすの恋も楽しみです。


<お勝手のあんシリーズ>
「お勝手のあん」


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posted by DONA at 15:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:柴田よしき

2020年09月02日

8月のまとめ

連写 TOKAGE 特殊遊撃捜査隊 (朝日文庫)連写 TOKAGE 特殊遊撃捜査隊 (朝日文庫)
やっぱり読みやすいし面白い!連写か〜。そんな能力があったら色々便利だろうな・・。人の顔が覚えられない私には羨ましすぎる能力です。トカゲも交通機動隊もカッコいいです。
読了日:08月06日 著者:今野敏


くらまし屋稼業 (時代小説文庫)くらまし屋稼業 (時代小説文庫)
なかなか面白かった! 初の作家さんでしたがこのシリーズは追いかけることにしよう。「裏」の状態はちょっと怖かったですけど、逃がす様子はなかなか爽快でした。一作目から色んなどんでん返しがあって次作からハードル上がりそう!主人公の過去にも何かありそうですし、怪しげな悪役も登場しましたし、続きも楽しみです。
読了日:08月14日 著者:今村翔吾


バナナクリーム・パイが覚えていた (mirabooks)バナナクリーム・パイが覚えていた (mirabooks)
う〜ん・・。読みやすくて、何だか追いかけたくなる魅力のあるシリーズなんですけど、どんどんハンナの性格がひどくなっていくのが気になります。今回のハンナ、結局一度もお店に出ていない!最近は裏方が多いですけど、一度もお客さんに顔を見せないようになったのにはびっくり。ミシェルがいなくなったらどうなるんだろう??新婚生活も大変そうだし・・・。そろそろファンが離れていきそうと心配になったのか、珍しく次回に向けて気になる終わり方をしました。
読了日:08月20日 著者:ジョアン フルーク


棲月―隠蔽捜査7― (新潮文庫)棲月―隠蔽捜査7― (新潮文庫)
やっぱり良いわ〜このシリーズ。真っすぐで馬鹿正直すぎる竜崎は近くで見ていたら疲れそうですけど、小説の中では最高のヒーローです。彼の言動によって初心を思い出す偉いさんたちもたくさん。もっともっと出世してもらいたいものです。しかし、今の場所を離れるのも寂しい・・。でも次もどうなるのか楽しみでもあります。
読了日:08月23日 著者:今野 敏


マカロンはマカロン (創元推理文庫)マカロンはマカロン (創元推理文庫)
美味しそうなフランス料理がたくさん! どんな料理なんだろう?と味を想像しながら読んでいたらお腹がすきます。気軽に入れるフランス料理のレストラン。近くにあったら通うな〜。血のソーセージは苦手そうですけど。
読了日:08月27日 著者:近藤 史恵



全部で5冊。でもなかなかいい読書になりました。

全て印象に残りました。1冊は別の意味で・・って感じですけど。

posted by DONA at 10:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:まとめ