2020年06月19日

矢崎存美「ぶたぶたのシェアハウス」

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 矢崎存美 著
 「ぶたぶたのシェアハウス」
 (光文社文庫)


閑静な住宅街の中にある「シェアハウス&キッチンY」は、全六室の小さな共同住宅。一階には、大きくて温かみのあるキッチンもあって、昼間は近所の人たちが集まるイベントスポットになる。そこに新しく引っ越してきた実里は、玄関で迎えてくれたオーナー兼管理人の姿に驚愕する―(「ワケアリの家」)。心優しい頼れる山崎ぶたぶたが、住人たちのために大活躍!
−裏表紙より−


「ワケアリの家」「自分のことは」「行かなかった道」「優しくされたい」「るーちゃん」の5編収録。


読んだのがかなり前なので記憶が・・。

シェアハウスの管理人をしているぶたぶたさんのお話です。

シェアハウスって、縁が無いのでよくわからないですが・・。昔で言うところの、長屋とかそういう??

水回りは共同で、居住スペースだけは個々の場所みたいなことでしょうか?

神経質な所のある私は絶対に住めないと思うのですが、ぶたぶたさんが管理人だったら清潔感ありそうなイメージ。

美味しい料理も食べられそうですしね。


このシェアハウスは、キッチンも共同で使えます。でもぶたぶたさんの料理が食べられるのに、自分で作る人なんていなさそうです。

新しい住人になった実里を始め、シェアハウスにというか、シェアキッチンに集まる人たちの色々な問題や悩みをぶたぶたさんがいつものように解決していく物語です。


それ以上の細かい部分はまた再読したときに書きます・・。



<ぶたぶたさんシリーズ>
「ぶたぶた」
「刑事ぶたぶた」
「ぶたぶたの休日」
「夏の日のぶたぶた」
「クリスマスのぶたぶた」
「ぶたぶた日記」
「ぶたぶたの食卓」
「ぶたぶたのいる場所」
「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」
「訪問者ぶたぶた」
「再びのぶたぶた」
「キッチンぶたぶた」
「ぶたぶたさん」
「ぶたぶたは見た」
「ぶたぶたカフェ」
「ぶたぶた図書館」
「ぶたぶた洋菓子店」
「ぶたぶたのお医者さん」
「ぶたぶたの本屋さん」
「ぶたぶたのおかわり!」
「学校のぶたぶた」
「ぶたぶたの甘いもの」
「ドクターぶたぶた」
「ぶたぶたの花束」
「居酒屋ぶたぶた」
「海の家のぶたぶた」
「ぶたぶたラジオ」
「森のシェフぶたぶた」
「編集者ぶたぶた」
「ぶたぶたのティータイム」


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2020年06月17日

買った本

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 森絵都 著
 「カラフル」
 (文春文庫)



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 西條奈加 著
 「刑罰0号」
 (徳間文庫)



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 太田愛 著
 「幻夏」
 (角川文庫)




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 大門剛明 著
 「両刃の斧」
 (中公文庫)



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 辻堂魁 著
 「風の市兵衛 竜神」
 (祥伝社文庫)

2020年06月15日

高田郁「あきない世傳金と銀<七> 碧流篇」

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 高田郁 著
 「あきない世傳金と銀<七> 碧流篇」
 (ハルキ文庫)


大坂天満の呉服商「五鈴屋」の七代目店主となった幸は、亡き夫との約束でもあった江戸に念願の店を出した。商いを確かなものにするために必要なのは、身近なものをよく観察し、小さな機会を逃さない「蟻の眼」。それを胸に刻み、懸命に知恵を絞る幸と奉公人たちだが―。ものの考え方も、着物に対する好みも大坂とはまるで異なる江戸で、果たして幸たちは「買うての幸い、売っての幸せ」を実現できるのか。待望のシリーズ第七弾!−裏表紙より−


読み終わったのが10月の終わり。もうすでに7か月くらい経ってしまいました・・。

細かい部分は覚えていないので、大まかに書いておいて、また改めてまとめます。

すでに、次の巻も手元にあり、いつでも読める状況ですから、早く書いて次を読むことにします。


江戸に出店して、何度か躓きながらも、少しずつ江戸の人たちにも愛される店になってきました。

番頭や手代たち、そして幸も色々アイディアを出し合って、みんなで店を盛り立てています。


女名前がダメな店主の問題も、ある人の出現により、良い方向に転がっていき、少しではありますが幸が店主を続けられる期間が延びました。

なるほど、そのために彼は死んだことになっていなかったのね、と納得です。

とはいえ、いつかは誰かに継がさないといけないので、問題が解決したわけではないですが。


まだまだ軌道に乗ったとは言えない江戸店。そして、店主の後継者問題。問題は山積みですが、これからどんな成長、商いを見せてくれるのか楽しみです。


<あきない世傳金と銀>
「源流篇」
「早瀬篇」
「奔流篇」
「貫流篇」
「転流篇」
「本流篇」


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2020年06月01日

5月のまとめ

刑罰0号 (徳間文庫)刑罰0号 (徳間文庫)
お気に入りの作家さんですが、珍しく合わず。残念でした・・。
読了日:05月05日 著者:西條奈加


幻夏 (角川文庫)幻夏 (角川文庫)
2作目も読みごたえ十分でした。一部の結末は想像がついたのですが、意外な人が亡くなっていたり、意外な展開も多くて読みながらドキドキしました。冤罪を出してしまうのは人間ですから仕方ないこともあるのでしょうけど、この話のような冤罪は防げたはずと思うと悲しくて仕方がなかったです。裁いた方は日常生活を普通に送っていられるのがまた辛い・・。
読了日:05月18日 著者:太田 愛


幹事のアッコちゃん (双葉文庫)幹事のアッコちゃん (双葉文庫)
このシリーズはいつもアッコちゃんの話が少なくて残念なのですが、今回は全編に出てくれて満足でした。一番弟子も大きく成長して、このシリーズも最終巻ですかね。
読了日:05月22日 著者:柚木 麻子



3冊・・。相変わらずの少なさ。

GWも短かったですし、在宅ワークでもないので、他の月と変わらず読めませんでした。


特に印象に残ったのは「幻夏」です。

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