
ゆきた志旗 著
「Bの戦場 さいたま新都心ブライダル課の攻防」
(集英社オレンジ文庫)
物心ついた頃から“ブス”だったわたし。子供の時に参列した結婚式に憧れて、せめて誰かの幸せな瞬間を演出したいと、ウェディングプランナーの職に就いた。様々なお客様が人生の門出を祝おうとホテルを訪れる。そんなわたしが、やり手の美形上司・久世課長に求婚された!?「香澄さん、ずっと探していました。あなたのような・・・絶世のブスを」「はあ!?(怒)」
−裏表紙より−
初めましての作家さんです。
文章自体は読みやすかったのですが、何度も出てくる「ブス」「ブス」という言葉にうんざりしてしまいました・・。
美人じゃなくても、心がきれいで、常に前向きに生きているカッコいい女性の話かと思ったのですが、予想よりも主人公が暗めだったのであまり好きになれず。
更に、上司というイケメンから何度も言い寄られるというシチュエーションもイマイチ好きになれず、しかもその上司がやたらと彼女に対して「ブス」と言うのがイライラしました。
この小説って誰が読んだら楽しめるんだろう??
ある程度自分の容姿に自信がある女性? それともブスが好きな男性?
共感できる所も多いですけど、共感したくないし、言葉がとにかく不快でした。
最後まで救いが無かったので、暗い気持ちのまま終了。
シリーズ化されているようですが、私はもういいかな?
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