2020年02月10日

ゆきた志旗「Bの戦場 さいたま新都心ブライダル課の攻防」

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 ゆきた志旗 著
 「Bの戦場 さいたま新都心ブライダル課の攻防」
 (集英社オレンジ文庫)


物心ついた頃から“ブス”だったわたし。子供の時に参列した結婚式に憧れて、せめて誰かの幸せな瞬間を演出したいと、ウェディングプランナーの職に就いた。様々なお客様が人生の門出を祝おうとホテルを訪れる。そんなわたしが、やり手の美形上司・久世課長に求婚された!?「香澄さん、ずっと探していました。あなたのような・・・絶世のブスを」「はあ!?(怒)」
−裏表紙より−


初めましての作家さんです。

文章自体は読みやすかったのですが、何度も出てくる「ブス」「ブス」という言葉にうんざりしてしまいました・・。

美人じゃなくても、心がきれいで、常に前向きに生きているカッコいい女性の話かと思ったのですが、予想よりも主人公が暗めだったのであまり好きになれず。

更に、上司というイケメンから何度も言い寄られるというシチュエーションもイマイチ好きになれず、しかもその上司がやたらと彼女に対して「ブス」と言うのがイライラしました。

この小説って誰が読んだら楽しめるんだろう??

ある程度自分の容姿に自信がある女性? それともブスが好きな男性?

共感できる所も多いですけど、共感したくないし、言葉がとにかく不快でした。

最後まで救いが無かったので、暗い気持ちのまま終了。

シリーズ化されているようですが、私はもういいかな?


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タグ:ゆきた志旗
posted by DONA at 14:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:その他