2019年09月27日

横関大「チェインギャングは忘れない」

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 横関大 著
 「チェインギャングは忘れない」
 (講談社文庫)


護送車が襲われ、五人の受刑囚が脱走した日、シングルマザーの早苗は記憶喪失の青年・修二と出逢う。母子は次第に彼に心を惹かれていく。一方、池袋署の刑事たちは連続殺人犯“サンタクローズ”を追っていた。二つの事件が交錯するとき、チェインギャングたちが動き出す。過去と現在を繋ぐ爽快な真相とは。−裏表紙より−


チェインギャングとは、鎖につながれた囚人という意味だそうです。




かなり前に読んだので、内容が思い出せず。感想も書けないので、時間があるときに軽く再読して書きます。




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タグ:横関大

2019年09月25日

香月日輪「ファンム・アレース 2」

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 香月日輪 著
 「ファンム・アレース 2」
 (講談社文庫)



失われたグランディエ王朝最後の王女ララは、何者かに付け狙われていた。王家の暗い歴史と自らにかけられた謎を解くには、時の魔法によって王家創始期に立ち返ってみるよう助言を受けたララ。術法の使い手魔導士ベビカに会うため剣士バビロンと旅路を急ぐが―。運命の少女が繰り広げる神秘と魔法の冒険物語!


シリーズ2作目。前作では、ララとバビロンがどんな人物なのか、ということを中心に描かれていて、それぞれの考え方や性格などがわかってきました。

実際の旅自体はあまり進まず。旅を続けることでララに何が起こるかもわかっていません。

今回もなかなか進まない旅。追われる立場なので、出来るだけ先に進みたいはずが、途中で困っている人や村などを見てしまうと、ララが放っておけなくてつい寄り道して助けてしまいます。

そういう能力があるのですから、人助けに使うべき!とは思いますが、どんどん敵が迫ってきていそうで心配になります・・。人助けの時は、バビロンよりもララの方が頼りになるので仕方ない気もします。


少しずつ進んでいく中で、ララがなぜ命を狙われるのか?や、旅の目的などが少しわかってきました。

でも、相変わらずどうなればララが救われるのか、幸せになれるのかはわかりません。


バビロンとの関係にも変化がありそうですし、ララの幸せを見届けるためにも続きを読んでいきます。


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posted by DONA at 16:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:香月日輪

2019年09月12日

買った本

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 近藤史恵 著
 「シャルロットの憂鬱」
 (光文社文庫)


大好きな作家さんです。文庫になるのを待っていました。素早く購入です。


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 山口恵以子 著
 「愛は味噌汁 食堂のおばちゃん3」
 (ハルキ文庫)


シリーズ第3弾。久しぶりすぎて、忘れていること多すぎでした。


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 今井絵美子 著
 「行合橋 立場茶屋おりき」
 (ハルキ文庫)


シリーズ第2弾。こちらも久しぶり過ぎて、忘れていることが多すぎでした。


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 今野敏 著
 「流行作家は伊達じゃない」
 (ハルキ文庫)


これは、安積班の書下ろしがあるということで購入。でも、エッセイには興味がないので、短編だけ読んで終わりました。

2019年09月11日

近藤史恵「スーツケースの半分は」

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 近藤史恵 著
 「スーツケースの半分は」
 (祥伝社文庫)


30歳を目前にした真美(まみ)は、フリーマーケットで青いスーツケースに一目惚(ひとめぼ)れし、憧(あこが)れのNYへの一人旅を決意する。出発直前、ある記憶が蘇(よみがえ)り不安に襲われるが、鞄のポケットから見つけた一片のメッセージが背中を押してくれた。やがてその鞄は友人たちに手渡され、世界中を巡るうちに“幸運のスーツケース”と呼ばれるようになり……。人生の新たな一歩にエールを贈る小説集。−裏表紙より−



9話からなる短編集です。1話ずつ独立していますが、少しつながってもいます。

話の主人公になるのは「青いスーツケース」 とはいえ、スーツケースがしゃべるわけでも、意思を持っているわけでもありませんが。 全編を通して出てくるのはこのスーツケースだけなのです。

表紙にも描いてありますが、私はもう少し明るいblueのイメージで読んでいました。夏の空のような。

始めにこのスーツケースに会ったのは、夫に海外旅行を止められて落ち込む女性。フリマで見かけて思わず買ってしまい、それをきっかけにして、友人から勧められた1人旅へ出かけます。


二話目からは、一話目で1人旅をした女性の友人たちがそのスーツケースを借りて旅をする様子が描かれ、後半には海外に住む女性や、最終的にはスーツケースのルーツも描かれています。


スーツケースはいつしか「幸運のスーツケース」と呼ばれるようになり、スーツケースを持って旅する人たちの出会いや、進むべき道の発見や、訣別など、人生の大切な決断を見届けます。


様々な考えや想いを持って旅する人たちが次々と人生を切り拓いていく様子は読んでいてもスッキリしました。

こんな風に有意義な旅が出来るのは素敵だな〜という気持ちにもちょっとさせられました・・・・・が、私は超出不精のインドア派、おうち大好き人間なので、旅に出ることはないだろうとも思います。


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posted by DONA at 15:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:近藤史恵

2019年09月03日

8月のまとめ

愛は味噌汁 食堂のおばちゃん(3) (ハルキ文庫)愛は味噌汁 食堂のおばちゃん(3) (ハルキ文庫)
3作目。前作が一子さんの若かりし頃の話になっていたからか、登場人物がちょっと思い出せず。でもまあ何とかなりました。勝手に二三さんの子どもが息子だと思っていたので娘さんが登場してびっくりでした。忘れるの早い・・。今回も美味しそうな料理がたくさん出てきてお腹がすきました。
読了日:08月01日 著者:山口恵以子


シャルロットの憂鬱 (光文社文庫)シャルロットの憂鬱 (光文社文庫)の感想
名前と犬種が合わない気がして、ずっと大きくてふさっとした白い犬を想像してしまっていました。シェパードなんでした・・。犬を飼うことはないでしょうけど、犬の話を読むとかわいいな〜と思います。
読了日:08月06日 著者:近藤 史恵


完全無罪 (講談社文庫)完全無罪 (講談社文庫)の
冤罪・・人が人を裁く上で起こりうることではあるのですが、無実の人が刑を受けるって、刑務所で不自由な生活を送るだけではない計り知れない辛さがあります。被害者の立場から考えても、冤罪を受けた側から考えても苦しい展開が続きました。最後まで暗い展開だったのが残念でした・・。でも、ぜひ読んでもらいたい作品です。
読了日:08月13日 著者:大門 剛明


流行作家は伊達じゃない (ハルキ文庫)流行作家は伊達じゃない (ハルキ文庫)
安積班シリーズの書下ろしだけ読みました。やっぱり安積班長は若いころから熱い人!
読了日:08月15日 著者:今野 敏


行合橋―立場茶屋おりき (時代小説文庫)行合橋―立場茶屋おりき (時代小説文庫)
前作を読んだのが昔過ぎて、だれが誰だかわからない状態。それでも、内容は面白かったので読めました。おりきさんの心の清らかさに救われていく人たち。いなくなった人も幸せになってほしいものです。
読了日:08月22日 著者:今井 絵美子


ぶたぶたのティータイム (光文社文庫)ぶたぶたのティータイム (光文社文庫)
今回のぶたぶたさんは、イギリス菓子と紅茶の店をやっています。美味しそうなスイーツがいっぱい! レモンなんとかというケーキ、作り方が知りたい! 巻末にレシピ載せてくれたらいいのに・・。
読了日:08月24日 著者:矢崎 存美




全部で6冊。とはいえ、今野敏の本を入れてですから、少ないな〜。

それよりも、感想文が書けていないのが気になる・・。

posted by DONA at 14:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:まとめ