2019年03月06日

加藤実秋「モップガール」

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 加藤実秋 著
 「モップガール」
 (小学館文庫)


なんなのこの人たち? なんなのこの会社!?
高級優遇・初心者歓迎・・求人広告に誘われて、フリーターの桃子が就職した先は、事件・事故現場の後始末が専門の掃除会社だった。そこで働くのは、超犬好きの社長を筆頭に、売れない役者の重男、ギャルの未樹、イケメンだが不愛想な翔と、変人ばかり。 ようやく仕事にも慣れてきた桃子だったが、ある事件現場の清掃中、フラッシュバックに襲われる。  個性豊かな清掃員達が、桃子に起こる超常現象を手がかりに、事件や事故の謎に挑む日本初!お掃除サスペンス。
−裏表紙より−


初めましての作家さんです。


事件現場の掃除をする会社に入ることになった桃子。事件現場の掃除。たまに2時間ドラマなどで見かけますが、確かにいないと困る人たちですね。ただ、自分でやりたくない・・。清掃業者でも断る所が多いというのは納得できます。

桃子が入ったのは、変な社員ばかりの会社でした。まず社長。彼はほぼしゃべらない謎の多い人物。ただただ犬が大好きというのだけはわかります。そして、売れない役者で次の仕事の役柄になりきって性格さえも変わる重男、事務をやっているギャルの未樹、イケメンだけど性格がよくわからないこちらも謎の多い翔、という4人。そこに入った桃子も見た目は大人しくてまじめですが、実は時代劇マニアという珍しい女性。

私も時代劇は好きなので出てくる話は結構知っていましたが、さすがに彼女ほどのマニアではない・・。でも血生臭い事件の中で、彼女のマニアっぷりがちょっと話を軽くしてくれている気がしました。

そんな彼女は初めての現場以来、体調に異変が起こるようになりました。そこからどんどん事件に入り込んでいきます。変人たちと事件を解決していく桃子の成長も楽しめるようになっています。


マニアな感じと変人たちの様子が面白かったので、続編も読んでみようと思います。


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タグ:加藤実秋