2018年07月31日

買った本

本屋さんに行く時間も減ってきましたし、ブログを書く時間も減ってきて(いや、時間はあるんですけど、暑さにやられてるのか・・)、感想が溜まり中。4月に読み終わった本さえ書けていないし。

とりあえず、ネットで買ったものを含めてご紹介。

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 近藤史恵 著
 「ねむりねずみ」
 (創元推理文庫)


この作家さんの作品はたくさんあるのに、本屋さんで見かけない物が多い・・。ネットで購入しました。



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 太田愛 著
 「犯罪者 上下」
 (角川文庫)


ずっと探してたのに見つからず、あきらめてネットで購入。読み応えのある作品でした。



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 安住洋子 著
 「み仏のかんばせ」
 (小学館文庫)


この作家さんの本もなかなか見つかりません。ネットでも販売していないことが多いです。中古本が読めない(神経質で・・)私には、読めずに終わる本が多そうです。



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 矢崎存美 著
 「森のシェフぶたぶた」
 (光文社文庫)


ぶたぶたさん最新刊。シリーズ20周年だそうな。すごいですね〜。

なんかこのラインナップって、今月読んだ本のまとめと同じになりそう・・(苦笑)

2018年07月25日

知念実希人「優しい死神の飼い方」

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 知念実希人 著
 「優しい死神の飼い方」
 (光文社文庫)


犬の姿を借り、地上のホスピスに左遷・・もとい派遣された死神のレオ。戦時中の悲恋。洋館で起きた殺人事件。色彩を失った画家。死に直面する人間を未練から救うため、患者たちの過去の謎を解き明かしていくレオ。しかし、彼の行動は、現在のホスピスに思わぬ危機を引き起こしていた―。天然キャラの死神の奮闘と人間との交流に、心温まるハートフルミステリー。−裏表紙より−


初めましての作家さんです。

死神が左遷されて、犬の姿にされて現世へ・・まあ犬の姿になるのは珍しいかもしれませんが、死神が何かに憑りついたり、変身したりして人間の世界にやってくるのはよくあるパターンですね。

こういうタイプの話が嫌いじゃないから楽しく読めました。

ただ、話の舞台がホスピスということで、病気の人たちが余生を静かに暮らしている状態の所に死神というのはちょっと・・とは思いました。

暗い話なんだろうと思いつつ読み始めたら、いきなりコミカルな展開と文章。なるほど、だから犬の姿になったんだと納得させられました。

ともすれば暗くなりがちな話を、犬の行動で明るくさせてくれるんです。この死神はレオという名前を付けられかわいがられます。ゴールデンレトリバーということで、多分本当は可愛いのでしょう。

でも、文章はレオ目線で進む上に、本当は死神ということで、どうしてもおじさんっぽい描き方になっていて、私の頭の中ではすっかりおっさんが出来上がっていました。

時々「しゅうくりーむ」を欲しがる様子とかが描かれて「あ、犬だったんだ」と思わされる感じでした。


ホスピスで暮らしている患者たちの悩みをレオが推理して解決していき、安らかな死を迎えさせてあげるわけですが、始めは曲者っぽい人たちも実は良い人だとわかっていくので、感情移入してしまい、いつかは亡くなるのが辛くなっていきました。

最後まで亡くならずにぼんやりと終わってくれると良いと思いつつ、でもそれだとこの話としては終われないとも思えて、辛い辛い、でもある意味ハッピーエンドでもあり、色んな種類の涙が流れてしまいました。

この話はシリーズになっているとか。どうやら次は猫らしい・・どういうことなのか気になったので、手に入れることにしました。


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タグ:知念実希人

2018年07月17日

上橋菜穂子「炎路を行く者 守り人作品集」

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 上橋菜穂子 著
 「炎路を行く者 守り人作品集」
 (新潮文庫)



『蒼路の旅人』、『天と地の守り人』で暗躍したタルシュ帝国の密偵、ヒュウゴ。彼は何故、祖国を滅ぼし家族を奪った国に仕えるのか。謎多きヒュウゴの少年時代を描いた「淡路の旅人」。そしてバルサは、養父と共に旅を続けるなか、何故、女用心棒として生きる道を選んだのか。過酷な少女時代を描いた「十五の我には」−やがてチャグム皇子と出会う二人の十代の頃の物語2編。−裏表紙より−


ヒュウゴね〜・・・。はっきり言って「誰だっけ?」状態で読み進めました。最後まではっきり思い出せず。

それでも「守り人シリーズ」の世界観がわかっていれば、十分楽しめますし、多分バルサたちにとって厄介だったであろうヒュウゴのことが好きになりました。


物語の冒頭から不穏な雰囲気。そして悲しい結果が待っていました。ほんと、戦争って残酷です。命からがら逃げだしたヒュウゴはまだ命を狙われている中、リュアンという女性に助けられました。

彼女はタラムーという生物を通してしか話すことが出来ない不思議な存在。彼女の雰囲気はタンダに似ているかも。軟らかくて優しい雰囲気が一気に好きになりました。

そんな彼女がもっと活躍してくれたら良かったのですが、ほとんど出てこなくて残念。


ヒュウゴは少年時代から過酷な人生を歩んできたので、裏の社会では一気にボス的存在になりました。でも自分の生きていく道がなかなか見つからず悩む日々。

そんな彼が選んだ道は、シリーズの中で出てくるわけですが、彼なりに信じた道だということがわかったので良かったかな?



そしてもう1話は、バルサの少女時代の話。とはいえ、少女とは思えないくらいのしっかりぶりなんですけどね。

それだけ過酷な人生を生きてきたということなんですが、もっと幼いままで生きられたら良かったのにと少し寂しい気持ちにもなります。

そうなったら、チャグムたちが救われなかったかもしれませんし、難しい所です。

バルサの話は短くて、もっと読んでいたくなりましたし、またバルサの活躍を読みたいと強く願ってしまいました。続編書いてくれないかな??


<守り人シリーズ>
「精霊の守り人」
「闇の守り人」
「夢の守り人」
「虚空の旅人」
「神の守り人 上−来訪編」
「神の守り人 下−帰還編」
「蒼路の旅人」
「天と地の守り人 第一部ロタ王国編」
「天と地の守り人 第二部カンバル王国編」
「天と地の守り人 第三部新ヨゴ皇国編」
「流れ行く者 守り人短編集」


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posted by DONA at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:上橋菜穂子

2018年07月02日

6月のまとめ

魔法使いの陰謀 (フェアリーテイル) (創元推理文庫)魔法使いの陰謀 (フェアリーテイル) (創元推理文庫)
この巻が一番面白かったかも。一応最終巻ということにはなっていますが、後一冊出るとか。ぜひそうしてもらいたい!と強く願うくらい面白くなってきました。ソフィとマイケルの仲も気になりますしね。
読了日:06月08日 著者:シャンナ・スウェンドソン


まひるまの星 紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫)まひるまの星 紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫)
ずっしりと重い内容ながら、今までで一番面白かったかも?と思えるくらい次々読めました。ここまで心砕いて人を思いやれる老人になれたら素敵だろうな・・。お草さんにはいつまでも元気で溌溂と過ごしてもらいたいです。
読了日:06月16日 著者:吉永 南央


神様の裏の顔 (角川文庫)神様の裏の顔 (角川文庫)
この作家さんは面白い書き方をするな〜と感心。続きが気になって次々読んでしまいました。所々、読みにくいというか人間の裏側が見えて嫌になることがあるのですが、最後のどんでん返しが面白かった。結局誰が犯人なんだろう?と思っていたら、そうきたか・・。まさに裏の顔なんだけど、「神様の」と前に付いていることでミスリードされた感じ。
読了日:06月20日 著者:藤崎 翔


秋葉原先留交番ゆうれい付き (角川文庫)秋葉原先留交番ゆうれい付き (角川文庫)
この作家さんにしては珍しいタイプの話でした。オタクの人たちに対する嫌悪感はちょっと言いすぎな気はしましたが、他の部分ではキャラクターも面白くて、ホロリと泣ける部分もあって楽しめました。続いてくれそうな雰囲気なので、楽しみに待つことにします。
読了日:06月23日 著者:西條 奈加


ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや (ハルキ文庫 さ 19-3 時代小説文庫)ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや (ハルキ文庫 時代小説文庫)
初めての作家さんだったせいか、なかなか入り込めず。でも気づけば登場人物たちが大好きになっていて、一気読みでした。ホロリとさせられる部分もあり、面白かったです。シリーズ追いかけようと思います。
読了日:06月29日 著者:坂井希久子




全部で5冊。少しは増えたけど・・。家でも結構読んだと思ったんですがなかなか増えませんね〜。

印象に残ったのは「魔法使いの陰謀」「ほかほか蕗ご飯」です。

posted by DONA at 16:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:まとめ