2018年05月17日

今野敏「マル暴 甘糟」

978-4-408-55385-6.jpg

 今野敏 著
 「マル暴 甘糟」
 (実業之日本社文庫)


甘糟達夫は「俺のこと、なめないでよね」が口ぐせのマル暴刑事だ。ある夜、多嘉原連合の構成員が撲殺されたという知らせが入る。コワモテの先輩・群原虎蔵と捜査に加わる甘糟だが、いきなり組事務所に連行されて―!? 警察史上、もっとも気弱な刑事の活躍に笑って泣ける<マル暴>シリーズ第一弾!<任侠>シリーズの阿岐本組の面々も登場!−裏表紙より−


この作家さんはシリーズが多いので、なかなか追いつきません。やっと新たなシリーズを読んでみました。

今回の主人公は、マル暴の刑事。得意の任侠ものですね。

マル暴刑事というと、どちらが暴力団関係者かわからないような風貌をしているイメージですが、この甘糟は細身で優しい顔をしている珍しい刑事です。

なので、よくヤクザさんたちからなめられてしまい、口ぐせが「俺のことなめないでよね」という何とも可愛らしい言葉。

真面目に真摯にヤクザさんたちとも向き合うので(本人に自覚無しですが)、意外と信頼されていて、よくスカウトされるという面白い人。

先輩刑事や、捜査本部の他の部署の刑事たちにも気を使って、ヤクザさんたちには精一杯気を張って、日々「向いてないな」と思いながら刑事を続けています。

あらすじでは「気弱」な刑事となっていますが、気弱ではなく真面目という感じです。芯がしっかりしているので、ブレないのが魅力です。

事件は二転三転しながらも、マル暴たちがうまくコントロールして穏便に解決させていきます。


彼の活躍は今後も楽しみです。また文庫化したら読もうかな?


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

posted by DONA at 15:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:今野敏