2018年04月26日

似鳥航一「東京バルがゆく 会社をやめて相棒と店やってます」

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 似鳥航一 著
 「東京バルがゆく 会社をやめて相棒と店やってます」
 (メディアワークス文庫)


大手メーカー正社員の座を捨て、独立を決意した貝原。始めたのはカフェ兼酒場、つまりスペイン風のバル。それも移動屋台という意外なものだった。  怪しげな風体の青年を相棒に、都内を流す。大都会東京は24時間眠らない。そこで暮らす人々は多種多様、思いがけぬ出来事に遭遇することもある。でも、出会いは一期一会。貝原は青年ならではの純朴さで客に振る舞うのだ。料理と酒とちょっとだけおせっかいを添えて。  なんとかなるし、明日は変わらずやってくる。そんな気持ちにさせてくれる、大都会のささやかな出会いの物語。−裏表紙より−


「和菓子シリーズ」の作家さん。文章は嫌いじゃないのですが、人物像が掴みにくいと思っていました。この作品でもやはりそんな感想になってしまいました・・・。


大手メーカーで給料もそれなりに高く、安定した生活を送っていた貝原は、急に会社を辞めて店を開くことにしました。題名によると相棒とやるために辞めたかのようですが、実際には一人で店をやるつもりで会社を辞めたようです。

それも、スペイン風のバル。どんな店だろう?イマイチ想像しにくい店です。「スペイン料理食べに行こうか!」って言ったことないな〜なんて思いながら読み進めました。

ピンチョスは聞いたことありますが、なんか前菜っぽい物かな?という程度の知識。なので、色々料理が出てきても映像が浮かばず魅力を感じませんでした。

説明を読んでも想像できず。やはり少しでも知識が無いと想像しにくいのでしょうね。


題名に出てくる“相棒”ですが、読んでいると“相棒”というより、居候とか厄介者といった感じ。ただ店に入り浸っているだけの邪魔奴。小学生からの幼馴染の阿南という彼は、時々鋭いことを言っているので、今後も貝原を助けてうまくやっていくのかな?と思っていたら、本気で邪魔な奴みたいな記述もあって、よくわからない存在でした。彼っている?って思ってしまったんですよね。

でも最後にはなるほど、必要だねとも思えて、結局彼の人柄もわからず魅力を感じませんでした。

これはシリーズ化しているようで、続きもあるのですがもう読まないかな??


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タグ:似鳥航一

2018年04月18日

小路幸也「スタンダップダブル! 甲子園ステージ」

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 小路幸也 著
 「スタンダップダブル! 甲子園ステージ」
 (ハルキ文庫) 


対照的なキャラの双子――エースの青山康一とセンターの健一を擁する神別高校野球部は、北北海道大海を勝ち抜き甲子園へ!彼らが優勝を目指す特別な「理由」を知る前橋絵里は、全国紙のスポーツ記者。彼女の前に、神別高校の監督・田村と高校時代にチームメイトだったスポーツライター・塩崎が現われ、周囲をしつこくかぎ回りはじめる。塩崎は、田村との間に因縁があるらしく……。野球を知らなくても楽しめるハートフル・エンターテインメント、感動のクライマックス!−裏表紙より−


この本の前に何冊か別の本を読んだのですが、ややこしいので先にこちらの感想を書いてしまいます。


1作目で甲子園へ出場することが決まった彼ら。甲子園に行くことが目標ではなく、あくまで優勝することが目標の彼らは淡々と甲子園へ向かいます。

鉄壁のセンターラインを持っている強い彼らですが、さすがに全国の予選を勝ち抜いてきた本戦では勝つのが難しい状況に。でも強い思いで優勝を狙っているので、ますます団結力は固くなり、思わぬ強さも発揮し始めます。

新たに監督になった田村の采配も素晴らしくて、何度も「なるほど!」と思わされました。現実にもこういう人いないのか!?いたらぜひあの球団の監督になってもらいたい!

選手たちの気持ちもしっかり理解して、適材適所に選手を割り振って、確実に点を取っていく様子は爽快でした。

なかなかこんな風に点を取っていくことも、勝っていくことも出来ないとは思うので、あまりにも出来すぎな感じがぬぐえませんが、この話の場合は出来すぎじゃないと成立しませんから、これで良いと思います。

これ以外の終わり方はないでしょう。

途中、記者と選手の視点がころころ変わるので、ちょっと話が途切れる感じがしたのは残念でしたが、すっきりした終わり方が早く読みたくてほぼ一気読みでした。


詳しくなくても楽しめますが、多少野球のことは知らないと、楽しさは半減するかも。野球用語も多いですし、監督の戦略に「なるほど」と納得できないと意味がわからないと思います。

多少、野球が好きな人は楽しめると思うので読んでみてはどうでしょう? 特に高校野球ファンは楽しめそうです。


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2018年04月16日

小路幸也「スタンダップダブル!」

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 小路幸也 著
 「スタンダップダブル!」
 (ハルキ文庫) 


三十一歳を目前に北海道支局に「飛ばされ」た、全国紙スポーツ記者の前橋絵里。そこで出会った弱小の神別高校野球部が、旭川支部予選を勝ち上がっていく。彼らの不思議な強さの「秘密」に惹かれた絵里はやがて、ナインが甲子園を目指す特別な「理由」を知る。その中心には、見た目はそっくりで性格が対照的な、エースの青山康一とセンターの健一という双子がいて……。野球を知らなくてもワクワクして元気が出るハートフル・エンターテインメント、待望の文庫化!−裏表紙より−


題名の「スタンダップダブル」って何?と一瞬思ってしまいました。「スタンディングダブル」のことなんですね。ツーベースヒット、しかも滑り込まずにセーフになることです。

というように、野球をある程度知っていないと楽しめない内容だと思います。

高校野球について描かれています。北海道のあまり強いという評判がなかったある高校の話です。

取材に行った記者・前橋が、彼らの強さに気づいたところから始まります。

センターの選手が、打者が打つ前から守備に指示を出して、ほとんどをアウトにしてしまうのです。彼の双子の弟がピッチャーで、天才的な能力を発揮しますし、守備も完璧。

お陰でほとんど点を取られることなく、試合に勝っているのです。

そして何よりも彼らの団結力はとても固くて、それも強さの要因となっています。

なぜ彼らの団結力はここまで固いのか? 調べていくと、過去に悲しい出来事がありました。


この巻では、甲子園に出場するまでのことが描かれています。純粋な彼らの様子は読んでいて応援したくなりました。

甲子園で優勝するのが彼らの目標なのですが、それは難しいだろうと思いつつも、何とか納得できる終わり方をしてほしいと強く願いつつ読み終えました。


続きは「スタンダップダブル! 甲子園ステージ」で。


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2018年04月12日

ジョアン・フルーク「ダブルファッジ・ブラウニーが震えている」

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 ジョアン・フルーク 著
  上條ひろみ 訳
 「ダブルファッジ・ブラウニーが震えている」お菓子探偵ハンナシリーズ18
 (ヴィレッジブックス)


母ドロレスとドクの結婚式をサプライズで計画したハンナたち。式を挙げる予定のラスベガスに向かっている幸せいっぱいの母とドクを見ていたハンナは、自分自身も一生に一度の大恋愛をしてみたいと思うようになっていた。ハンナにとって大切な二人の男性はプロポーズしてくれたし、彼らのことは愛しているけれど・・。そんなとき、ラスベガスで思いもよらない出来事が! ハンナの恋、ついに決着!?―−裏表紙より−


前作のあとがきにハンナの恋に新展開が!?と書いてあったので、楽しみにしていました。長い間、進展がなくモヤモヤした状態でしたから。

でも、この展開だったら、モヤモヤの状態の方がマシだったかも・・。


今回はドロレスの結婚式に参加するところから話は始まります。旅行先のラスベガスで再会したのが、ハンナの元恋人・ロス。

彼との恋は終わったはずだったのに、何だか口のうまい彼にどんどん惹かれていくハンナ。

地元にはマイクとノーマンがいるでしょ!と何度思ったことか。

一旦、ロスと別れて家に帰ったら、彼のことを引きずりながらも、マイクやノーマンにも良い顔をして見せるハンナに、正直イライラさせられました。

マイクはともかく、ノーマンは誠実で一途な人なのに、そんな人をだますなんて。


事件も起きて、ハンナも巻き込まれていくのですが、今回は事件なんてどうでもいいと思うくらい、恋の行方が気になるというか、イライラさせられっぱなしでした。


そして、最近ずっと同じですが、相変わらず仕事をしないハンナ。もう少し店の仕事の様子を描いてほしいです。


このままいったら、たぶん想像する通りの展開になるとは思いますが、そうなったときの周りの状態やハンナの対応など気になることがたくさんあります。次の巻を読んでみて、その展開によっては読むのをやめてしまうかも??


<お菓子探偵ハンナシリーズ>
「チョコチップクッキーは見ていた」
「ストロベリーショートケーキが泣いている」
「ブルーベリー-マフィンは復讐する」
「レモンメレンゲ・パイが隠している」
「ファッジ・カップケーキは怒っている」
「シュガークッキーが凍えている」
「ピーチ・コブラーは嘘をつく」
「チェリー・チーズケーキが演じている」
「キーライム・パイはため息をつく」
「キャロットケーキがだましている」
「シュークリームは覗いている」
「プラムプディングが慌てている」
「アップルターンオーバーは忘れない」
「デビルズ・フードケーキが真似している」
「シナモンロールは追跡する」
「レッドベルベット・カップケーキが怯えている」
「ブラックベリー・パイは潜んでいる」


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2018年04月10日

矢崎存美「ぶたぶたラジオ」

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 矢崎存美 著
 「ぶたぶたラジオ」
 (光文社文庫)


東京のAMラジオ局で、朝の帯番組のパーソナリティを務める久世遼太郎は、木曜日の新しいゲストに、山崎ぶたぶたという人物(?)を迎えることになった。ぶたぶたの悩み相談コーナーは、一味違う答えがもらえる、とすぐ大人気に。今日もラジオに耳を澄ませると、ぶたぶたの渋い声が聞こえてくる。それだけで、不思議と心が落ち着くんだな。胸に響く三編を収録。−裏表紙より−


「ぶたぶたの本屋さん」の続編です。

「ぶたぶたにきいてみよう」「運命の人?」「ずっと練習してたこと」の3編収録。


今回は本屋さんのことはほとんど出てきません。ラジオのパーソナリティとしてのぶたぶたさんの活躍が描かれています。

ラジオのパーソナリティってぶたぶたさんにぴったりな職業ですね。リスナーには姿が見えないですから、どんな姿かたちをしていても声さえ良ければオッケーです。

しかも、人生経験豊富なぶたぶたさんは、リスナーの悩みを解決するのが得意です。

本人は「僕で大丈夫だろうか?」と心配をし続けていますが、説得力のある声と答えでみんな癒されていきます。

今回は3話で、同じ番組でパーソナリティを務める2人の悩みにも答えていきますし、更にリスナーの悩みも解決。

小さな悩みも、真剣で深い悩みも解決してくれるので、ぶたぶたさんの悩み相談コーナーは大人気となっていきます。


ラジオって学生時代以来ほぼ聞くことはなくなりましたが、たまには聞いても面白そうかもと思えました。ぶたぶたさんがやってくれるなら聞きたいです。

でもたぶん「僕はぶたのぬいぐるみです」と告白されても信じないでしょうけど・・。


さ、次はどんな職業のぶたぶたさんに会えるのかな? 楽しみです。


<ぶたぶたさんシリーズ>
「ぶたぶた」
「刑事ぶたぶた」
「ぶたぶたの休日」
「夏の日のぶたぶた」
「クリスマスのぶたぶた」
「ぶたぶた日記」
「ぶたぶたの食卓」
「ぶたぶたのいる場所」
「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」
「訪問者ぶたぶた」
「再びのぶたぶた」
「キッチンぶたぶた」
「ぶたぶたさん」
「ぶたぶたは見た」
「ぶたぶたカフェ」
「ぶたぶた図書館」
「ぶたぶた洋菓子店」
「ぶたぶたのお医者さん」
「ぶたぶたの本屋さん」
「ぶたぶたのおかわり!」
「学校のぶたぶた」
「ぶたぶたの甘いもの」
「ドクターぶたぶた」
「ぶたぶたの花束」
「居酒屋ぶたぶた」
「海の家のぶたぶた」


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2018年04月06日

買った本

先月は買った本を紹介する時間もなく・・。本屋さんもほとんど行けなかったのですが。

とりあえずまとめてご紹介します。

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 宮下奈都 著
 「羊と鋼の森」
 (文春文庫)


単行本のときからずっと気になっていた作品。文庫になったので購入しました。面白かったです。


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 柴田よしき 著
 「桃色東京塔」
 (文春文庫)


やっぱりこの作家さんの文章は好きだと改めて感じられました。古い作品ですが面白かったです。


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 西條奈加 著
 「六花落々」
 (祥伝社文庫)


今読んでいます。きれいな文章と物語にわくわくしながら読み進めています。


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 知念実希人 著
 「優しい死神の飼い方」
 (光文社文庫)


ネットでの感想を読んで面白そうだったので購入しました。怪しい題名・・。


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 西條奈加 著
 「ごんたくれ」
 (光文社時代小説文庫)


お気に入りの作家さんなので、見つけたら買っています。



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 上橋菜穂子 著
 「炎路を行く者―守り人作品集―」
 (新潮文庫)


なかなかきれいな状態の本が見つからず、やっと購入できました。守り人作品集とはいえ、バルサはあまり出てこないのかな??

2018年04月04日

椹野道流「時をかける眼鏡 華燭の典と妖精の涙」

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 椹野道流 著
 「時をかける眼鏡 華燭の典と妖精の涙」
 (集英社文庫)


かつての宗主国アングレから、国王の同意がなければジョアンとヴィクトリアの結婚を認めないとの通告が入った。ロデリックは、キャスリーンお披露目の舞踏会にアングレ特使を招待し、その席で言質をとろうと一計を案じる。が、キャスリーンがアングレ特使を怒らせてしまい、窮地に立たされた一同。謝罪の代わりに伝説の宝物「妖精の涙」を差し出すように言われ・・。−裏表紙より−


まだ5作目なんですね。というくらい、色々起こっている世界です。

でも、1つ1つの出来事はあっさり終わるんですけどね。

今回もまたややこしい展開になった・・と思って、わくわくしながら読み進めたら、やっぱりあっさりと終了。

前振り長すぎでしょう! 今回は特にそう思いました。


やっと収まるところに収まりそうになったヴィクトリアに、難癖をつけてきたのは結婚を断られた形となったアングレ国王。

それほどまでにヴィクトリアに執着していたのかと思ったら、実は宝物が目当てでした・・。

なるほど。と納得。

その宝物を取りに行くのはものすごく大変だということがそこからたくさん描かれていきます。

離れ小島にある時点で大変なのに、そこを守っているはずの人が死体となって発見されて・・・大変!

でもまあ、死体が出ないと遊馬の出番はないですから、一作に一人は亡くなることになるわけで。

今回は解剖しても何が変わるわけでもない感じの上に、宝物もあっさりゲットしてしまって、何とも尻つぼみな展開でした。


ここまで色々文句言いつつ、でも何だか彼らの魅力にやられてしまった身としては、まだ続きも読んでいくつもりです。


<時をかける眼鏡>
「医学生と、王の死の謎」
「新王と謎の暗殺者」
「眼鏡の帰還と姫王子の結婚」
「王の覚悟と女神の狗」


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2018年04月02日

3月のまとめ

>嫌な女 (光文社文庫)嫌な女 (光文社文庫)
長かった〜。面白くないわけではないのですが、どうしても夏子が好きになれず、徹子先生も好きになれず、話が入ってこない感じでした。夏子もそれほど嫌な女ではないんだね、と思えるほど私は大人じゃないのかも。今度は何をやったんだろう?と興味はもてますが、肩を持ちたくなる気持ちはわかりません。
読了日:03月14日 著者:桂 望実


あきない世傳 金と銀(五) 転流篇 (時代小説文庫)あきない世傳 金と銀(五) 転流篇 (時代小説文庫)
なるほど・・と感心するような商売の知恵がたくさん出てきて、それを思いつける幸はさすがです。操り人形としてだけではない旦那さんの活躍もありますし、妹やお竹どんの活躍も良かったです。最後がまた気になる終わり方をしたので、早く続きが読みたいです。
読了日:03月17日 著者:田郁


桃色東京塔 (文春文庫)桃色東京塔 (文春文庫)
やっぱりこの作家さんの文章は読みやすいと再認識。警察小説なのでしょうが、それだけではなく恋愛小説でもあり、色んな要素があって楽しめました。グイグイと読まされる感じでした。ある程度の田舎には住んでいますが、過疎の村のような場所は経験がないので、そんな想いで暮らしているのかと考えさせられました。
読了日:03月24日 著者:柴田 よしき


羊と鋼の森 (文春文庫 み)羊と鋼の森 (文春文庫)
文章や表現がとてもきれいで、読んでいて暖かい気持ちになりました。ピアノ調律師の成長物語なのですが、特に大きな盛り上がりが無くても次々読んでしまいました。調律にそこまでの想いが無かったのでちょっと反省・・。そろそろ調律頼まないと。
読了日:03月30日 著者:宮下 奈都


というわけで、4冊。相変わらず少ないです。4月こそは!

特に印象に残ったのは「あきない世傳金と銀(五)」「羊と鋼の森」です。

posted by DONA at 15:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:まとめ