2017年03月17日

買った本

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 今野敏 著
 「触発」
 (中公文庫)


初めてのシリーズです。読み終わりましたが、なかなか面白かったです。


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 二宮敦人 著
 「一番線に謎が到着します」
 (幻冬舎文庫)


二作目から読んだシリーズ。やっと一作目を手に入れて読んでいます。


最近、忙しくてなかなか感想が書けません。読むのも遅くなっていますが、ブログはもっと遅くて・・。そのうち書きます。

2017年03月09日

西條奈加「三途の川で落しもの」

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 西條奈加 著
 「三途の川で落しもの」
 (幻冬舎文庫)


大きな橋から落下し、気づくと三途の川に辿り着いていた小学六年生の叶人は、事故か自殺か、それとも殺されたのか死因がわからず、そこで足留めに。やがて三途の渡し守で江戸時代の男と思しき十蔵と虎之助を手伝い、死者を無事に黄泉の国へ送り出すための破天荒な仕事をすることになる。それは叶人の行く末を左右する運命的なミッションとなった。−裏表紙より−


人にはそれぞれ人生があって、その人生を全うしたら静かな眠りにつくことが出来ますが、なかなかそうあっさりと未練なく眠りにつくわけにはいかないという人もたくさんいます。

そういう人は、三途の川の途中で船が転覆してしまうため、その原因を取り除いて安らかにあの世へ行ってもらう必要があります。

その仕事を小学六年生にして三途の川までやって来た叶人が手伝うことになりました。現実の世界に降りる必要があるため、最近まで現代にいた彼は役立つのです。

短い話、一つ一つに1人の人生が描かれていて、どんな未練を持っているのか、どうやってその未練を無くすのかを読むことができます。

「死」にまつわる話ですから、一話ごとにずっしり重くて、しんみりする内容ばかり。イライラするものもありましたが。

他人の死に関わっている間に、叶人は自分の「死」についても考えることに。彼は結局なぜ三途の川までやって来たのかが明らかになっていなかったので、川を渡ることができずにいました。

最終話は叶人がなぜここまでやって来たのか、どうやって元の世界に戻るのかが描かれ、痛々しい想いに辛くなりました。

それまでは子どもらしくない言動が好きになれなかったのですが、最終話で一気に好きになりました。子どもらしくなれて良かったです。

まあ結局最後の最後では「そうなるか・・」って感じでもあったのですが。


重くなりがちな内容の話でしたが、要所要所に笑いがあってそれほど暗くならずに読み切ることが出来ました。


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2017年03月03日

伊吹有喜「ミッドナイト・バス」

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 伊吹有喜 著
 「ミッドナイト・バス」
 (文春文庫)


故郷に戻り、深夜バスの運転手として働く利一。子供たちも独立し、恋人との将来を考え始めた矢先、バスに乗車してきたのは、16年前に別れた妻だった。会社を辞めた長男、結婚と仕事で揺れる長女。人生の岐路で、忘れていた傷と向き合う家族たち。バスの乗客の人間模様を絡めながら、家族の再出発を描いた感想長篇。−裏表紙より−


感想を書くまで間が空きすぎて、ちょっと忘れそうになっていたりして・・。


深夜バスの運転手として働く中年男性・利一が主人公で、彼と彼の家族(別れた妻、息子と娘)の物語になっています。

利一には恋人がいて、そろそろ結婚を考えようかな?という時期になっていました。そんなときにバスに乗ってきた元妻。そこから利一の生活が少しずつ変わっていきます。

ちょうど同じときに、独立していた息子が実家に戻ってきます。ポロポーズのタイミングを逃してしまい、もともと悩みやすい性格だったらしい利一は改めて考え始めてしまいます。


悩みやすくて不器用でうまく想いを伝えられないのに、戻ってきた息子や元妻が彼を惑わすような発言を繰り返しますし、更に娘も結婚問題を抱え、仕事面でも親として心配になるようなことをやってしまいます。

お陰でウジウジよく悩む利一。悩む上に、深く考えたつもりで相手に発言してしまっては後悔・・。それなのに肝心なことは言ってあげないからタチが悪い!

はっきり言って好きではない主人公でした。

でも何だろう?作品自体は嫌いじゃなかったんですよね。ある意味、誰もが同じような悩みを抱えてウジウジするものだからなのかもしれません。

あ〜なんか気持ちわかるわ〜って感じでしょうか。だからこそ腹も立つわけで。

その辺の人間描写がとてもお上手な作家さんですね。


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posted by DONA at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:伊吹有喜

2017年03月02日

2月のまとめ

ミッドナイト・バス (文春文庫)ミッドナイト・バス (文春文庫)
面白かったのに、妙に長く感じて時間がかかってしまいました。登場人物が全員不器用で、読んでいてもどかしい気持ちにさせられることが何度もありました。もっとはっきり想いを伝えられたらスムーズにいけたのに・・。実際難しいことではありますけど。話の間に入るちょっと関りがあるけど関係ない人の話が、必要なんですけどちょっと話を分断する感じがして気になりました。
読了日:2月8日 著者:伊吹有喜


三途の川で落しもの (幻冬舎文庫)三途の川で落しもの (幻冬舎文庫)
軽い感じで進んでいくのですが、実は重い内容でした。でもあっさり読み終わった感じがして、暗くなりすぎないのが良かったです。
読了日:2月15日 著者:西條奈加


演じられた白い夜 (実業之日本社文庫)演じられた白い夜 (実業之日本社文庫)
このお芝居が上演されたら見てみたいかも。でも暗転が多すぎて途切れる感じが気になりそうです。どんな展開になっていくのか気になって一気読みでした。結局誰も救われない感じの内容で、これはどうして書こうと思ったのかな??とちょっと疑問。面白くないわけではなかったですが。
読了日:2月17日 著者:近藤史恵


本所おけら長屋 (PHP文芸文庫)本所おけら長屋 (PHP文芸文庫)
始めの話を読み終わったときはそれほど面白さを感じなかったのですが、読み進めるうちに、長屋の人たちが好きになっていき、どんどん好きになって気づけば読み終わっていました。泣いたり笑ったりしながら楽しく読めました。
読了日:2月25日 著者:畠山健二



何と、4冊!

1冊目が意外と時間がかかってしまいました・・。後は、こたつのせいかも・・。

こたつに潜り込む生活を送っているので、すぐ寝てしまうんですよね(苦笑)

3月はもうちょっと読みたいです。


posted by DONA at 11:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:まとめ