2017年02月14日

椹野道流「最後の晩ごはん 刑事さんとハンバーグ」

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 椹野道流 著
 「最後の晩ごはん 刑事さんとハンバーグ」
 (角川文庫)


兵庫県芦屋市。警察署と教会の間にある小さな店、それが夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」。元イケメン俳優の五十嵐海里は、料理人見習いとしてここに居場所を見つけた。不仲だった兄・一憲との関係も修復中のある日、突然一憲が店を訪れる。しかし海里は、一憲の親友だという刑事・涼彦を見て絶句する。なんと涼彦には、「マフラーの幽霊」が巻き付いていた。謎のマフラーの理由とは?泣いて笑って心が軽くなる、お料理青春小説。−裏表紙より−


シリーズが進むにつれて、イガはどんどん逞しく賢くなっていっています。人の想いも汲めるようになってきて、人間関係もスムーズになってきました。

お兄さんとの関係も少し改善されて、お兄さんの態度がどうしてあんな風になったのかも理解しようとしているので、怒りも少なくなってきました。2人はイガが言っている以上に仲良くなりそうです。


今回の主役となるのは、そんなお兄さんの学生時代の友人・涼彦。刑事をやっている彼にはマフラーの霊が絡みついていました。変な反応をしてしまったイガは、事情をお兄さんや本人にも話すことになってしまいます。

マフラーについて思い当たる節がありそうな涼彦。彼は悪い霊だと思っているようですが・・・。


今までの話でも霊の場面では泣きそうになっていたのですが、今回は思わず涙がポロリ。マフラーとなった人の深い想いに泣かずにはいられませんでした。

何とも切ない関係・・。仕方ないことではあっても、亡くなってしまうと辛すぎます。

でもイガのお陰で救われた霊と涼彦。良かったね〜としみじみ思いました。


次はどんな話でしょうか?楽しみです。


<最後の晩ごはん>
「ふるさとだし巻き卵」
「小説家と冷やし中華」
「お兄さんとホットケーキ」

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posted by DONA at 16:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:椹野道流