2016年05月31日

買った本

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 碧野圭 著
 「書店ガール5 ラノベとブンガク」
 (PHP文庫)


お気に入りのシリーズ5作目。今読んでいます。


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西條奈加 著
「閻魔の世直し―善人長屋―」
(新潮文庫)


こちらもお気に入りのシリーズ。2作目も面白かったら良いな。

今月は6冊買いました。
少しずつ読む時間もできてきて、順調に積んでいる本が減ってきたかな?


2016年05月30日

高田郁「あきない世傳金と銀 源流篇」

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 高田郁 著
 「あきない世傳金と銀 源流篇」
 (ハルキ文庫)


物がさっぱり売れない享保期に、摂津の津門村に学者の子どもとして生を受けた幸。父から「商いは詐なり」と教えられて育ったはずが、享保の大飢饉や家族との別離を経て、齢九つで大坂天満にある呉服商「五鈴屋」に奉公へ出されることになる。慣れない商家で「一生、鍋の底を磨いて過ごす」女衆でありながら、番頭・治兵衛の才を認められ、徐々に商いに心を惹かれていく。果たして、商いは詐なのか。あるいは、ひとが生涯を賭けて歩むべき道か―大ベストセラー「みをつくし料理帖」の著者が贈る、商道を見据える新シリーズ、ついに開幕!−裏表紙より−


発売されてすぐに買ったのですが、この作家さんの話は絶対に泣くだろうと思って、寝る前にちょっとずつ読み進めていました。お陰で手を付けてから数か月かかってしまいました。面白くないわけではなく、一気に読むのが勿体なくて・・。

前半はやはり号泣! 涙をぼろぼろ流しながら寝た日が何度かありました。後半は泣くことはなかったですが、主人公・幸に思い入れが強くなってしまっているからハラハラさせられて、次々読みたくなる感じでした。


幸という少女が主人公の物語です。小さな村の学者の娘として生まれた彼女は「女に学問はいらない」という時代なのがかわいそうなくらい、学問に興味をもって何でも知りたがる子どもでした。

優しい兄から色々なことを教えてもらい、少しずつ文字も読めるようになってきた幸。でも、両親は学問よりも誰かの嫁となって夫を支えて生きていくために必要なことばかりさせようとします。

ほんと、理不尽な時代です。


そんな彼女が少し大きな町・大坂の天満へ奉公に出ることになりました。敏い彼女らしい行いを繰り返しながらも下働きとして日々を過ごしていくのですが、男の子たちが番頭から読み書きや商売のことを習っているのを知って、何とかして自分も習いたいとのぞき見してしまいます。

その熱心さに気づいた番頭が、幸を目にかけるようになるのですが・・。


質素倹約が言い渡されている時代に、呉服屋が売れ行きが良いわけがなく、日々の商売はかなり苦労しています。それでも大店としての看板に傷はつけられないので、体面も保たないといけなくて、中身は火の車状態。

なかなか大変な職場ではありますが、働いている人たちが良い人が多くて、幸は比較的自由に過ごせている気がしました。口の悪い人もいますが、そこまで根に持つ感じではないので、いじめられているようには見えませんし。


物語はまだ始まったばかり。商売のことを少しずつ知っていっている幸が今後どんな人生を歩んでいくのか楽しみです。でも最後に嫌な予感しかしないような描写があったので、かなり心配でもあります。きっと2冊目以降は涙涙になるんでしょう・・。


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2016年05月27日

今井絵美子「さくら舞う 立場茶屋おりき」

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 今井絵美子 著
 「さくら舞う 立場茶屋おりき」
 (ハルキ文庫)


品川宿門前町にある立場茶屋おりきは、庶民的な茶屋と評判の料理を供する洒脱で乙粋な旅籠を兼ねている。二代目おりきは情に厚く鉄火肌の美人女将だ。理由ありの女性客が事件に巻き込まれる「さくら舞う」、武家を捨てて二代目女将になったおりきの過去が語られる「侘助」など、品川宿の四季の移ろいの中で一途に生きる男と女の切なく熱い想いを、気品あるリリシズムで描く時代小説の傑作、遂に登場。−裏表紙より−


初めましての作家さんです。

今まで、時代小説といえば関西弁の物ばかり読んでいたのか、この作品の江戸言葉が妙に引っかかって、読みにくい部分もありました。前後の文章で何となく意味がわかるようになって気にならなくなってからは、どんどん話に引き込まれていきました。


立場茶屋というのが最後までどんな店なのか想像できなかったのですが・・。始めは喫茶店的なところかな?と思っていたのに、食事も出しているので、定食屋っぽい店を思い浮かべながら読みました。

おりき”という茶屋の女将・おりきが主人公の物語で、彼女は2代目の女将。とはいえ、先代の娘というわけではなく、どうやら拾われた様子。でも今では立派な女将として茶屋を経営しています。彼女の過去も少しずつ明らかにされていきました。

過去に色々な経験をしているだけあって、お客さんのちょっとした変化や異常にも気づいて、持ち前の情の厚さで親身になって解決していきます。

お客さんだけではなく、従業員の生活にも気を配っていて、ある病に倒れた女中がいると、家の世話までしてしまうくらい。

これだけ親身になってくれたら、みんなおりきを慕うようになり、店の人はもちろん、町の人たちにも慕われ、頼りにされています。


まだ時々過去を思い出して暗くなるところもあるおりきですが、今後はもっとキリッと凛々しい女将になっていくのでしょう。

シリーズはかなり続いているようです。続きも早めに読むことにします。


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タグ:今井絵美子

2016年05月23日

買った本

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 奥田英朗 著
 「家日和」
 (集英社文庫)


ネットで評判が良かったので購入。この作家さん、当たり外れがあるから微妙ですが。


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 伊吹有喜 著
 「なでし子物語」
 (ポプラ文庫)


お気に入りの作家さん。何でも読んでみようかな?と思い、見つけたので購入しました。

2016年05月17日

ヒキタクニオ「触法少女」

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 ヒキタクニオ 著
 「触法少女」
 (徳間文庫)


幼い頃、母親に棄てられた過去をもつ深津九子。児童養護施設から通う学校では、担任が寄せる暗い欲望を利用して教師を支配していた。同じクラスの西野も九子の下僕だし、里実からは憧れの対象として崇められていた。ある日、母親の消息を知るチャンスが巡ってきた。運命は激しく動き出す。母親なんていらない。戦慄だけでは終わらない、読者の心を震わせる書下し長篇完犯罪ミステリー!
−裏表紙より−


初めましての作家さんです。

帯に「人を殺しても罰せられない魔法 それが刑法第41条」と書いてあったので、未成年しかも10代前半くらいの少女が殺人を犯す物語だろうと想像できていましたが、始めから終わりまでなかなか暗い内容でした・・。


主人公の九子は、母親に棄てられた少女。父親のことも知らずに育ちました。彼女は見た目がかなり美人らしく、それを自分でもわかっていてうまく利用して暮らしています。

担任や同級生の男子を手玉にとる感じはゾッとしました。中学生でこんな状態だったら大人になったらどうなるんだ!?と心配してしまいました。


幼い頃に虐待されて育つとこうなってしまうのか・・と思うと、かわいそうになるのと同時に親に対して激しい怒りを感じました。

人を殺すことはいけない、でも殺したい気持ちになるのはわからなくもない、そんな気分にさせられました。私は不自由なく幸せに育ったので、九子の気持ちなんて本当はわからないとは思います。でも自分がもしこんな目にあったら・・・と考えると、想像するだけでも泣けてきます。

虐待された子どもがみんなこうなるわけではないでしょうが、やはり心の傷は大きいでしょう。・・なんて、私が書いても何の説得力もないんですよね。

感想が書きにくい作品です。


単純に、完全犯罪を描いただけではなく、意外などんでん返しのようなものもあって、最後まで気が抜けない展開でした。

ただ、最後まで読み切っても、結局誰も救われていないよな・・と思うと悲しい気持ちになりました。


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2016年05月13日

買った本

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 今井絵美子 著
 「さくら舞う 立場茶屋おりき」
 (ハルキ文庫)


気になっていた作家さんです。やっと読んでみる気になりました。


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 薬丸岳 著
 「その鏡は嘘をつく」
 (講談社文庫)


お気に入りの作家さん。でも重いから間を空けていました。そろそろかな?と思い購入しました。


2016年05月11日

椹野道流「最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵」

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 椹野道流 著
 「最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵」
 (角川文庫)


若手イケメン俳優の五十嵐海里は、ねつ造スキャンダルで活動休止に追い込まれてしまう。全てを失い、郷里の神戸に戻るが、家族の助けも借りられず・・。行くあてもなく絶望する中、彼は定食屋の夏神留二に拾われる。夏神の定食屋「ばんめし屋」は、夜に開店し、始発が走る頃に閉店する不思議な店。そこで働くことになった海里だが、とんでもない客が現れて・・。幽霊すらも常連客!?美味しく切なくほっこりと、「ばんめし屋」開店!−裏表紙より−

初めましての作家さんです。


芸能人が活動休止って何だかタイムリーな内容です・・。それにしても、こんなふうにあっさりと芸能界から消えて行った人、たくさんいるんでしょうね〜。そう思うと怖い世界です。大物であれば話題にしてもらえますけど、あまり有名でなければさらっと消えてしまうんでしょうね。

この話の主人公・五十嵐海里は、これから売れていくであろう存在の俳優。演技力はイマイチみたいですけど、顔の良さで何となく残っていた人。スキャンダルの相手が大手事務所のアイドルさんだったから、海里が消されることに。

読んでいてゾッとする内容でした。直前までテレビという華やかな世界にいたのに、突然何もなくなるなんて。家さえも事務所名義で借りている物だからあっさりと追い出されてしまいます。

揚句には、悪者扱いになってしまったので、どこへ行くにも人目が気になります。何とか実家にたどりついたのにやっぱり追い出されてしまって自暴自棄になっていたら、ある人に拾われました。

そこからはかなりあっさり良い方向へ転がっていくので肩透かしにあった気分になりますが、でもまあかわいそうな人なので良かったのかもしれません。

更に、幽霊まで登場! ここでやっと、これはファンタジーなんだと気づかされます。幽霊だけではなくもう一つ不思議なことも起きて、どんどんファンタジー色が濃くなっていきます。

なるほど、このシリーズはそっちの方向へ行くわけね・・。

そうなると始めの方の“イケメン俳優”という設定は何なんだろう?とも思いますけど、きっとその辺りは今後出てくるのでしょう。


美味しそうな料理も出てきますし、ちょっとほろりとさせられたり、登場人物の言動にニヤッとさせられたり、なかなか楽しく読み切ることができました。

続きも読みます。


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2016年05月10日

遠藤彩見「給食のおにいさん 卒業」

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 遠藤彩見 著
 「給食のおにいさん 卒業」
 (幻冬舎文庫)



「自分の店をもつ!」という夢に向かって再び歩き始めた宗は、ホテルでのアルバイトを掛け持ちし大忙し。だが、そんな彼にまたまたトラブルが。栄養士の毛利は、怪我をして病院に。さらには、空気の読めない新入職員の出現で、調理場の雰囲気は最悪に・・。給食のおにいさんは、調理場の大ピンチを救うことができるのか。大人気シリーズ第三弾!
−裏表紙より−


“卒業”というタイトルが付いているので最終巻だと思ってなかなか読めなかったのですが、実はまだ続いているようで、安心して読みました。


「給食のおにいさんを辞める!」と決意したささめですが、具体的な方向性がなかなか決まらずにもがいています。

何とか出した結論は、給食作りをした期間を活かせない内容で、なぜそんなつまらない方向に行こうとしているんだ!?と悲しくなりました。周りの人たちもそう思ったようで、喝を入れてくれて考えを改めたささめ。

自分の中にある本当の気持ちを知ろうと更にもがくことになります。

最終的に彼が選んだ道は、もしかしたらまた元に戻ってしまうかもしれないような険しくて、ちょっと回り道なような気はしますが、給食作りで培った経験や料理に対する思いがきっと支えてくれるだろうと思えました。


今回は給食費未払い問題が出てきます。なぜ払わないのか、報道されるのを見る度に理解できませんが、親の勝手な思いで子どもが苦しめられているのは本当に辛かったです。

作ってくれている人の苦労を思えば「払わない」という選択肢はありえないと思うのですが・・。

今回も若干うまく展開しすぎな感じはありましたが、笑顔の子どもたちの姿には和まされました。

そして、新しい道へ進んだささめのために送られた一通の手紙には大いに泣かされました。まさかこのシリーズで号泣させられるとは!


次はどんな展開が待っているんでしょう??給食作りの様子が読めないのは寂しいですけど、ささめの雄姿が見られるまで読むことにします。


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タグ:遠藤彩見
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2016年05月09日

田中啓文「鍋奉行犯科帳」

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 田中啓文 著
 「鍋奉行犯科帳」
 (集英社文庫)


大坂西町奉行所に型破りな奉行が赴任してきた。名は大邉久右衛門。大食漢で美食家で、酒は一斗を軽く干す。ついたあだ名が「大鍋食う衛門」。三度の御膳が最優先で、やる気なしの奉行に、与力や同心たちはてんてこ舞い。ところが事件が起こるや、意外なヒラメキを見せたりする。ズボラなのか有能なのか、果たしてその裁きは!? 食欲をかきたてる、食いだおれ時代小説。−裏表紙より−


「笑酔亭梅寿謎解噺」シリーズで気に入った作家さんです。謎解噺シリーズも途中までしか読んでいないのですが、こちらも気になってしまい手を出してしまいました。

「犯科帳」という題名にふさわしく、いきなり不穏な空気の漂う場面から始まります。この作家さんでこの題名にしては意外としっかり事件が始まるんだ!と思ったら、次の場面では何とものんびりした武家の朝の様子が描かれます。

ここに出てくるのが同心・村越勇太郎。頼りないタイプの人物みたいで、まじめだけが取り柄という感じ。彼の成長物語が始まるわけだ、と思ったら今度はいよいよ鍋奉行さんの登場!

表紙の絵の通りの雰囲気を簡単に思い浮かべられる描写が次々と。本当に奉行なのか!?と呆れる言動の数々。役宅内で寝転んだまま与力や同心の報告を聞くだなんてありえません。

でも妙に憎めない人なんです。美味しそうな料理を語るときの熱い感じとか、事件に対して意外と鋭い観察眼を持っていて部下にきちんと(きちんとではないか?)指図して解決していく手腕に惚れてしまいました。

まあ、身近にいてほしくはないですし、上司だったら絶対に嫌ですけど、読み物の登場人物として惚れました。


振り回される同心・勇太郎も、頼りないばかりではない面が色々と描かれてきて、“頼りない奴”というイメージから“優しくて良い人”というイメージに変わって、彼にも惚れました。

与力や使用人にも魅力的な人がたくさんいて、更には美味しそうな料理もたくさん出てきて、最後まで楽しく読めました。続きも楽しみです。


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タグ:田中啓文

2016年05月04日

宮下奈都「太陽のパスタ、豆のスープ」

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 宮下奈都 著
 「太陽のパスタ、豆のスープ」
 (集英社文庫)


結婚式直前に突然婚約を解消されてしまった明日羽(あすわ)。失意のどん底にいる彼女に、叔母のロッカさんが提案したのは“ドリフターズ・リスト”(やりたいこと・リスト)の作成だった。自分はこれまで悔いなく過ごしてきたか。相手の意見やその場の空気に流されていなかっただろうか。自分の心を見つめ直すことで明日羽は少しずつ成長してゆく。自らの気持ちに正直に生きたいと願う全ての人々におくる感動の物語。−裏表紙より−


この作家さんの作品を読むのは2作目です。1作目は青春もので懐かしい気分になったのですが、今回は大人の話。とはいえまだ若い女性の話です。

文章自体は読みやすく、ページ数も少ないのであっさり読み切れると思っていたのですが、意外と時間がかかりました。

主人公・あすわの性格に自分が似ている部分が多くて、共感することも多かったのに、なぜか入り込めず・・。ネガティブ思考なあすわに自分が重なりすぎて逆につらかったのかもしれません。


あすわが婚約者からフラれる所から話は始まります。当然、落ち込んでしまうわけですが、その落ち込み方が何だか他人事のような感じがして、いきない違和感がありました。あまりにもショックで逆に冷静になったのかもしれませんが。

あまり「自分のどこが悪かったんだろう?」という悩み方はしなかったんですよね。それよりもやるべきことが無くなって、歩いていくはずの道が消えてどうしよう?という感じ。

そこから急に仕事のことや自分のことについて悩み始めます。悩んでいる内容は共感できるところが多かったです。社会人の女性なら誰しもが悩む事かもしれませんが、このまま働いていていいのかな?とか、自分の存在価値ってなんだろう?とか。

叔母さんに教わって“ドリフターズ・リスト”(やりたいことリスト)を書き出すことにしたあすわ。書き出すことで冷静になれるかと思えば、結構振り回されてしまっています。でもこのリストのお陰で見えていなかったことも見えるようになった部分もあり、あまり頼りすぎなければ、書き出すのも良いのかもしれないと思えました。


1か所、心に残った文章がありました。

がんばっている人に対して、なんだか後ろめたい気持ちになったのはなぜだったのか。がんばれない自分が恥ずかしいのと、それにたぶん、頑張っている人への妬みもあった。
がんばっている人のことは素直に感嘆していよう。自分ががんばれなくても開き直らず、卑下もせず、いちばん後ろからゆうゆうと歩いていこう。


この文章、読んだときは「そうだね!」と激しくうなずいたのですが、よ〜く考えてみるとサボる良い口実にもなるような・・?? 肩に力が入ってしまったときに思い出すことにします。


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タグ:宮下奈都
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2016年05月02日

4月のまとめ

猫の手、貸します 猫の手屋繁盛記 (集英社文庫)猫の手、貸します 猫の手屋繁盛記 (集英社文庫)
表紙から勝手に動物というか動物の形をした妖怪みたいな物の世界が舞台になっているんだと思っていました・・。武士なんだ!と驚いているうちに読み終わった感じです。猫太郎の堅物で、でも妙に憎めない性格が好ましくて、また続きも読もうと思いました。
読了日:4月3日 著者:かたやま和華


オムライス日和 BAR追分 (ハルキ文庫)オムライス日和 BAR追分 (ハルキ文庫)
2作目の方がより読みやすかった気がします。それぞれの個性が出てきたせいか、自分が横丁に馴染んだせいか・・。宇藤くんが何だかイケメンのように描かれている話があって、ちょっと違和感がありました。勝手に地味で暗い男性をイメージしていたので。また続編を出してもらいたいです。
読了日:4月6日 著者:伊吹有喜


房子という女 - SRO episode0 (中公文庫)房子という女 - SRO episode0 (中公文庫)
やはり暗い過去を抱えていました・・。でもシリアルキラーになったのは仕方ない、とは絶対に思えません。相変わらずのグロイ描写にかなり引きつつ、懸命に映像を思い浮かべないようにしながら読みました。グロイのに引き込まれてしまう房子おばさん・・何が魅力なんだろうか??
読了日:4月13日 著者:富樫倫太郎


教場 (小学館文庫)教場 (小学館文庫)
警察学校の話。1人にスポットライトを当てて話が進むのかと思えば、1話ごとに代わっていくのでちょっと混乱することもありました。でもものすごい勢いで話に引き込まれて、一気に読み切りました。警察官になる人って体力はもちろん、精神もかなり強くないと無理なんですね、今更ながら思いました。
読了日:4月15日 著者:長岡弘樹


キアズマ (新潮文庫)キアズマ (新潮文庫)
心に傷を抱えている正樹が自転車にはまっていき、才能を開花させ、挫折も経験して成長していく話。学生の割には達観した雰囲気を持った正樹が、どんどん年相応に熱い奴になっていくのが読んでいて楽しかったです。相変わらずレースの臨場感も素敵でした。彼がどんな成長を見せるのか、彼の物語の続きも読んでみたいです。
読了日:4月19日 著者:近藤史恵


太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)
温かい物語でした。ネガティブ思考の主人公は私に似ている所があって、それが逆に読みにくいこともあったのですが、最後は明るい感じで終わってくれたのが良かったです。
読了日:4月25日 著者:宮下奈都


心の声に耳を傾ける 親と子の心のパイプは、うまく流れていますか? ~これ一つ解消すれば、子どもは輝いていく心の声に耳を傾ける 親と子の心のパイプは、うまく流れていますか? ~これ一つ解消すれば、子どもは輝いていく
パイプの詰まりは嫌ですね。解消したら全てスッキリ!肩の力を抜いて、自分のことも子どものことも認めればスムーズに流れます!読みやすかったです。
読了日:4月26日 著者:明橋大二



7冊でした。久しぶりに読めたかな??今読んでいる本も4月中に読み切りたかった・・。

印象に残ったのは「オムライス日和」「キアズマ」です。

posted by DONA at 14:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:まとめ