2016年04月28日

買った本

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 大沼紀子 著
 「真夜中のパン屋さん 午前4時の共犯者」
 (ポプラ文庫)


久々に出版されたシリーズ5作目。4作目の内容が思い出せるか心配ですが・・。


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 ヒキタクニオ 著
 「触法少女」
 (徳間文庫)


ネットでの感想を読んで面白そうだったので買ってみました。表紙がちょっと怖いんですけど、大丈夫かな??


今月は5冊買ったのかな?よくわかりませんが・・。最近は読んだら早めに感想が書けているので、把握しやすくなってきました。

2016年04月27日

近藤史恵「キアズマ」

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 近藤史恵 著
 「キアズマ」
 (新潮文庫)


ふとしたきっかけでメンバー不足の自転車部に入部した正樹。たちまちロードレースの楽しさに目覚め、頭角を現す。しかし、チームの勝利を意識しはじめ、エース櫻井と衝突、中学時代の辛い記憶が蘇る。二度と誰かを傷つけるスポーツはしたくなかったのに―走る喜びに突き動かされ、祈りをペダルにこめる。自分のため、そして、助けられなかったアイツのために。感動の青春長編。−裏表紙より−


「サクリファイス」」から始まったロードレースシリーズも4作目。1作目で主人公だったチカは全く出てきませんが、また新たに気になる人物が登場しました。

今回の主人公・正樹も、チームのエースである櫻井も良い味出しています!

正樹はずっと柔道をやっていた大学生。過去に事件があって、そのせいで何に対しても強い想いで打ち込めない所がある彼が、あることをきっかけに大学の自転車部に入部することになりました。自ら進んで入部したわけではなく、半ば強引に入部させられたわけですが、もともと体を鍛えていたおかげもあって、一気に才能が開花します。

自転車で風を切って走る楽しさ、よくわかります。子どもの頃は大好きでした。これがレース用の自転車だったら余計に軽く走れて、飛ぶような感覚になれて更に楽しいのでしょうね。

走る喜びに溢れる正樹の様子がとても楽しそうで幸せそうで、読んでいても微笑んでしまうくらいでした。

ここで先輩たちを抜かしてしまうくらいの結果が残せるところは小説だな〜とあまりにも都合よすぎな気はしますけど、すでに正樹や櫻井たちに好感をもってしまっていたので、その辺りはあっさりスルーできました。


好成績をおさめて、櫻井のことも抜いてエースになるのか!?と思ったら、思わぬ事態に巻き込まれ、一気に正樹の過去の傷へと引き戻されます。

何かをきっかけに張りつめていた糸が切れると、一気に落ちていきますよね。その様子がリアルに描かれていて読むのが辛い場面がたくさんありました。登場人物たちに「大丈夫、まだいける!」と言って回りたいくらい・・。


最終的には前向きに頑張っていけそうな感じになったので、本当に良かった〜としみじみ思えました。彼らの今後もぜひ読んでみたいものです。


このシリーズ、まだ書かれているそうなので、チカのことを含めまた読みたいと思います。


<サクリファイスシリーズ>
「サクリファイス」
「エデン」
「サヴァイヴ」

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2016年04月26日

明橋大二「親と子の心のパイプは、うまく流れていますか?」

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 明橋大二 著
 「親と子の心のパイプは、うまく流れていますか?」
 (1万年堂出版)


約30年にわたり、子どもの心を見つめてきた著者は、子どもにいろんな症状が起きるのは、親や周りの人との「パイプ詰まり」が原因だと述べています。−出版社HPより−


私自身は子どもがいませんが、子どもに関わる仕事をしているので読んでみたくて、「本が好き」で献本申し込みしました。

イラストも入っていて、優しい文章で、とてもわかりやすくなっています。何度も「なるほど」と思わされました。

結局のところ、子どもの問題行動は親の対応次第ってことなんですよね(障害の子どもを除いて)。

そう言われると、親の責任が!!!!と肩に力が入ってしまいがちですけど、それは大きな間違い。この本には、親である自分を認める、「よくやってる」と思え、というようなことが何度も書かれています。

そして、子どものことも認めることが大事だと。“子どもを変えよう”と思えば思うほど、親と子の心のパイプが詰まってしまい、余計に違う方向へ進んでしまいます。


きちんとしつけなきゃならない、と思って、子育てが負担になりイライラしていると思ったら、いったん、しつけなんて、もうヤ〜メた!と、放棄して

いったん子どもを認めることで、子どもも親に心を開いて甘えてきたり、言いたいことを言えるようになります。親はそれを受け止めるだけで良いんです。


「変わらなくてもいい。今のままでもけっこうこの子なりにやっているんだから」と本当に思えた時、初めてパイプ詰まりが改善し、子どもが変わり始める

なるほどね、と激しくうなずいてしまいました。親が自分を認め、子どもを認めることで子どもが変わっていく、納得できる内容でした。


私の場合は、親ではないので難しい部分もありますが、“子どもを認める”ことはできそうです。“自分を認める”方ができなさそう・・。

でも子どもが成長していく過程のどこかで「パイプが流れているな」と思えたら、自信がもてそうな気がします。


子育てに悩んでいる方、肩に力が入ってしまっている方にお勧めの一冊です。


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2016年04月21日

長岡弘樹「教場」

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 長岡弘樹 著
 「教場」
 (小学館文庫)


希望に燃え、警察学校初任科第九十八期短期課程に入校した生徒たち。彼らを待ち受けていたのは、冷厳な白髪教官・風間公親だった。半年にわたり続く過酷な訓練と授業、厳格な規律、外出不可という環境のなかで、わずかなミスもすべて見抜いてしまう風間に睨まれれば最後、即日退校という結果が待っている。必要な人材を育てる前に、不必要な人材をはじきだすための篩。それが、警察学校だ。−裏表紙より−


この作家さんの作品を読むのは3作目。話の舞台は警察学校で、生徒たちにスポットを当てた連作短編になっています。

この作家さんが描く人物は、謎の行動をすることが多く、しばらく「何してるの?」と疑問がいっぱいになります。そして、最後になぜこんな行動をとったのかが明かされて「なるほど!」となるのです。

今回は教官の風間がそのタイプの人で、彼の行動一つ一つが謎だらけでした。登場の仕方からして謎な人でしたし。でも実は生徒のことを色々考えていることがわかり、感動することが多かったです。ただ、今までと違ってそこまで温かい人でもなくて、切り捨てる所は切り捨てる所がちょっと冷たい気もしました。

でもそこまで厳しくして無理そうな人はサッサと切り捨ててあげた方が本人のため、ということもあるでしょうけど。警察官という自分に厳しくいないといけない職業ですから余計にそうなのかも。


少しのミスも許されない環境で過ごす生徒たちのストレスは計り知れないもので、教官が見ていない所で生徒同士でもめるのは仕方ないことなのかもしれませんが、中には仕返しの仕方がエグイ物もあって、読んでいて顔をしかめることもありました。

障害が残るようなやり方はどうなんだ!?と思いつつも、やられた方の心の傷も深いだろうし、何とも言えない後味の悪さもありました。

最後の話では、脱落者もいましたが、卒業生たちには警察官として活躍していくであろう未来が見えてうれしくなりました。

新たな学生たちも入校してきて、彼らにもまた問題が起こるのでしょうが・・。


それにしても、警察官ってみんなこんな過酷な生活をしたのですかね?? なのに、たまに不祥事が起きるのはなんでだろう?すごく不思議です。これを乗り越えられたなら、その後の生活もきちんとできそうなのに。やはりストレスのせいなのか?

それだけ難しく厳しい職業ってことでしょうか?


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タグ:長岡弘樹

2016年04月19日

買った本

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 田中啓文 著
 「鍋奉行犯科帳」
 (集英社文庫)


落語家のシリーズが気に入って読んでいる作家さんです。そのシリーズは途中ですが、こちらも面白そうなので買ってみました。


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 宮下奈都 著
 「太陽のパスタ、豆のスープ」
 (集英社文庫)


先日読んだ本が面白かったので、これも購入。面白かったら良いな。

2016年04月18日

富樫倫太郎「SROepisode0房子という女」

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 富樫倫太郎 著
 「SROepisode0警視庁広域捜査専任特別調査室 房子という女」
 (中公文庫)


幼い頃から、誰よりも非常なことを平然とやってしまう近藤房子。小学校六年の時、唯一の理解者であった最愛の姉が自ら命を絶ってしまう。その理由を知った房子は、実の父に殺意の目を向けるのだった―。SROを翻弄し続けるあの最凶の殺人鬼が、驚愕の半生を語る。その過去はあまりにも衝撃的!−裏表紙より−


とうとう房子おばさんの半生が明かされる〜!!知りたいような、知りたくないような・・。読み始めたらぐいぐい引き込まれていく自分が怖かったです・・。

入院中の病室で、房子本人がSROのメンバーに語る、という形で話が進んでいきます。


やはりかわいそうな過去を持っていたわけですが、かわいそうとは思いますけどそこで人を殺しても良いってことにはなりませんし、殺して反省することもなく、いかにバレずにすませるか?ばかり考えているのは全く同情できません。

こういう性格の人が、どこかのネジが吹っ飛んでいる人が、シリアルキラーになるんですね。もはや「人」と認めたくないです。

ホント、何人殺したのか・・。考えたくもありません。


房子が殺すわけですから、当然普通の状態にはならず、かなりグロイ描写が何度も出てきます。読みながら顔をしかめることが何回あったか・・。しわが増えそうです!

場面をしっかり想像してしまうと読めなくなるので、出来るだけ映像を浮かべないようにしていました。そして、被害者の気持ちも絶対に考えないようにしないと無理です。被害者の恐怖は簡単には想像できませんけど「どれほど痛かっただろう、怖かっただろう」なんて考えると途中で止まってしまいそうです。

第一章は房子の半生が、第二章では夫である一郎と出会ってからの半生が語られています。一郎って、房子に操られていたんじゃなかったんだ、というのはかなり衝撃でした。房子よりもひどいタイプかもしれません。

一郎がいなければ、ここまで残虐なことにはならなかったかも・・。とはいえ、十分殺していますけど。

房子は変に頭が良いから、こんなに殺しても捕まらなかったんだということがよくわかりました。房子より頭の良い人たちが出てこないと逮捕どころか、事件さえ発覚せずに終わったかもしれません。

フィクションで良かった〜と本気で思ってしまうシリーズです。

しばらく殺人事件を扱う小説は読みたくない!


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2016年04月15日

伊吹有喜「オムライス日和 BAR追分」

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 伊吹有喜 著
 「オムライス日和 BAR追分」
 (ハルキ文庫)


有名電機メーカーに勤める菊池沙里は、大学時代にゼミで同期だった宇藤輝良と再会する。卒業して五年、宇藤は「ねこみち横丁振興会」の管理人をしながら、脚本家になる夢を追い続けているという。数日後、友人の結婚式の二次会後に、宇藤がよくいるというねこみち横丁のBAR追分に顔を出した沙里だったが・・(「オムライス日和」より)。昼はバールで夜はバー―二つの顔を持つBAR追分で繰り広げられる人間ドラマが温かく胸に沁みる人気シリーズ、書き下ろしで贈る待望の第二弾。−裏表紙より−


「BAR追分」の続編です。

猫の恩返し」「オムライス日和」「ようこそ、餃子パーティーへ」「森の隠れ家」の4編収録されています。


前作も短編で、1話ずつちょっとずつ読もうと思っていたのに次々読んでしまいましたが、今回も同じように面白くてあっという間に読み終えました。

相変わらず美味しそうな物がたくさん出てきて、空腹時に読むと大変です。今回はオムライスと餃子が無性に食べたくなって、でもオムライスってうまく作れないし美味しい店も知らないし、未だに食べることができていません・・。ほんと、罪な作品ですよ。


今回は横丁の管理を任された宇藤くんのことがより深くわかるようになりました。前作では陰が薄い彼ですが、今回はイケメンという要素も加わって、何だか「良い奴なんだ」と改めて思わされました。

学生時代の彼を知る人物まで登場し、意外と注目を集めていたこともわかって、ますます彼の今後が楽しみになりました。最近の若者らしくない、良い奴なんです、ほんと。

脚本家でもエッセイストでも良いから、とにかく大好きな物書きとして大成してもらいたいものです。大成しても横丁の管理人はやってほしいですけど。


今回も大人の雰囲気漂う話が多かったです。「オムライス日和」は青春!って感じでもありましたが。他はしんみりさせられる内容ばかりでした。でも暗い気分になるわけではなく、常に微笑んでしまうような、ほのぼのした空気が流れていて、幸せになれる作品です。

明るい人が多い横丁の人たちですが、大人として人生を生きてきただけあって、それぞれ何かしら抱えてきているようです。その辺りを含めてまた続きを書いてもらいたいものです。

横丁の人たちだけでもたくさん話が書けそうですが、横丁にやってくるお客さんでも話が書けそうですし、シリーズ化してどんどん出版してもらいたいです。それを楽しみに待つことにします。


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2016年04月13日

かたやま和華「猫の手、貸します 猫の手屋繁盛記」

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 かたやま和華 著
 「猫の手、貸します 猫の手屋繁盛記」
 (集英社文庫)


旗本の跡取りだが、ある事情で白猫の姿になってしまった宗太郎(通称:猫太郎)。善行を積んで元の人の姿に戻るため、裏長屋でよろず請け負い家業「猫の手屋」を営んでいる。同じ長屋に暮らす賑やかな面々と日々を過ごす彼のもとには、鼠退治から果ては幽霊供養まで、様々な依頼が舞い込んで・・。奇妙奇天烈な猫のサムライが活躍する、泣いて笑えるあやかし人情時代劇、開幕。文庫書き下ろし。−裏表紙より−


初めましての作家さんです。

きちんとあらすじを読んで買えばいいのに、ネットでの評判を頼りに買ったので、内容がよくわかっていませんでした。表紙の雰囲気から、武士の時代を生きている動物たちの物語かと思っていました。

読み始めると、どうやら主人公以外は本物の人間らしいとわかり、しかも主人公は猫ではなく、本来は武士なのに猫の姿になってしまった人。なるほど、そういう設定か!とわかってからは、すんなり話に入っていけるようになりました。

猫太郎とか猫先生と呼ばれては「いや、猫太郎ではなく宗太郎」といちいち否定している主人公は、武士の誇りを持ったまま猫になっているようですが、しばらくは読者にもどうして猫になったのか?は明かされずに話が進んで行きます。

武士らしい真面目な人だったらしく、融通がきかないとか堅物だとか、何度もそんな記述がされていますが・・・猫だし!という突っ込みを入れたくなるくらい、猫なんです。ちゃんとしゃべりますし、武士らしい言動なのですが、私の頭の中の映像はすっかり猫だから!

そういう記述が妙に笑えてしまって、ニヤニヤしつつ読みました。

猫先生は猫の手屋という便利屋的な仕事をしていて、同じ長屋に住む人たちの厄介ごとなどを助けたり解決したりしています。その中身は結構重い物も多くて、ほろりとするような話もあるのですが、脳内の猫先生が緊張感無さ過ぎてついつい笑ってしまいました。

話はどうやら、彼が本来の姿に戻るまで続くようですが、最終的にこのままで良いかも?と思ってくれないかな?と願ってしまうくらい、猫の姿がぴったりきてしまいました。

まだまだ続くようなので、次も早めに読みます。


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2016年04月12日

朝井リョウ「何者」

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 朝井リョウ 著
 「何者」
 (新潮文庫)


就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから―。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて・・。−裏表紙より−

初めましての作家さんです。ネットでの評判を見て読んでみようと思ったのですが・・。

ページ数も少ないですし、あっさり読み終わるだろうと思っていたら、意外と時間がかかってしまいました。出だしは引き込まれていったのですが、だんだんと付いていけない感じに。


主人公の拓人が、私に似た部分があって共感しつつ読んでいたのですが、読み進めるごとに「嫌な奴だな〜」と思えてしまって、どんどん自分を嫌いになっていくような気がして読みにくくなっていきました。

更に、就活についての記述が当然ながら多いのですが、よく考えたら私って就活なんてしたことがないんでした・・。なので気持ちがあまりわからず、どこか他人事になってしまって、入り込めませんでした。

更に更に、拓人は就活仲間と集まってアドバイスし合ったり、相談したりしているのですが、彼らが集まっている間もすぐに“つぶやく”のも理解できず。仲間といるときになぜ携帯を触るの??“いつのまにかつぶやいている”ってどういうこと?

とりあえず、ツイッターの存在意義が理解できていない私にはよくわからない内容でした。芸能人や有名人ならともかく、一般人が何をつぶやくの?大体、一般人がつぶやいたことを誰が読んで楽しむの?本当に理解できません。

私にも離れている友人なんかがいますが、彼女たちが今何してるのか?なんて興味ないです。悩みがあったら連絡してくるだろうと思いますし、どんな仕事をしているのかくらい知っていればそれで良いと思うのですが。

ましてや、毎日のように会う友人が何を考えているかなんて知りたくないし、本音でもないことをつぶやいているならもっと知りたくないです。私もこんな風にブログをやっているのですから、ツイッターと何が違うんだ?と言われると返す言葉はないんですけどね・・。


就活の大変さはわかった気がします。自分を良く見せるために嘘をついて、自分のことを嫌いになっていくのも想像できますし、自分って何者なんだろう?と不安になるのもわかります。就職試験に落ちるということは、人格を否定されること、と思い悩むのは仕方ないですね。

もっと簡単になればいいのですが、雇う側の気持ちを思うと簡単にも選べませんし。難しいです。



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タグ:朝井リョウ
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2016年04月11日

買った本

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 近藤史恵 著
 「キアズマ」
 (新潮文庫)


ロードレースのシリーズ。また違う人が主人公のようですが、今回はどんなレースになるのか楽しみです。


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 長岡弘樹 著
 「教場」
 (小学館文庫)


以前読んで好みだった作家さん。ようやく新作が出ていたので購入しました。

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 朝井リョウ 著
 「何者」
 (新潮文庫)


ずっと前に買っていたのに紹介し忘れていたようです・・。ネットでの評判が良かったので読んでみました。

2016年04月08日

今野敏「宰領 隠蔽捜査5」

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 今野敏 著
 「宰領 隠蔽捜査5」
 (新潮文庫)


衆議院議員が行方不明になっている。伊丹刑事部長にそう告げられた。牛丸真造は与党の実力者である。やがて、大森署管内で運転手の他殺体が発見され、牛丸を誘拐したと警察に入電が。発信地が神奈川県内という理由で、警視庁・神奈川県警の合同捜査が決定。指揮を命じられたのは一介の署長に過ぎぬ竜崎伸也だった。反目する二組織、難航する筋読み。解決の成否は竜崎に委ねられた!−裏表紙より−


新刊が発売されたらすぐに買いに走るシリーズです。そして、読んでいる途中の本があっても、放置して先に読んでしまいます。

5作目も面白かった〜! 相変わらず竜崎は変な人です。でもまっすぐでまじめな所が好感もてます。まあ同僚や後輩にはなってほしくないですけど。上司なら良さそう。竜崎がこんな人なんだ、と理解するまでは大変そうですが。でももし自分が失敗しても絶対に責任をとってくれそうですし、一度許可したら最大の味方になってくれると思うので、理想の上司なのかもしれません。


今回は、政治家の誘拐事件が発生し、色々な流れで竜崎が指揮をすることに。伊丹の判断、間違ってないけどどうなんだ!? あらすじにもあるように“一介の”所轄の署長が指揮をとるような事件じゃないでしょう!どれだけ重い責任をとらされるのか・・と思うとドキドキしてしまいますが、竜崎は「仕方ないな」という感じであっさり引き受け、揚句の果てには捜査本部に入り浸るわけでもなく、署長室に戻ってハンコ押しをし始める始末。

それだけ部下を信じているわけですけど。普通なら「責任が!」と思うと離れられないし、全ての情報を知っておきたいと思う状況なんですが・・。

さすが竜崎!ですね。刑事部長である伊丹のこともアゴで使ってみせます。普段は上下関係にも厳しいですし、周りから「伊丹刑事部長とは同期ですから」なんて言われようものなら「それは関係ない!」なんてちょっと怒るくらいなのに、自分は良いんだ(笑)


事件はいったん解決したように見せかけて、更にもう一つの謎、という感じで最後まで読み応えがある展開でした。竜崎らしくスマートとは言えないけどある意味サラッと解決してみせました。上層部からするとかなり問題ある解決法だったようですが、彼らしく一蹴してみせて、スッキリしました。

私生活では、息子の受験がありました。父親らしい一面をのぞかせる竜崎の姿は更に好感度アップでした。今回は奥さんがあまり出てこなかったのが残念です。

次はいつ文庫化されるかな??かなり楽しみです。


<隠蔽捜査>
「隠蔽捜査」
「果断」
「疑心」
「初陣」
「転迷」


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2016年04月06日

桂望実「ハタラクオトメ」

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 桂望実 著
 「ハタラクオトメ」
 (幻冬舎文庫)


会社には「男」という謎の生き物がいる―。時計メーカーに入社して五年が過ぎた北島真也子は、女性だけのプロジェクトチームのリーダーに。消費者目線に立って新製品を開発せよとのお達しだが、企画を判断するお偉方は全員男。躍起になっているのは、自慢とメンツと派閥争い・・。真也子は無事にミッションを完遂できるのか?痛快OL小説!−裏表紙より−


初めましての作家さんです。

表紙の絵にもなっているOLが主人公です。描かれている通りの太目な女性ですが、自分で「ごっつぁんと呼んで下さい」と言ってしまえるような、明るい太っちょさん。

コンプレックスになりがちな体型を、最大限に活かして、ダイエットなんて考えもせず、前向きに生きている彼女は、会社でも良い感じでいじられ役になっていて、男性からも女性からも好かれています。

彼女が働いているのは、ある時計メーカー。ジミーとかラッパーとか色々なあだ名がついているような、個性的な同僚に囲まれて、それなりに仕事をしています。でもやりがいがあるか?と言われればそうでもない感じで、帰ったら何を作って食べようか?ばかり考えています。

そんな彼女に女性ばかりのチームを束ねるように指示が出されます。女性の視線で商品開発をするように言われるのです。でも会社は男社会・・。チームで考えても絶対に却下されるとわかっている商品を真剣に開発しようと思うような女性はおらず、会議は難航します。

初めての仕事では結局良い案も出ることは無くあっさり終わるのですが、これで良いのか?と奮起した彼女たちは、次の商品開発に乗り出します。今度こそ商品化しようとがんばるのですが、立ちはだかるのは頭の固い男性陣。

どうやって彼らに納得させるのか?女性ならではのアイディアと工夫でがんばる姿が好印象でした。


何より、ごっつぁんのキャラが良いんです。太い体型に愚痴を言いつつも、常におなかをすかせて、常に何か口に放り込んで、さっき食べたのに次のご飯のことを考えて、周りの人にもお裾分けして、時々らしくない感じで悩みつつ、突き進んでいくごっつぁんを応援しながら読み進めました。

こんな女性がいたら会社は明るくて良いだろうな、とほのぼのしながら読みました。女性としては、融通の利かない男性陣にイライラもさせられましたが。

仕事に悩んでいる女性、やる気が出ない女性にお勧めの作品です。


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タグ:桂望実
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2016年04月04日

買った本

と、紹介する前に読んでしまった本もありますが。

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 桂望実 著
 「ハタラクオトメ」
 (幻冬舎文庫)


インパクトの強い表紙と、ネットの評判で読みました。


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 今野敏 著
 「宰領―隠蔽捜査5―」
 (新潮文庫)


大好きなシリーズ。新刊が出たらすぐに買って、すぐに読んでいます。


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 高田郁 著
 「あきない世傳 金と銀 源流篇」
 (ハルキ文庫)


大好きな作家さんの新作。絶対に泣くだろうと思って、家で少しずつ読み進めています。

3月は結局何冊買ったのかな?ちょっと把握できなくなっています・・。紹介するのが遅すぎ!

2016年04月02日

3月のまとめ

ハタラクオトメ (幻冬舎文庫)ハタラクオトメ (幻冬舎文庫)
コンプレックスになりそうな部分を自分で笑いに変えて、明るく前向きに生きる女性の物語。ただ明るいだけではなく仕事もきちんとこなして、でも仕事だけに依存しない強い女性で、読んでいて気持ち良かったです。応援しながら読みました。
読了日:3月3日 著者:桂望実


宰領: 隠蔽捜査5 (新潮文庫)宰領: 隠蔽捜査5 (新潮文庫)
手に入れたらすぐに読むお気に入りのシリーズです。今回も最後までハラハラ、ニヤニヤしながら読みました。面白かったです。相変わらず真っすぐで融通が効かない竜崎と、そんな彼を掌で転がす奥さんの会話が大好きです。
読了日:3月9日 著者:今野敏


何者 (新潮文庫)何者 (新潮文庫)
妙に内容が頭に入ってこないと思ったら、就職活動ってしたことないんだった・・しかも、ツイッターもやってないし。拓人の性格に自分が似ている所が多くて、彼の考えとか人に対する思いとかが共感できていた分、最後の方に言われた言葉がグッサリ刺さって辛かったです。まあ私は世界に向けてつぶやいたりはしませんが。
読了日:3月23日 著者:朝井リョウ



3冊でした・・。2冊、あっさり読めたと思ったのに、以外と量が増えませんでした。

印象に残ったのは「隠蔽捜査5」と「ハタラクオトメ」です。

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