2015年12月31日

2015年下半期まとめ

7月〜12月で読んだ本をまとめます。

全部で29冊!

上半期より1冊だけ増えました・・。

初めましての作家さんは6人。

芦原すなお、浅葉なつ、辻堂魁

E・J・コッパーマン、アリ・ブラントン、ケルスティン・ギア


辻堂魁さんと、ケルスティン・ギアのシリーズは追いかけようと思います。

特に印象に残ったのは、今野敏「任侠病院」高田郁「蓮花の契り」池井戸潤「ロスジェネの逆襲」です。


今年も今日で終わりですね。なかなかブログがアップ出来ませんが、時々見に来て下さっている方、おられるなら感謝感謝です。

また来年も時々にはなるでしょうが、なるべくたくさん更新できるようにしたいです。

良いお年をお迎え下さい。

posted by DONA at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:まとめ

2015年12月14日

ジョアン・フルーク「レッドベルベット・カップケーキが怯えている」

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 ジョアン・フルーク 著
  上條ひろみ 訳
 「レッドベルベット・カップケーキが怯えている」お菓子探偵ハンナシリーズ16
 (ヴィレッジブックス)


むしむしした暑さが続く6月。どこよりも熱いレイク・エデンのゴシップ・ホットラインにも驚きのニュースが飛びこんできた。なんと悪女ベヴが、資産家の婚約者として町に戻ってきたのだ! 美しく変身した彼女はノーマンにまだ未練があるようで、気が気じゃないハンナ。そんな折、ベヴたちの超高級コンドミニアムで謎の落下事件が発生する。さらに、ハンナとお手製カップケーキを巻きこむ第二の事件が――−裏表紙より−


このシリーズにしては珍しく暑い季節の物語。いつもの寒くて暗い朝の描写が無いのが不思議な気がしました。代わりに“蚊”なんて言葉が出てきてびっくりです。

これほどの気温差があるのは住みにくいでしょうね〜。変な心配をしてしまいました。


あらすじにある落下事件よりも、メインになったのは第二の事件。詳しくは書きませんが、相変わらずハンナが気に入らないな・・と思っている人が殺害されます! これだけ書いたら、このシリーズを読んでいる人にはわかってしまうでしょうが・・。

ここまでハンナに都合よく進んで行ったら、かなり疑わしいですし、疫病神的な存在になりそうですが、ほとんど容疑者になることもなく、自ら事件を解決しては家族にお祝いの会を開いてもらって、う〜〜ん、何だかハンナに対する思いが微妙になりそうです。

何より気になるのは、ハンナが最近ほとんど店にいないこと。共同経営者のリサがいるから良いか!って安易に思っていそうです。今回は末妹・ミシェルまで店の準備をしていて、ハンナは名前だけ?という状態に。

ゆっくり出勤して、新作クッキーの味見をして、コーヒーを飲んで、後は事件の調査ばかり。

どうなんだ!?


以前は、ミステリー部分が少ない!と文句を言っていたような気がしますが、多くなると私生活がおろそかになるんですよね・・。コージーってバランスが難しいです。


色々と文句を書きましたが、ハンナの家族やノーマン、そしてモシェはお気に入りなので、今後も追いかけるつもりです。このまま行ったら、ハンナは結婚せずに終わりそうな気もしますが・・。


<お菓子探偵ハンナシリーズ>
「チョコチップクッキーは見ていた」
「ストロベリーショートケーキが泣いている」
「ブルーベリー-マフィンは復讐する」
「レモンメレンゲ・パイが隠している」
「ファッジ・カップケーキは怒っている」
「シュガークッキーが凍えている」
「ピーチ・コブラーは嘘をつく」
「チェリー・チーズケーキが演じている」
「キーライム・パイはため息をつく」
「キャロットケーキがだましている」
「シュークリームは覗いている」
「プラムプディングが慌てている」
「アップルターンオーバーは忘れない」
「デビルズ・フードケーキが真似している」
「シナモンロールは追跡する」


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2015年12月11日

丸山正樹「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」

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 丸山正樹 著
 「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」
 (文春文庫)


仕事と結婚に失敗した中年男・荒井尚人。今の恋人にも半ば心を閉ざしているが、やがて唯一の技能を活かして手話通訳士となる。ろう者の法廷通訳を務めていたら若いボランティア女性が接近してきた。現在と過去、二つの事件の謎が交錯を始め・・・。マイノリティーの静かな叫びが胸を打つ。衝撃のラスト!−裏表紙より−


初めましての作家さんです。読書メーターで知った作品なのですが、あとがきによると読書メーターで人気が出たそうです。なるほど・・その流れに乗ったわけですね。

内容が面白そうだと思ったのと、手話の世界に少し興味があったので読んでみたわけですが、知らないことがいっぱいあって驚きました。

まず、手話に種類がいくつかあるということ。日本と海外では違う手話なんだろうとは思っていましたが、まさか日本語の中でも種類があるとは。しかも手話通訳の人と、ろう者が使う手話が違うとは!

ろう者はより一層苦労して理解しているのか、と思うとなんでこんな状態になったのか?不思議でなりません。

確かにろう者が使う「日本手話」は顔の表情や眉の上げ下げなんかでも表現するということなので、健常者には難しいのでしょうが。


そして、題名にも入っている「デフ」という言葉も知りませんでした。ろう者のことを Deaf と呼ぶそうです。


更に、この物語の主人公・荒井もそうなのですが、「コーダ」という言葉。これも知りませんでした。Children of Deaf Adults の頭文字を取って付けられた言葉で、「聞こえない両親から生まれた聞こえる子ども」だそうです。

このコーダの孤独が細かく描かれていて、読むのが辛い場面もありました。1人聞こえると大事にされるかと思ったらそうでもないんですね・・。そうか、異質な物になるのか・・と妙に感心してしまいました。


主人公が暗い過去をもっているせいで、全体的に暗い雰囲気が漂っている作品ではありますが、知らない世界を知ることができる喜びと、ミステリになっているので、どんな結末になるのかが気になることもあって、次々と読み進めることができました。

「法廷の手話通訳士」という副題のわりには、あまり法廷のシーンが無かったのが残念ではありますが、もしかしたらまた続編というか、シリーズ化でもして書いてくれるのかな?と期待してしまいました。


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タグ:丸山正樹

2015年12月10日

買った本

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 辻堂魁 著
 「風の市兵衛」
 (祥伝社文庫)


ネットで評判が良かったので購入。なかなか見つからずに苦労しましたがやっと見つけました。


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 近藤史恵 著
 「ふたつめの月」
 (文春文庫)


「賢者はベンチで思索する」の続編だそうです。知らずに購入しました。面白かったら良いな。



2015年12月09日

柴田よしき「夢より短い旅の果て 鉄道旅ミステリ1」

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 柴田よしき 著
 「夢より短い旅の果て 鉄道旅ミステリ1」
 (角川文庫)


四十九院香澄は、大学入学と同時に「鉄道旅同好会」の扉を叩いた。根っからの鉄道好きが集まるこの会に入部して、三年前に起きたある事件の真相を探りたいという切実な動機があったのだ。こどもの国線、氷見線、飯田線―列車に揺られ、旅先で出会った人々と話し、土地の名物を味わううち、鉄道に興味のなかった彼女が、ゆっくりと変わりはじめる。読めば旅に出たくなる、叙情豊かな鉄道ミステリ第一弾。−裏表紙より―


香澄以上に鉄道に興味のない私。香澄と違って旅よりも自宅が好きな私に楽しめるのか心配ではありましたが、ミステリも絡んでいて面白く読めました。

何よりこの作家さんの文章は私に合うんですよね。さらさらと読めます。


香澄は鉄道旅同好会に入るために大学を選び、上京して一人暮らしを始めました。ただただ、ある人の行方を探すためだけに。

入会しても、正会員になるためには、同好会の人気ブログに魅力的な記事を載せなければ認めてもらえないことを知り、必死な思いで割り当てられた鉄道に乗りました。色々な人に助けられて、正会員になった香澄ですが、しばらくはどの列車に乗っていても探し人のことばかり考えてしまう状態でした。

でも旅先で出会って仲良くなった人や、謎の行動をする気になる乗客、同好会OBなどと共に旅をするうちに、どんどん列車の旅に魅力を感じていきます。

私も旅をするなら列車が良いと思うので、自分も列車に乗っている気分で、書いてある景色を想像しながら読み進めました。

列車旅が好きな人はもちろん、それほど興味のない人でも、読んだらきっと旅に出たくなります。色々な鉄道に乗って、乗客や景色をじっくり見てのんびりしたくなります。

なかなか時間は取れませんし、香澄のように一人で旅ができるほど根性もないですが・・。

最後まで読んで、一番気になったのは主人公の名字。どうしてこんな珍しい名字にしたのか?何か理由があるのかな??

第二弾も発売されたので、早めに買って読もうと思います。


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2015年12月08日

大山淳子「猫弁と魔女裁判」

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 大山淳子 著
 「猫弁と魔女裁判」
 (講談社文庫)


事務所に来ない。最愛の婚約者との挙式の相談もすっぽかした。天才弁護士・百瀬は、青い瞳をした女性国際スパイの強制起訴裁判にかかりきりになっていたのだ。それはまさか、幼い百瀬を置き去りにしたあの人? 百瀬によって幸せをつかんだみんなが彼の力になろうと立ち上がる。人気シリーズ、涙の完結!−裏表紙より―


とうとう最終巻。最終巻って寂しくて、読みたくない物ですが、このシリーズは読みたいと思いました。早く読んで、どんな結末を迎えるのか知りたかったです。

まあ、思った通りの展開だったかな? 特に涙涙で大変ってことも無かったですし、それなりに泣けて、それなりに笑えて、怒って、ふんわり良い感じの所に着地した感じはしました。

本当にこの人を旦那にして良いの?という思いは消えませんが、まあ亜子ならうまくやっていけるかな?とも思えます。亜子じゃないと無理かも。その辺の所がわかっていない百瀬には最後までイライラさせられました。

やっと母親も登場し、でも特に母と息子の感動の再会!というわけではなく、さらりと終わる所も、このシリーズらしい気がしました。

今回の話で良い味を出していたのは、亜子のお父さん。娘を嫁に出す父親としての複雑な心境を色々と語ってくれていて、亜子とのやりとりは特に感動しました。

結局最後まで、場面の途中で視点が変わっていくのが気になってしまい、時々集中できない部分があったのが残念でした。

でも最後まで百瀬の話が読めて、彼の人生の一部が見られて良かったです。

またいつか続編などが出たら読もうと思います。亜子との生活の様子も見てみたい気がします。ちょっと怖いですが・・。


<猫弁シリーズ>
「天才・百瀬とやっかいな依頼人たち」
「猫弁と透明人間」
「猫弁と指輪物語」
「猫弁と少女探偵」


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タグ:大山淳子

2015年12月07日

買った本

買った本の紹介もなかなかできません・・。これらは11月に買いました。

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 柴田よしき 著
 「夢より短い旅の果て 鉄道ミステリ1」
 (角川文庫)


お気に入りの作家さん。もう読み終わりましたが、面白かったです。

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 ジョアン・フルーク 著
 「レッドベルベット・カップケーキが怯えている」
 (ヴィレッジブックス)


新作が出ていたので購入。もう16作目だそうです・・。

2015年12月01日

11月のまとめ

ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)
西洋美術に興味のない人でも名前くらいは聞いたことがあると思われる有名な画家たちの物語です。彼らの苦悩と、彼らを支え続けた女性たちの人生が痛々しくて、でも幸せそうで、複雑な気持ちで読み終えました。
読了日:11月9日 著者:原田マハ


猫弁と魔女裁判 (講談社文庫)猫弁と魔女裁判 (講談社文庫)
とうとう最終巻。何とか丸く収まりましたが、全てを急いで詰め込みすぎてしまったような気がして、そこは残念です。もう1冊書いてもらって、引っ張っても良かったかも。とりあえず、猫弁と大福が幸せになれそうなのは良かった良かった。
読了日:11月14日 著者:大山淳子


風かおる風かおる
この時代の恋は悲恋が多いですね。それが原因でここまでこじれますか!?という悲しいというか情けない展開でした。読みやすい文章ではありましたが、時代小説らしくない気もします。
読了日:11月15日 著者:葉室麟


デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士 (文春文庫)デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士 (文春文庫)
手話にも色々な方法があること、また耳が聞こえない人は健常者に対してどう思っているのか、耳が聞こえない両親から生まれた聞こえる子どもの孤独など、知らないことをたくさん知ることができました。今まで考えることがほとんどなかったことを考える、いいきっかけになれました。ミステリーになっているのでより読みやすかったです。
読了日:11月23日 著者:丸山正樹



4冊・・・。今読んでいる本が終わると思ったのに、意外と読み切れず・・。時間が無い割には読めたと思うべきなのか??

ブログを書く時間は本当に無いですもうやだ〜(悲しい顔)

posted by DONA at 15:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:まとめ