2015年06月30日

買った本

9784062930321_l.jpg

 薬丸岳 著
 「ハードラック」
 (講談社文庫)


少し間が空いたので、またこの作家さんを読むことにしました。今読んでいます。すっかり話に引き込まれています。


9784758439107.jpg

 高田郁 著
 「蓮花の契り 出世花」
 (ハルキ文庫)


1作目が涙なくしては読めない話だったので、これも号泣だろうと思い、家で読むことにします。


今月は6冊購入しました。もっと読みたいな〜。

2015年06月25日

碧野圭「書店ガール4 パンと就活」

9784569763569.jpg

 碧野圭 著
 「書店ガール4 パンと就活」
 (PHP文芸文庫)


「書店に就職したいと思ってるの?」新興堂書店アルバイトの高梨愛奈は就職活動を控え、友人たちの言葉に迷いを吹っ切れないでいた。一方、駅ビルの書店の契約社員・宮崎彩加は、正社員登用の通知とともに思いがけない打診を受ける・・・。理子と亜紀に憧れる新たな世代の書店ガールたちが悩み抜いた末に見出した「働くことの意味」とは。書店を舞台としたお仕事エンタテインメント第四弾。文庫書き下ろし。−裏表紙より−


このシリーズも4作目になり、前作の所で「終わりそうな雰囲気」と書いたように、理子と亜紀の物語は終了し、今回から新しい2人が主役となりました。


前作にもちらりと顔を出していたアルバイトの愛奈と、他の書店で契約社員として働く彩加。2人とも若いので、“ガール”も違和感なくなりました・・。

憧れの存在であり、ちょっとした伝説の書店員となった理子と亜紀はほとんど登場しません。理子はカッコいい登場をみせますが、亜紀は名前くらいしか出てきません。それでも2人にとっては大きな存在となっています。


アルバイトの愛奈は、そろそろ就活を始める時期。周りの人たちはどんどん動き始めているのに、愛奈はまだどんな職業に就きたいか?も、どんな環境で働きたいか?など細かい所も一切決まっていない状況。かなり焦ってきています。心の隅では書店員という選択肢を捨てられずにいて、でもそれを他の人には言えないでいます。「周りにどう思われても気にしなければいいのに!」とちょっとイライラしながら愛奈の葛藤を読んでいましたが、まだまだ狭い世界で生きているわけですから、友人の意見って大きいのかな?とも思います。


契約社員の彩加は、正社員の打診を受けます。今の店で社員になるわけではなく、転勤にもなるので、迷いが捨てきれません。更には親戚の営む書店にブックカフェの話が来て、その相談も受けて忙しくもなります。思い入れのある書店なので、できれば変わってほしくない気持ちもあり、ここでもまた悩んでしまいます。


色々悩みの多い2人ですが、少しずづ前向きになり、それぞれ目標も見つけたようなので、次の成長も楽しみにしつつ読んで行こうと思います。


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

タグ:碧野圭
posted by DONA at 15:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:その他

2015年06月22日

田牧大和「緋色からくり 女錠前師謎とき帖1」

136431.jpg

  田牧大和 著
 「緋色からくり 女錠前師謎とき帖<一>」
 (新潮文庫)


姉と慕ったお志麻が何者かに惨殺されてから四年。「どんな錠前も開ける」と評判高い美貌の天才錠前師・お緋名は、愛猫の大福と暮らしていた。「用心棒になりたい」とある日突然、榎康三郎という侍が現れる。その直後、緋名は賊に襲撃されるが、康三郎は取り逃がしてしまう。奴らが血眼で探すものは? 康三郎は敵か味方か? そしてお志麻殺しの真相は―。謎とき帖シリーズ第一弾。−裏表紙より−

初めましての作家さんです。

いきなり不穏な空気で始まり、最後まで読めるのか心配になりましたが、それは回想シーンですぐに平穏な雰囲気に変わりました。

登場人物たちのキャラクターがわかるまでは、何だか妙に暗い雰囲気に感じられたのですが、殺されたお志麻の忘れ形見である孝助や夫の甚八の優しさ、人情深さ、かわいさにすっかり魅了されました。

何よりも気に入ったのは、緋名の愛猫・大福。孝助に拾われ、彼にかなりなついているのに、緋名の家で住むことを選んだという不思議な猫。とても賢くて、大福が気に入らない人間は嫌な奴とわかるくらいです。


連作短編形式になっていて、1話目は緋名がからくりの錠前を開けに行くという錠前師らしい仕事の話だったのですが、2話目以降は何だか妙な展開に。亡き志麻がなぜ殺害されたのか?が大きなテーマになっているので、それを解決していくことをメインにして、話が進んでいきます。そして、なぜか錠前師としての仕事がほとんど無い・・。

一応、仕事としてやってはいるのですが、緋名が錠前を開けに行った先で事件に巻き込まれる的な話を想像していたので、かなり違う展開になりました。まあ、最後は錠前師としての腕が必要になってくるのですが。

とりあえず、志麻の事件は最後に解決してしまうので、これで終了。・・かと思ったのですが、シリーズ化しているようで。

どういう話になるのか、私のお気に入りたちは登場するのか、気になるのでぜひ続きも読みたいと思います。


↓ ランキングに参加中 お帰りの際にポチッ×2と押して行って下さると嬉しいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

タグ:田牧大和

2015年06月18日

買った本

72341301_20141027165006.jpg

 友井羊 著
 「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん」
 (宝島社文庫)


ネットで評判がよく、気になっていた本です。やっと見つけたので購入しました。


9784569763569.jpg

 碧野圭 著
 「書店ガール4」
 (PHP文庫)


シリーズ第4弾です。ドラマは見ていませんが、好きなシリーズなので、購入しました。今読んでいますが面白いです。

2015年06月16日

有川浩「三匹のおっさん ふたたび」

127635.jpg

 有川浩 著
 「三匹のおっさん ふたたび」
 (新潮文庫)


剣道の達人キヨ、武闘派の柔道家シゲ、危ない頭脳派ノリ。あの三人が帰ってきた! 書店での万引き、ゴミの不法投棄、連続する不審火・・。ご町内の悪を正すため、ふたたび“三匹”が立ち上がる。清田家の嫁は金銭トラブルに巻き込まれ、シゲの息子はお祭り復活に奔走。ノリにはお見合い話が舞い込み、おまけに“偽三匹”まで登場して大騒動! ますます快調、大人気シリーズ第二弾。−裏表紙より−

三匹の紹介は前作の感想の所に書いていますので、そちらでご覧ください。

相変わらず元気な老人・三匹は、町の平和の為にがんばっています。今回も最近の社会問題が取り上げられていて、考えさせられることも多かったですし、事件が起きるときには、思わず顔をしかめたくなるような場面もありました。


まずは、書店での万引き。これは本好きにとってはたまらなく辛い問題です。本を一冊売ってどれだけのもうけになるのか、どれだけ大変なことなのか、ちょっと考えればわかることなのに、気軽に万引きなんてしないでもらいたいですね。町の本屋さんが消えていく一方で、大型書店は次々開店するので、意外と儲かっているのでは?なんて思われてしまうのでしょうか??

いくら儲かっている店でも、万引きはダメなんです。犯罪なんです。そんな簡単なことがわからない人がいることが本当に信じられません。何なら「お金払えばいいんでしょ?」と開き直ってしまう親まで出てくる始末。本当に情けない!

三匹と書店の店長がビシッと、でも優しく諭すように、万引き犯たちを改心させていく様子はスッキリしました。


今回は、三匹が出会う問題だけではなく、それぞれの家族が抱える問題も取り上げられています。キヨさんの息子の嫁や、シゲさんの息子、ノリさんの娘も色々な形で貢献し、問題を提起し、解決へと導いていきます。

特に目立っていたのは、キヨさんの奥さんかも? 最後に登場する“偽三匹”にも関わっていますし、キヨさんの孫や嫁に対して彼女が言う意見はなかなか鋭くてかっこよかったです。


三匹の話以外に、最後に短編が収録されています。これは甘すぎて途中でリタイア・・・・。でも、ネットでは評判が良かったですよ。甘いのがお好きな方は読んでみて下さい。

三匹の話はこれで終わりなのかな?? また三匹に出会いたいので、楽しみに待とうと思います。


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

posted by DONA at 15:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:有川浩

2015年06月12日

奥田英朗「ガール」

9784062762434_l.jpg

 奥田英朗 著
 「ガール」
 (講談社文庫)


わたし、まだオッケーかな。ガールでいることを、そろそろやめたほうがいいのかな。滝川由紀子、32歳。仕事も順調、おしゃれも楽しい。でも、ふとした時に、ブルーになっちゃう(表題作)。ほか、働く女子の気持ちをありえないほど描き込み、話題騒然となった短編集。あなたと彼女のことが、よくわかります。−裏表紙より−


ヒロくん」「マンション」「ガール」「ワーキング・マザー」「ひと回り」の5編収録されています。


どれも面白かったですが、特に「ヒロくん」と「ワーキング・マザー」は女性がバリバリ働くことの大変さがよくわかって、痛いくらい共感しました。・・とはいえ、自分は女性だけの職場なので、男性との確執は無いのですが、同じ女性としてよくわかるんですよね。

子どもを産んだこともありませんが、子育てしながら働く大変さは想像できます。たぶん、想像以上に大変なのでしょう。女性に社会に出て働け!と言うのであれば、もっとサポート体制をしっかりしないと難しいでしょうし、女性の側もいろいろと気遣いが必要になるでしょうね。

「子育てしているから」を前面に押し出して、仕事から逃れようとするのは違う気がします。でも、言わなければわかってもらえないのもわかるんですよね。本当に難しい問題です。


他の話も、少し前(いや、もうかなり前か?)の自分を思い出すようで、その頃に戻ったような感覚になりました。30代前半から半ば頃って、仕事では中堅になって上下に挟まれて辛い思いをして、でも仕事はしっかり覚えているからやりがいも出来て楽しくなって、とても複雑な心境になるんですよね。

プライベートでは、周りが結婚&出産ラッシュで、焦りが出始めますし・・。

私も職場に男性がいないだけで、上下に挟まれたり、周りの結婚ラッシュもありましたし、自分に結婚願望がなくても何となく焦ったものでした。


30代の女性だけではなく、以前30代だった女性、そしてこれから迎える女性、更には女性と共に働く男性や奥さんや娘さんが働いている男性など、幅広い人たちに読んで勉強してもらいたい物語です。


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

posted by DONA at 15:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:その他

2015年06月05日

買った本

136431.jpg

 田牧大和 著
 「緋色からくり―女錠前師謎とき帖1」
 (新潮文庫)


気になっていた作品。やっと見つけたので購入しました。


127635.jpg

 有川浩 著
 「三匹のおっさん ふたたび」
 (新潮文庫)


1作目が面白かったので、続編も購入。今読んでいますが面白いです。

2015年06月02日

柴田よしき「桜さがし」

桜さがし

 柴田よしき 著
 「桜さがし」
 (集英社文庫)


中学時代から十年来の仲間である歌義、陽介、綾、まり恵の四人は、今は作家として京都郊外の山奥に独居する恩師・浅間寺のログハウスに招待され、その途中の山道で一組の男女と出会う。幸福そうに見えた二人だったが、一ヶ月後に心中死体で発見され・・・。出会いと別れ、つらい恋、そして事件。四人に訪れる人生の岐路。古都の移ろいゆく季節の中、せつない青春群像を描く、傑作ミステリ連作集。−裏表紙より−


猫探偵正太郎シリーズにも登場する、浅間寺と愛犬のサスケも活躍するミステリです。浅間寺の教え子で、卒業して10年以上経っても繋がりがある4人の物語です。

初めは恋愛小説だとばかり思い込んでいたので、なかなか読む気にならなかったのですが、実際はミステリ要素も多く、この作家さんらしい深い内容で面白かったです。しかも、あまり人が死なないミステリなので、暗くならずに読めました。

まあ、中心となるのは4人それぞれの恋愛事情なのですが、あまりくどくなかったので私でも大丈夫でした。


学生時代からの友人、という奴が私にはいないので、どういう感覚なのかわかりませんが、やはり子どもから大人になる過程を知られている相手って、秘密もなくて良いような、でも隠したい過去も知られているのは気恥ずかしいというか、うっとおしい存在にもなるのかな?と思いました。

この物語に出てくる4人は特に、恋愛が絡んでいるので余計に難しいかもしれません。

ハッキリ言って、彼らがくっつこうが、別れようがどっちでも興味は無かったのですが、それぞれがちゃんと前を向いて、未来を見据えて進んで行く様子が読めたのは良かったです。

浅間寺の淡い恋も読めましたし。彼の意外な人間臭さみたいなものも垣間見れただけでも、読んだ甲斐がありました。


久しぶりの柴田作品で、やはり読みやすいし面白かったので、また近々読みたいと思います。まだまだ読んでいない作品はあるのですが、多いから逆に何から読んでいいのかわからないんですよね・・。

色々とネットで調べてみることにします。


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

posted by DONA at 15:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書:柴田よしき

2015年06月01日

5月のまとめ

晴れときどき涙雨 田 郁のできるまで (幻冬舎文庫)晴れときどき涙雨 田 郁のできるまで (幻冬舎文庫)
高田さんの人柄がよくわかる本でした。それこそ、ときどき涙を流しながら読み終えました。私も感謝の気持ちをもって、人にそっと頭をさげられる人間になりたいと思いました。
読了日:5月6日 著者:田郁


晴れた日は謎を追って がまくら市事件 (創元推理文庫)晴れた日は謎を追って がまくら市事件 (創元推理文庫)
違う作家さんなのに、軽くつながりがあったりして楽しめました。不可能犯罪を解き明かすのを読むのは面白いですが、全体的にやはり暗いイメージですね。
読了日:5月16日 著者:伊坂幸太郎,大山誠一郎,伯方雪日,福田栄一,道尾秀介


桜さがし (集英社文庫)桜さがし (集英社文庫)
久しぶりの柴田よしき作品。面白かったです。恋愛小説だということで敬遠していたのを後悔しました・・。ミステリ小説として読み応えがありました。
読了日:5月24日 著者:柴田よしき


自分でもびっくりの3冊!!

もう少し読んだ気がしていたので驚きました。どの本に引っかかってたんだろうか??どれもサラッと読んだつもりでいました。

6月はもう少し読みたいな〜。でも仕事が長いんだよな・・。

特に印象に残ったのは「晴れときどき涙雨」です。

posted by DONA at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:まとめ