2014年12月31日

2014年下半期まとめ

今年のまとめをする予定でしたが、その前に半年分のまとめを忘れてたことに気づき、とりあえず今日はそちらをやることにしました。

一年のまとめは来年…ふらふら

読んだのは、全部で33冊! 少なっがく〜(落胆した顔)

初めましての作家さんは、6人。

伊岡瞬、似鳥航一

アラン・ブラッドリー、リースボウエン、ローナ・バレット、ピエール・ルメトール


印象に残ったのは、柚月裕子「検事の死命」原田マハ「楽園のカンヴァス」高田郁「天の梯 みをつくし料理帖」です。


今年も拙い文章のブログを読んで下さり、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。


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2014年12月22日

坂木司「ウィンター・ホリデー」

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 坂木司 著
 「ウィンター・ホリデー」
 (文春文庫)


元ヤンキーでホストだった沖田大和の生活は、小学生の息子・進が突然に夏休みに現れたことから一変。宅配便のドライバーへと転身し子供のために奮闘する。そして冬休み、再び期間限定の親子生活がはじまるが、クリスマス、お正月、バレンタインとイベント盛り沢山のこの季節は、トラブルも続出で・・・。―裏表紙より―


こちらの続編です。不器用な親子だったヤマトと進ですが、絆はしっかりと深まったようで、冬休みが近づく頃からヤマトはソワソワしています。

冬は宅配業者にとって本当に忙しい時期ですね。お歳暮だけかと思ったら、最近はおせちも宅配なんですね〜。しかも生で運ぶものもあるようで、落とさないようにするだけではなく、傾かないようにもしないといけなくてかなり気を使っています。

更にはクリスマスやバレンタイン・・。バレンタインも宅配を使うんですね〜。何だか意外でしたけど、遠距離恋愛だったら仕方ないのかもしれません。

ヤマトの場合、相変わらずリヤカーですから、指先もかじかんで荷物を落としそうになるので大変です。

でも彼には進という息子がいてくれて、かなりの癒しになっているのでうらやましいくらいです。ただ、この進は小学生らしくないしっかりした男の子なので、子どもらしく我儘を言えない所があって、突然拗ねてしまって周りは理由がわからずアタフタすることもあります。

そういう不器用さは父親に似たのかも??

今回は母親も何度か登場し、彼女の人柄もわかるようになりました。意外な面もたくさん見られて、彼女のことも好きになりました。進が父親になついて複雑な心境だと思うのですが、大きな心で受け止める彼女は偉いです。

そして、やはり最高なのはジャスミン!彼(彼女)の言葉は心に刺さることが多く、ずっしり重たい想いがたくさん込められています。ジャスミンに育てられたヤマトがうらやましいです。


さて、次はどんな物語が待っているのか? 親子3人で暮らす日は来るのか? とても楽しみです。


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2014年12月17日

ジョアン・フルーク「シナモンロールは追跡する」

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 ジョアン・フルーク 著
  上條ひろみ 訳
 「シナモンロールは追跡する」お菓子探偵ハンナシリーズ15
 (ヴィレッジブックス)


4月、<レイク・エデン・イン>のジャズフェスティバル前日、ハンナと末妹ミシェルはお菓子を届ける途中で玉突き事故に遭遇。人気バンドのツアーバスも巻きこまれ、運転手が死亡、メンバーの一人は搬送先の病院で何者かに殺害されてしまう。姉妹は犯人探しを開始するが、ハンナにはもう一つ、結婚式間近のノーマンの婚約者ベヴについてどうにも気になることが。こちらもこっそり調べはじめるが・・・。−裏表紙より−


あらすじ冒頭に“4月”と書いてあるのに、かなり雪深い描写がいっぱいありました。いきなり起きる事故も、路面の凍結が原因で、ハンナとミシェルは雪をかき分けて救出に向かいます。

そこで運転手の遺体を発見するのですが、彼の死の調査をするのかと思ったらそうではなく、搬送されて軽症だったはずのバンドのメンバーが殺害されてしまい、その事件の調査をすることになります。

いつもは事件に巻き込まれるハンナを注意している母親が今回は一番に調査を始めようとします。もちろん、噂話に強い彼女は良い探偵ぶりを発揮します。

いつものように、2番目の妹・アンドレアや末妹・ミシェルも大活躍。特にミシェルは、ハンナの家に居候していて、夜中に料理をしたり、早朝にコーヒーを淹れたり、姉を献身的に支えてくれています。

彼女の活躍はうれしいのですが、あまり活躍してしまうと、ハンナが霞んでしまいそう・・。


事件以外に気になることといえば、ノーマンの件。前作の終わりに爆弾を落としたノーマン。それ以来元気も無かったようです。ハンナと話すと彼女が焼きもちをやくので、ハンナともろくに話すことができませんし、ハンナが預かっている飼い猫にも会えません。

ハンナも寂しい毎日を過ごしています。そんな彼女の様子を見て、家族が立ち上がります。ノーマンの婚約者について調べることになり、婚約者の実態が少しずつ明らかになっていくにつれ、ますますハンナを応援したくなりました。


最後には落ち着くところに落ち着いた感じになり、やっと穏やかないつもの雰囲気に戻れそうで安心しました。ただ、結局ハンナはマークとノーマン、どちらを選ぶのか?という問題は続くんですけどね。

また1年後に読むのが楽しみです。


<お菓子探偵ハンナシリーズ>
「チョコチップクッキーは見ていた」
「ストロベリーショートケーキが泣いている」
「ブルーベリー-マフィンは復讐する」
「レモンメレンゲ・パイが隠している」
「ファッジ・カップケーキは怒っている」
「シュガークッキーが凍えている」
「ピーチ・コブラーは嘘をつく」
「チェリー・チーズケーキが演じている」
「キーライム・パイはため息をつく」
「キャロットケーキがだましている」
「シュークリームは覗いている」
「プラムプディングが慌てている」
「アップルターンオーバーは忘れない」
「デビルズ・フードケーキが真似している」


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2014年12月10日

薬丸岳「死命」

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 薬丸岳 著
 「死命」
 (文春文庫)


若くしてデイトレードで成功しながら、自身に秘められた女性への殺人衝動に悩む榊信一。ある日、余命僅かと宣告され、欲望に忠実に生きることを決意する。それは連続殺人の始まりだった。元恋人の澄乃との皮肉な再会。犯人逮捕に執念を燃やす刑事・蒼井にも同じ病が襲いかかり、事件の展開は衝撃の結末を―。


この作家さんは重いテーマで描かれる作品が多いので、覚悟して読み始めた所、今回はどうも違う雰囲気でした。でもやはり、テーマになっているのは“命”なので、内容的には重かったです。

ただ、余命僅かだと宣告されて、「よし、今まで我慢していた殺人をやっていこう!」と決心する気持ちは全く理解できませんし、その衝動に駆られた彼の心情や行動を細かく描写された場面では、顔をしかめずにはいられないエグさ、グロさがありました。

もう1人の人物である、刑事の蒼井の気持ちも全く共感できませんでした。そこまで刑事であることにこだわる彼の生き方は不器用すぎて、苦しんでいる場面も顔をしかめながら読んでいる自分がいました。


そんな内容なのに、ものすごく話に入り込んでしまい、気づけば夢中になっていました。寝る時間を削っても読んでしまいたくなる作品で、2人の男性が1つの事件を通して、どんな出会い方をするのか、どんな余命を生き抜くのかがとても気になりました。

こういう作品では、最期の場面を描かずに、周りの人物が墓参りなどして「あ〜、亡くなったんだな」と知らせられるパターンが多いのですが、これはきちんと描いてくれたのでとても良かったです。

彼らは壮絶な人生を生きて、どんな想いで死んでいくのか、ぜひ読んでみてもらいたいです。

読み終わったら、かなり気持ちは落ち込みますけどね・・・。


この作家さんは間を空けないと辛いのですが、次はどんな作品を読もうかな??


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2014年12月08日

原田マハ「旅屋おかえり」

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  原田マハ 著
 「旅屋おかえり」
 (集英社文庫)


あなたの旅、代行します! 売れない崖っぷちアラサータレント“おかえり”こと丘えりか。スポンサーの名前を間違えて連呼したことが原因でテレビの旅番組を打ち切られた彼女が始めたのは、人の代わりに旅をする仕事だった―。満開の桜を求めて秋田県角館へ、依頼人の姪を探して愛媛県内子町へ。おかえりは行く先々で出会った人々を笑顔に変えていく。感涙必至の“旅”物語。−裏表紙より−

題名だけ見ると、勝手に旅館の話だと思っていたのですが、読み始めたらタレントの話だったのでびっくりしました・。“丘えりか”だから“おかえり”で、旅の代行をする“旅屋”・・なるほど!


旅が大好きなタレントのおかえりは、担当していた旅番組がスポンサーを怒らせたことで打ち切りになり、旅も出来ない上に、仕事も無くなって、今後どうやって生きていくのか?という悩みを抱えることに。

彼女しかタレントがいない事務所も存続の危機。

そんなとき、ある茶道で有名な家から「娘の代わりに旅をしてほしい」と依頼があり、彼女の代わりに満開の桜を見るために秋田県へ旅に出ます。

その仕事で、自分がどれほど旅をしたかったのかを再認識したおかえりは、社長と共に、旅代行という新たな仕事を始めることに。


2話目は怒ったスポンサーの社長からの依頼。姪を探す旅に出たおかえりでしたが、事務所社長や周りの人たちの態度に戸惑うことになります。スポンサー社長の姪とはどんな人物なのか?


私は我が家が大好きで、旅という物にほとんど興味がありません。旅に出てもすぐに帰りたくなるくらいです。また、人との出会いは更に興味が無いので、ある意味おかえりのような生き方や考え方に惹かれました。

こういう風に人と関わって、相手も自分も笑顔になっていくような旅だったら楽しいだろうと思います。うらやましい気持ちにもなりました。

時々、泣きそうになる部分もあり、最後まで楽しく読み切ることができました。

これは続編も書けそうな雰囲気。もし書かれたら読みます!


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2014年12月03日

ローラ・チャイルズ「ローズ・ティーは昔の恋人に」

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 ローラ・チャイルズ 著
  東野さやか 訳
 「ローズ・ティーは昔の恋人に」お茶と探偵13
 (コージーブックス)


サンゴ礁と魚たちが織りなす美しい水中庭園―セオドシアが水族館の巨大水槽をうっとりと眺めていると、目の前の水中で必死にもがく男性の姿が。あれは元恋人パーカー!? 懸命の救助も間に合わず、彼はその場で絶命した。警察は事故死と判断するが、セオドシアの目はパーカーの腕にある傷を見逃さなかった。おそらく犯人に抵抗したときにできたもので、これは事故なんかじゃない! 彼女が早速調べてみると、シェフだったパーカーは死の直前、店の買収問題などいくつものトラブルを抱えていたことがわかった。でも、容疑者を絞れないまま捜査は行き詰まり、人気店の経営者であるセオドシアには本業の仕事も山積み。おまけに、店の大切な仲間ヘイリーに引き抜きの話まで持ち上がり・・・!? 茶の湯に着物、和の心が光る人気シリーズ第13弾!−裏表紙より−


このシリーズももう13作目。何だかだんだんセオドシアの性格が変わってきているような・・。こんなに毒舌で計算高い感じでしたっけ??

今回は、あらすじにもあるように、元恋人・パーカーが殺されてしまいます。更にその死体をセオドシアが見つけてしまうという衝撃の始まり方。ストーリー展開的に必要だったのかわかりませんが、何も殺さなくても・・と思ってしまいました。

発見者がセオドシアですから、当然今までのように事件の調査を始めます。でも相変わらずの忙しさなので、店を色んな人に押し付けつつ進めていきます。

今回も楽しそうなイベントと、美味しそうな食事とスイーツが最高でした。こんなに色んなイベントがあったら、日にちや場所を間違えたり、着る服も悩みそうです。ドレスを何着持っているんだろう??と変な興味をもちました。

こういう部分が面白いので、事件の解明とかどうでも良いのにと思ってしまうことも多く、セオドシアが調査に出かけるとがっかりしてしまうこともあります。

そして、最初に書いたようにセオドシアの性格が。表の顔と心の中がこんなに違うなんて。パーカーの今の恋人に対しても嫉妬しているのか?と思うくらいの疑いぶり。確かに怪しい雰囲気ではありましたけど。

何とか軌道修正して元の素敵な女性に戻ってもらいたいものです。

色々書いておきながら、このシリーズの雰囲気はとても好きなので、また続きも読むと思います。


<お茶と探偵シリーズ>
「ダージリンは死を招く」
「グリーンティーは裏切らない」
「アールグレイと消えた首飾り」
「イングリッシュ・ブレックファスト倶楽部」
「ジャスミン・ティーは幽霊と」
「カモミールティーは雨の日に」
「ブラッドオレンジ・ティーと秘密の小部屋」
「ロンジン・ティーと天使のいる庭」
「ホワイト・ティーは映画のあとで」
「ウーロンと仮面舞踏会の夜」
「ミントの香りは危険がいっぱい」
「オーガニック・ティーと黒ひげの杯」


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2014年12月02日

買った本

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 薬丸岳著
 「死命」
 (文春文庫)


一気読みしました。感想はいつ書けるかわかりませんが、忘れないうちに書きたいです。


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 坂木司著
 「ウィンター・ホリデー」
 (文春文庫)


1作目が面白かったので、これも購入。面白かったら良いな。

2014年12月01日

11月のまとめ

探偵・日暮旅人の笑い物 (メディアワークス文庫)探偵・日暮旅人の笑い物 (メディアワークス文庫)
こういう、恋愛の濃い話はとても苦手なのですが、思わず泣いてしまいました。2人がどうなろうと知ったことでは無いですが、とにかく収まる所に収まってうまく終わりを迎えてもらいたいです。
読了日:11月1日 著者:山口幸三郎


ランウェイ・ビート (宝島社文庫)ランウェイ・ビート (宝島社文庫)
この作家さんの作品で初めて合わないな…と思いました。この歳になると、青春ものは読むのがしんどくなります。更に苦手な恋愛が絡むとダメですね。ファッションにも興味が無いので、服装のイメージが掴めなかったのが辛かったです。
読了日:11月7日 著者:原田マハ


ローズ・ティーは昔の恋人に (コージーブックス)ローズ・ティーは昔の恋人に (コージーブックス)
まさか彼が殺されるとは!!あまりの展開にセオドシアと一緒に固まってしまいました。それにしても、シリーズが進むにつれ、セオドシアの性格が変化している気がして仕方ありません。こんなにキツイ人だっけ?でも、楽しそうなイベントと、美味しそうなお茶や食べ物が出てくるだけで楽しめるから次も読みます。
読了日:11月19日 著者:ローラチャイルズ


旅屋おかえり (集英社文庫)旅屋おかえり (集英社文庫)
題名から、勝手に旅館の話だと思っていたので、とりあえず驚きました。でも面白かったです。ほろりと泣かされる所も多く、最後までワクワクしながら読めました。
読了日:11月26日 著者:原田マハ


死命 (文春文庫)死命 (文春文庫)
読み始めたら止まらなくなりました。描写が読み辛い所がたくさんあったのに、彼らがどうなっていくのかが気になって仕方ありませんでした。最期まで書いてもらえて良かったです。
読了日:11月30日 著者:薬丸岳


5冊でした。最後の1冊は2日間で一気読みしたので増えましたが・・。読書に夢中になると、HDDがいっぱいになるし、録画したものを見ていると読書が進まないし。もっと時間が欲しい!!

印象に残ったのは「旅屋おかえり」です。


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posted by DONA at 15:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:まとめ