2014年09月30日

近藤史恵「巴之丞鹿の子 猿若町捕物帳」

巴之丞

 近藤史恵 著
 「巴之丞鹿の子 猿若町捕物帳」
 (光文社時代小説文庫)


江戸で若い娘だけを狙った連続殺人が起こった。南町奉行所同心の玉島千蔭は、殺された女が皆「巴之丞鹿の子」という人気歌舞伎役者の名がついた帯揚げをしていたことを不審に思う。そして、巴之丞の蔭に浮かぶ吉原の売れっ奴。調べが進むなか新たな被害者が―。はたして真犯人は!? 大藪春彦賞作家・近藤史恵の時代ミステリー小説シリーズ第一作がついに復刊!−裏表紙より−

猿若町捕物帳シリーズの1作目だそうです。驚くほどページ数の少ない本で、あっという間に読み終えてしまいました。


若い娘が次々殺される事件が発生し、被害者たちに共通点が無い所から無差別殺人だと思われるが、同心・玉島千蔭は、彼女らが同じ帯揚げをしていることに気づく。その帯揚げは「巴之丞鹿の子」と名付けられた、人気の歌舞伎役者が舞台上で締めている物と同じだということがわかり、その役者にも話を聞きに行くことに。

女形の役者・巴之丞の話をきっかけに、吉原の奴や、帯揚げを売っている店の者まで調べていくうちに、容疑者が浮かび上がる・・。



事件が発生し、帯揚げに気づいてから、すごい速さで解決しました。こんなにあっさり解決するなら、なぜこんなに殺されてしまったんだろう?と不思議に思うくらいです。

もう少し容疑者がたくさん現れて、この人も違ったか・・という展開が欲しかった気がします。


でも、登場人物たちが良いキャラクターをしていて、もっと深く知りたいと思いましたし、続編にも1作目に登場した役者や奴なども出てくるようなので、続きも読んでいきたいと思います。

普段時代小説を読まない人でも、文章が軽くて読みやすいのでお勧めですよ。


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2014年09月28日

メープルビスケット

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そろそろ、型抜きも出来るか?と思いましたが、今日は暑かったですね…。

何度も冷やしながらの作業になってしまいました。

美味しかったから良いですが。


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2014年09月25日

坂木司「夜の光」

夜の光 

 坂木司 著
 「夜の光」
 (新潮文庫)


約束は交わさない。別れは引きずらない。大事なのは、自分に課せられた任務を遂行すること。正体を隠しながら送る生活の中、出会う特別な仲間たち。天文部での活動を隠れ蓑に、今日も彼らは夜を駆ける。ゆるい部活、ぬるい顧問、クールな関係。ただ、手に持ったコーヒーだけが熱く、濃い。未来というミッションを胸に、戦場で戦うスパイたちの活躍を描く。オフビートな青春小説。−裏表紙より−


高校の天文部に所属する4人の学生たちの物語です。それぞれを視点にした物語が4話描かれていて、本人からの視点と周りからの視点の両方が読めて、人物像も掴みやすかったです。

高校生とはいっても、とても個性的な4人。実は、個性的ではなく自分に正直な人たちなのかもしれませんが。ちょっとひねくれているといってもいいくらいですが、本人たちは色々考えてしっかりと自立した人生を歩もうとしていて、もう少し子どものままでいさせてあげたいような気持ちにもなりました。

4人は自分自身をスパイだと思って生活しています。そのため、名前ではなくコードネームで呼び合っていました。ブッチ(部長だから)、ギィ(ギャルだから)、ゲージ(芸術家のようだから)、ジョー(一見お嬢さまに見えるから)という4人。

高校にはきちんと通っているわけですから、特に家庭環境が悪いわけではないのですが、色々と悩みはあって、自分の思う道を歩ませてもらえない子どもが多く、それを甘んじて受け入れることなく自分なりに考えて自立していこう!とがんばっています。

そんな彼らが遭遇する日常のちょっとした謎や悩みを解き明かしていきながら、話は展開していきます。そして、最後の話では卒業した4人がどんな人生を歩み始めたのかが少し描かれています。

思った道をまっすぐに進めている子ばかりではありませんが、将来が楽しみな終わり方でした。4人が幸せな人生を歩んでくれることを祈りながら読み終えました。


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2014年09月24日

買った本

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 近藤史恵 著
 「賢者はベンチで思索する」
 (文春文庫)


この作家さんの作品は見つけたら購入すると決めました。


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 「大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー」
 (光文社文庫)


アンソロジーです。新しい出会いがあれば良いのですが・・。


2014年09月21日

メープルカシューナッツ

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カシューナッツにメープルシュガーとメープルシロップを混ぜた物を絡めて、オーブンでカリッと焼きました。

これをお菓子作りと呼んで良いのかわかりませんが…。

ナッツをそのまま食べても美味しいですが、ちょっと手を加えると更に美味しくなります!


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2014年09月18日

似鳥航一「下町和菓子 栗丸堂」

下町和菓子 

 似鳥航一 著
「お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂」
(メディアワークス文庫)


浅草の一角で、町並みに溶け込むかのように佇む栗丸堂。最近店を継いだ若い主人の名は栗田仁という。精悍にすぎる容貌で、どこか危なっかしいが腕は確かだ。 とはいえ、店の切り盛りは別物で。心配した知人が紹介したのが葵だった。若い女性に教わるのを潔しとしない職人気質の栗田。だが、葵との出会いが、栗田の和菓子を大きく変えることになる。 和菓子のやさしい味わいがもたらす、珍騒動の数々。下町の温かさ、そしてにぎやかさに触れるひとときをどうぞ。−裏表紙より−

初めましての作家さんです。

「豆大福」「どら焼き」「干菓子」の3編が収録されていて、それぞれの和菓子にまつわる謎解きが描かれています。


和菓子の薀蓄もあり、知らないことも多くて興味深く読めました。この3つの和菓子は全部苦手なんですが…。

ちょおと、何でもうまく行き過ぎな気はしましたが、サラッと軽い文章で、謎自体も複雑すぎず、読みやすかったです。

まだ1作目なので、主人公の栗田仁のことも、謎の和菓子ガール・葵のことも、人物像がはっきりしなかったので、続編があるなら読んでも良いかな?と思っています。


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タグ:似鳥航一

2014年09月15日

ドーナツ

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久しぶりにシンプルなドーナツを作りました。

やっぱりドーナツ好きだ〜!


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2014年09月13日

買った本

巴之丞

 近藤史恵 著
 「巴之丞鹿の子 猿若町捕物帳」
 (光文社文庫)


最近お気に入りの作家さん。色々読んでみたくて見つけた本を手に取りました。時代物のようですね。


夜の光

 坂木司 著
 「夜の光」
 (新潮文庫)


こちらもお気に入りの作家さん。読みはじめていますが、まだ始めの方ですがすでにはまっています。

2014年09月10日

ローナ・バレット「本を隠すなら本の中に」

本を隠すなら本の中に

 ローナ・バレット 著
  大友香奈子 訳
 「本を隠すなら本の中に」本の町の殺人3
 (創元推理文庫)


「いますぐわたしの家から出ていって!」大学時代のルームメイト、パミーが家に転がり込んで二週間、家を占領するだけでなく、書店で客に迷惑をかけるにいたって、ついにトリシアの堪忍袋の緒が切れた。なのに追い出したその日のうちに、隣の書店の店主でトリシアの姉が、彼女を雇ってしまったのだ。そのパミーが店の裏で殺された。古書と専門書の町、読書家の聖地ストーナムで起こる事件を描く、ライトミステリ。アガサ賞候補作。−裏表紙より―


面白そうだったので、「本が好き!」で献本申し込みしました。

シリーズの第3作目から読んだので、いきなり主人公・トリシアがパミーという友人を追い出すところから始まり、その展開に驚いてしまいました。

たぶん、前作にも登場し、色々と迷惑をかけていたのでしょうが、登場してすぐに追い出されてしかも殺されてしまったパミーに同情する暇もありませんでした。

事件の調査をするときに聞こえてくる話によると、どうやらパミーは良い人とは言え無さそう。彼女はフリーガンだった!という事実が判明するのですが、フリーガンって何?と思ってしまいました。どうやらゴミ箱を漁って、ごみの中から賞味期限切れの食品や使えそうな食器や電化製品などを拾ってきて生活する人たちのことのようです。

調べた所、Freegansと綴るそうです。自由とか無料という意味の「free」と菜食主義者の「vegan」を合わせた言葉のようです。フーリガンではないんですよ。

一瞬、ホームレス的なことかな?と思ったのですが、家はあって仕事もあって、でもごみを減らしたいとか、生活費を減らすためとか色々な思想をもって、ごみを漁っているそうです。

パミーは同じフリーガンからも疎まれていたようで、彼女の貪欲さが気に食わないと思う人も多かったわけです。彼女の新たな一面を見せられて戸惑うトリシア。容疑者も多くてなかなか解決できそうにもありません。

そのうち、トリシアにも脅迫めいた電話がかかってきて・・・。


今までの2作では警察関係者と険悪なムードだったようですが、今回は新たな警察官が事件を捜査していて、トリシアはちょっと恋をしそうな雰囲気です。この2人の関係もこれから楽しめそうです。

トリシアを含め、彼女の姉や恋人、従業員など、面白そうな人物がたくさん登場していたのですが、やはり3作目から読んでもキャラクターが把握できませんでした。

これは、1作目から読むべきでしょう! 何しろ、ミステリー専門店や料理本専門店など、本屋さんがたくさんある小さな町の物語なんですから、楽しいことが次々起こりそうで読みたくなってしまいますよね。

次は1作目に戻って読み始めることにします。


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2014年09月07日

ココアナッツクッキー

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最近、気に入って使っているナッツ。
今回は、上に乗せてみました。

形はともかく、おいしく出来ました。


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2014年09月05日

原田マハ「楽園のカンヴァス」

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 原田マハ 著
 「楽園のカンヴァス」
 (新潮文庫)


ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに籠めた想いとは―。山本周五郎賞受賞作。−裏表紙より−


この作家さんが絵画に詳しいとは知りませんでした。この作品を読む直前に丁度テレビに出演されて、ピカソやルソーの話をされていたのを偶然見たので、タイムリーで面白かったです。

表紙にもなっている絵「夢」。これに酷似した「夢を見た」という題名の絵が発見されたが、それは本物なのか贋作なのか?という内容になっています。

アンリ・ルソーの絵って、私は好きになれなくて、見かけてもあまりじっくり眺めることもなかったのですが、今回は何度も表紙を見て確認しながら読みました。

ルソーだけではなく、絵画の名前が出てくる度にどんな絵なのか、ネットで確認しながら読み進めました。ネットって便利ですね〜。


ピカソも私には理解できない芸術で、彼がルソーに憧れていたと言われても、ピンとこないというか、まったく違う絵を描くのに・・と思ってしまいます。まあ、自分と違う絵を描けることに対しての憧れなのでしょうけど。

この物語には、ルソーに魅せられた人たちが出てきて、それぞれの思惑によって「夢を見た」を鑑定しようとします。

特に、ティム・ブラウンと早川織絵は直接絵を見て、それにまつわる物語も読んで、真贋を判断するように任されてしまい、ますますルソーに魅せられていきます。

最後までどうなっていくのか気になって、次々読み進めていきました。結末はすっきりと、良い所で終わっていて良かったです。


何よりも本物の絵画が見に行きたくなりました。特にMoMAに行きたい!! お気に入りの絵画を時間を気にせず見ていられたら良いでしょうね・・。実際はすぐに飽きるのかもしれませんがあせあせ(飛び散る汗)


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posted by DONA at 14:49| Comment(4) | TrackBack(0) | 読書:原田マハ

2014年09月02日

8月のまとめ

名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫)名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫)
若気の至りともいうべき事で、心を閉ざしてしまい、後戻りも進むことも出来ない人たち。読んでいて心が痛くなりました。それにしても、今までのお草さんならもっと強く踏み込んでサクッと解決していた気がするのですが、ちょっとパワーダウンかな?次回はもっとハツラツとした姿が見たいです。
読了日:8月5日 著者:吉永南央


よろず占い処 陰陽屋は混線中 (ポプラ文庫ピュアフル P[あ]4-7)よろず占い処 陰陽屋は混線中 (ポプラ文庫ピュアフル)
う〜ん…。高校生がこんなに何も知らなくて、こんなにほのぼのしていて良いのか?早くキツネ君の出生の秘密が明らかになってもらいたいものです。
読了日:8月7日 著者:天野頌子


貧乏お嬢さま、メイドになる (コージーブックス)貧乏お嬢さま、メイドになる (コージーブックス)
王位継承者でも、順位が低いとお金に困るんですね〜。昔の武士のようです。主人公のジョージーが始めた仕事が成り立つ世界ってすごい!優雅な世界だけど、妙に生活感もあって、面白かったです。謎解きの所はアッサリしてましたが、登場人物と、背景が面白くて気に入りました。
読了日:8月17日 著者:リースボウエン


天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)
最後まで読んで良かった、この作品に出会えて良かった・・としみじみと感じながら読み終えました。もちろん、涙涙でボロボロになりましたけど、今回はうれしい涙がほとんどだったので、清々しい気持ちになりました。番外編というか続編のような物を書いて下さるようなので、それを楽しみにまた1巻から読み直そうと思います。ありがとうございました(何だかお礼が言いたくなります)。
読了日:8月22日 著者:高田郁


ペットのアンソロジー (光文社文庫 こ)ペットのアンソロジー (光文社文庫)
泣きそうになる感動話もあり、ミステリーもあり、最後まで楽しく読めました。ただ、合わない作家さんもいましたが・・。印象に残った話を見てみると猫の話がほとんどでした。猫好きだから仕方ないですが。
読了日:8月26日 著者:我孫子武丸,井上夢人,大倉崇裕,大崎梢,太田忠司,柄刀一,汀こるもの,皆川博子,森奈津子


8月は7月よりさらに減って 5冊
自分でもびっくりです。本を読まずに何していたのか??でも毎日妙に時間がありません・・。

特に印象に残ったのは「天の梯 みをつくし料理帖」です。

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posted by DONA at 14:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:まとめ