2014年06月30日

七尾与史「死亡フラグが立ちました!」

死亡フラグが立ちました

 七尾与史 著
 「死亡フラグが立ちました! 凶器は・・バナナの皮!? 殺人事件」
 (宝島社文庫)


“「死神」と呼ばれる殺し屋のターゲットになると、24時間以内に偶然の事故によって殺される”。特ダネを追うライター・陣内は、ある組長の死が、実は死神によるものだと聞く。事故として処理された彼の死を追ううちに、陣内は破天荒な天才投資家・本宮や、組長の仇討ちを誓うヤクザとともに、死神の正体に迫っていく。一方で、退官間近の窓際警部と新人刑事もまた、独自に死神を追い始めていた…。


初めましての作家さんです。

表紙の雰囲気と題名(副題)の感じから、もっと明るく楽しい雰囲気のギャグっぽい内容だと思っていたのですが、人もたくさん死んで、助かっても命がけの部分が多くて、結構暗いというか、濃い内容でした。

だって「バナナの皮」で死亡ですよ!? コントみたいじゃないですか!

始まりは軽い感じなのに、どんどん人が殺されていって、辛くなっていきました・・・。


「死神」と呼ばれる殺し屋の存在を知ったライターの陣内は、あるヤクザの組長の死亡事故について調べ始めます。バナナの皮で滑って転んだ所に鉄アレイが置いてあったため死亡した組長。あまりにも不幸な不運な事故として処理されたのですが、これも実は死神の仕業なのか!?

死神に依頼した人は、組長の手下である1人のヤクザのことも依頼したと告白します。死亡フラグが立ってしまったヤクザと陣内、そして陣内の信頼する友人・本宮は、死神の正体を暴こうと動くのですが、死神の「殺る気マンマン」なアクシデントが続き、命がけの調査になってしまいました。

死神から逃れることはできるのか?そして、正体は誰なのか?


なかなかスリリングな展開なんですよね。スリリングという言葉で片づけるには重たすぎるようなことばかりで、陣内たちがかわいそうになっていきました。

殺されても仕方ない人なんていないのでしょうけど、殺されるだけの理由がある(本当はどんな理由でも殺されるのはおかしいのですが)というか、まだ理解(?)できる理由があるならまだしも、そんなことで殺されたの!?と驚く理由が多いのが余計に読みにくかったです。

殺されるであろう人たちの1日なり、数日を自分も一緒に過ごしたかのように読み進めて、彼らのことを気に入ったとたんに、結局は亡くなってしまうのも辛かった・・。

もっとハッピーエンドな感じが良かったです。死神の勝利で終わるのは悲しかった。


↓ ランキングに参加中 ポチッと押して下さると嬉しいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

タグ:七尾与史

2014年06月29日

コーヒーチョコケーキ

コーヒーチョコケーキ

コーヒー風味の生地に、ココアと刻んだチョコを入れて焼きました。

コーヒーの苦味が、チョコの甘さで良い感じに中和されて、美味しく出来ました。

混ぜるだけでできますし、また作ろうと思います。


↓ ランキングに参加中 ポチッと押して下さると嬉しいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

2014年06月25日

近藤史恵「サヴァイヴ」

サヴァイヴ

 近藤史恵 著
 「サヴァイヴ」
 (新潮文庫)


団体戦略が勝敗を決する自転車ロードレースにおいて、協調性ゼロの天才ルーキー石尾。ベテラン赤城は彼の才能に嫉妬しながらも、一度は諦めたヨーロッパ進出の夢を彼に託した。その時、石尾が漕ぎ出した前代未聞の戦略とは──(「プロトンの中の孤独」)。エースの孤独、アシストの犠牲、ドーピングと故障への恐怖。『サクリファイス』シリーズに秘められた感涙必至の全六編。−裏表紙より−


サクリファイスシリーズの第3弾なのですが、続編というわけではなく、過去の話も含まれています。

白石選手も出てきますが、出てこない話もあり、でもシリーズを始めから読んでいる人には懐かしい名前が次々出てきて、うれしくなると思います。


石尾と赤城の関係がどうやって出来上がって、どんな関係性にあったのか、知りたいことが色々描いてありました。これを読んだら、またシリーズの始めに戻りたくなってしまいます。

で、サヴァイヴまで読んだらまた戻りたくなるんだろうな・・。

すっかりロードレースにはまっています。

1人ずつの競技に見えるのに、実はチーム戦だという不思議なスポーツ。しかも、ここまで自己犠牲の精神が強い競技はなかなか無いと思います。

アシストする選手がいることがすごいですし、そのアシストという仕事をする選手は、やはりそれなりにもやもやした気持ちを抱えながらも、結局はチームのため、エースのために自分を投げ出す。

エースは、周りの助けがあって初めてエースとして成績が残せるわけですから、華々しい姿の裏にはプレッシャーが重くのしかかっていることでしょう。ドーピング事件が起きるのはわかる気がします。もちろん、薬に頼って勝っても何にもならないのですが。

色んな事情を抱えながら走っている彼らの姿、ぜひいつか見てみたいものです。

日本人が好きそうなスポーツなのに、なぜ人気が無いんでしょうね。


シリーズは後1作あるようです。まだまだいくらでも話が書けそうなので、ぜひ書いてもらいたいです。

<サクリファイスシリーズ>
「サクリファイス」
「エデン」


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

posted by DONA at 14:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:近藤史恵

2014年06月23日

買った本

死亡フラグが立ちました

 七尾与史 著
 「死亡フラグが立ちました!」
 (宝島社文庫)


気になっていた作品。やっと見つけたので購入です。


猫弁と指輪物語

 大山淳子 著
 「猫弁と指輪物語」
 (講談社文庫)


お気に入りのシリーズの新刊が出ていたので、買いました。今回もほのぼのしているのかな??


まだ積んでいる本があるのですが、出先で読んでいた本が読み終わってしまったので、本屋に入って買いました。なので、先に買った本を読み始めています。

2014年06月22日

きなこクッキー

きなこクッキー

残っていたきなこ。早く使いきりたくて、またクッキーにしてみました。

前回とは違うレシピ。

順調に出来たはずが、切る段階になって、ボロボロに崩れてしまいました…。

理由はわかりませんが、とりあえず、手で丸めて焼きました。

味はまあまあかな?


↓ ランキングに参加中 ポチッと押して下さると嬉しいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

2014年06月18日

遠藤彩見「給食のおにいさん」

給食のおにいさん

 遠藤彩見 著
 「給食のおにいさん」
 (幻冬舎文庫)


コンクールで優勝するほどの腕をもちながら、給食調理員として働くことになった宗。子ども嫌いな彼を待っていたのは、保健室登校生や太ってしまった人気子役など問題を抱える生徒ばかり。さらにモンスターペアレントまで現れて。大人になりきれない料理人は給食で子供達を救えるか?笑いと感動そしてスパイスも効いた食育&青春小説。−裏表紙より−


初めましての作家さんです。

読み終わってあらすじを読んで、「宗って誰?」と思ってしまいました。子どもたちが「ささめ〜」と呼ぶので、下の名前なんてすっかり忘れていました・・。

小学校の時の給食なんて、ほとんど記憶に残っていないくらい印象が薄いです。この中に出てくるような給食だったり、栄養士さんがいればもっと違う印象だったのでしょうが。給食のおばちゃんのことも全く覚えていません。“おにいさん”はいなかった気はしますけど。

給食当番のとき以外、給食室に行くこと無かったですしね。調理している場面を見ることも無かったかも。


この物語の主人公は「ささめ〜」と呼ばれている調理員。一流レストランで働いていて、コンクールでも優勝するほどの腕を持つシェフなのですが、自分の店の経営に失敗したことで、仕方なく募集されていた給食の世界へ。

子どもも好きではないし、今まで全く関わることも無かった存在なので、初めのうちは戸惑うことばかりでした。何百人の分量を作ることも初めてで、味付けや盛りつけなど、今までにない経験を積むことになりました。

でも、シェフのプライドが邪魔をしてしまい、新たな経験を喜ぶ余裕もなく「何で給食なんか作らないといけないんだ」という思いが捨てられずにいます。

そんな彼の心をほぐしてくれたのは、子どもたち。毎日美味しく悩みも無く給食を食べている子どもばかりではないことを知り、何とかして料理の力で解決できないか?と奮闘します。

熱血栄養士や熱血教師もいて、素敵な学校だと思いました。子どもの問題にもきちんと向き合ってくれますし、こんな学校ばかりなら子どもも幸せだろうに・・と思いますね。


毎日プライドと闘いながら仕事を続けたささめの今後が楽しみな話になりました。続編も発売されているので、早く手に入れようと思います。


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

タグ:遠藤彩見
posted by DONA at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:その他

2014年06月16日

買った本

サヴァイヴ

 近藤史恵 著
 「サヴァイブ」
 (新潮文庫)


ロードレースのシリーズ第3弾。でも続編ってわけでもなさそう??ロードレースの魅力にはまりそうなので、読むのが楽しみです。


パイは小さな秘密を運ぶ

 アラン・ブラッドリー 著
 「パイは小さな秘密を運ぶ」
 (創元推理文庫)


少女探偵フレーヴィアというシリーズだそうです。ネットで感想を読んで面白そうだったので購入しました。最近、新しい海外物のシリーズに出会えていないので、これは合うと良いな。



2014年06月15日

チョコチップクッキー

image.jpg

チョコチップを入れた、ドロップクッキーです。

簡単に出来て、美味しかったので、また作りたいです。


↓ ランキングに参加中 ポチッと押して下さると嬉しいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ


2014年06月13日

ジェシカ・ベック「エクレアと死を呼ぶ噂話」

エクレアと死を呼ぶ噂話

 ジェシカ・ベック 著
  山本やよい 訳
 「エクレアと死を呼ぶ噂話」ドーナツ事件簿4
 (コージーブックス)


夜の八時少し過ぎ、スザンヌがいつものようにベッドに入って眠りかけた頃。ふとラジオから、スザンヌのドーナツショップの名前が聴こえてきた。耳を澄ますとなんとキャスターが、ドーナツは命を縮める食べ物だと主張し、スザンヌの店をボイコットしようと人々に呼びかけていたのだ。思わずラジオ局に押しかけたスザンヌは、キャスターと大喧嘩。ところが翌日、彼が遺体となって発見されるなんて! しかもその口にはスザンヌの店のエクレアが押し込まれていたため、またしても彼女は容疑者になってしまう。悪い噂に店からも客足が遠のくばかり。困り果てたスザンヌは、親友や母親、恋人、そして自慢のドーナツの力を借りて捜査を開始するが……!?―裏表紙より―


このシリーズ、読む度にクッキーシリーズと似ているな〜と思います。クッキーがドーナツになっただけ?早起きする主人公、恋人が警察官で、母親とは仲は良いけどちょっとぎくしゃくするところがあって、店では心強い助手がいて・・。小さな町で起こる事件ですし、本当に色々と似ています。

でも、なぜかこのシリーズも大好きなんですよね。登場人物が魅力的なのが大きいのでしょうけど、クッキーよりもドーナツの方がもっと好きなせいもあるかも?

「オールドファッション」と聞いただけでよだれが出そうです・・。


今回は、ラジオのキャスターが殺害されます。その前日にスザンヌのドーナツ屋さんについて悪口を言っていた上に、喧嘩までしてしまったので、当然容疑者となってしまいます。更に、ラジオを聴いた人たちはドーナツを食べようと思わなくなったのか、売れ行きも悪くなったため、事件を解決させようと調査に乗り出します。

もちろん今回も親友・グレースと元警官のジョージに手伝ってもらいながら。グレースの過去の出来事がまた一つ明かされて、ますます彼女が好きになりました。

恋人になった警察官のジェイクとの仲も順調のようですし、母親もますます力強くスザンヌを支えてくれます。


相変わらずあっという間に解決してしまいますし、今回は危機も訪れますが、最後は明るく終わるので、楽しめました。町の雰囲気と美味しそうな料理やドーナツにワクワクできる作品でした。

アメリカではもうすでに12作も発表されているとか。続きも楽しみです。


↓ ランキングに参加中です。ポチ×2してくれたら嬉しいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

2014年06月10日

碧野圭「書店ガール3」

書店ガール3

 碧野圭 著
 「書店ガール3 託された一冊」
 (PHP文芸文庫)


「私、亜紀さんみたいになりたい!」きらきらした目で新人バイトの愛奈に告げられ、困惑する亜紀。子育てに疲れ、不慣れな経済書担当として失敗を重ね、自信を失いかけていたからだ。一方、仙台の老舗書店のリニューアルを任された理子は、沢村店長との出会いを通し、被災地の現状を知る。そんな亜紀と理子が、気持ちを一つにした目標とは!? 書店を舞台としたお仕事エンタテインメント第三弾。文庫書き下ろし。−裏表紙より−


今回も、理子と亜紀2人の仕事ぶりを中心に描かれています。ただ、今までと違って、理子が東エリア長に抜擢されたため、ほとんど店にいないので、2人はほとんどバラバラに仕事しています。

理子は、仙台にある老舗書店のリニューアルを任され、店長の沢村と共にどうすればより良い書店になれるか悩みながら進めています。

仙台の店は、東日本大震災で被災した店で、そこを手伝うことで、被災地の現状にも触れることになりました。

震災について、多くのページが使われています。私は被災していませんが、阪神淡路の震災のことが甦る気がして、読むのが辛い部分もありました。

でも、これは書店員の目から通した面も書かれていて、本屋だからできることは何か?という所は興味深く読めました。ただ、理子が考え、亜紀が実現させた「震災フェア」は、もし近くの書店で開催されていても見るかどうかはわかりませんけど。

震災の写真を手元に置いておこうとする気持ちは何だかわかる気がします。忘れたいけど、忘れてはいけない。でも忘れないといけない、複雑な心境なんですよね・・。なんて、身近な人を亡くしたわけでもない私が語ることではないですが。


一方、亜紀は大好きな文芸の担当から外れ、経済書の担当になり、慣れないことで四苦八苦しています。常連客からもクレームを言われますし、棚を作っても前担当者からダメだしされる毎日。更には子どもも小さくて、保育園からの呼び出しに怯えつつ、仕事をしているため、自分の好きなようにならないもどかしさもありました。

でも、理子が持ち込んだ企画を実現させることで生き生きとした亜紀が戻ってきました。ただ、このフェアの実現させるためにしたであろう苦労の部分がちょっとあっさり終わりすぎた気はしました。もう少しどんな風にして実現させたのか見たかったです。


今回、亜紀が仕事に行き詰って悩んでいたときに夫が言った言葉が私にも刺さりました。

仕事を楽しくしようと思ったら、楽しくなるように自分で動かなきゃダメだ。

そうですよね、ほんと、そうだ! 楽しく仕事するために、自分は何をするべきかな?考えようと思います。


結末が何だかこのシリーズが終わりそうな雰囲気に思えたのですが、まだまだ書店の話が読みたいので、続編を待ちたいと思います。


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

posted by DONA at 15:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書:碧野圭

2014年06月09日

演劇集団キャラメルボックス「鍵泥棒のメソッド」

演劇集団キャラメルボックスの「鍵泥棒のメソッド」を見てきました。

桜井武史は35歳の舞台俳優。別れた恋人が結婚することを知り、生きる気力をなくしてしまう。そんなある日、銭湯へ行くと、目の前で男が転倒し、彼が待っていたロッカーの鍵が目の前に転がってきた。武史は自分の鍵とすり替え、男のロッカーへ向かう。それはちょっとした出来心だった。一方、転倒した男は頭を強く打って、記憶喪失になった。所持品から、自分の名前は桜井武史だと知る。退院の日、男は病院の前で雑誌編集長の水嶋香苗と出会う。香苗の車でアパートへ向かうと、そこは汚いアパート。どうやら自分は売れない役者らしい。男は香苗に助けられ、桜井武史として生きる決意をするが・・。―HPより―


お芝居は、いきなり知らない男が、知らない男を殺害する場面から始まります。何ともダークな展開・・。続いて、別の男(桜井武史)が首つり自殺をしようとしている場面に。

まあ、この場面は笑いになってはいたのですが、なかなか重い感じのスタートでした。

そして銭湯に向かった2人の男性。そこで2人の人生が大きく変化を見せ始めます。

お金の無かった桜井は、目の前で倒れた見知らぬ男性の鍵を奪ってしまいます。その様子が何とも憎めないというか、悪気の無さがにじみ出ている感じで、ちょっと笑える展開でした。

銭湯で倒れた男性は、頭を打ったことで記憶喪失になってしまい、自分のことを桜井武史だと思いこんでしまいます。

そこからはドタバタで、笑いもあり気楽に見ていられる内容です。後半は当然、男が記憶を取り戻すわけですが、そこからはちょっとシリアスな場面もありました。

もちろん、最後はハッピーエンド。みんな良かったね〜という終わり方をします。


これは、堺雅人さんが桜井の役をして、数年前に映画化された作品です。私は見ていませんが。舞台を見たら、映画はどんな展開を見せたのか気になってしまいました。いつか見てみたいです。


このお芝居は明日まで新神戸オリエンタル劇場で上演されます。詳しくはこちらでどうぞ。


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

2014年06月04日

S・J・ボルトン「緋の収穫祭」

緋の収穫祭

 S・J・ボルトン 著
  法村里絵 訳
 「緋の収穫祭」
 (創元推理文庫)


「血の収穫祭」と呼ばれる伝統的な儀式が残る英国の小さな町。ある日、教会の墓地の塀が崩れて、そばにあった幼い少女の墓が壊れてしまう。だが墓からは、そこに眠っているはずのない二人の子供の遺体までもが発見された。少し前まで土には埋められていなかったようで、頭蓋骨には酷い損傷があった。この地でかつて何があったのか? 血塗られた町の秘密を暴く戦慄のミステリ!−裏表紙より−


初めましての作家さんです。面白そうだったので、「本が好き!」で献本になっていたので申し込んでみました。


読み終わるまでかなり時間がかかってしまいました・・。ページ数が多いということもありますが、私の苦手なホラー要素が多くて読み進めにくかったのも原因になっています。

ホラーは、結末を読んでスッキリさせた方が良いのですが、先に結末を読むのは自分の流儀に反する!・・だからがんばって地道に読み進めるしかないのに、進まなかったんですよね。



「血の収穫祭」という伝統儀式がある小さな町が舞台になっています。この儀式は、簡単に言うと家畜を解体して、冬支度をすることなのですが、血が大量に流れますし、家畜たちの叫び声もこだまして、近所には住んでいられないくらいです。

その儀式が行われる場所の近くに引っ越した来た一家が、この物語の主軸を担います。中でも長男で10歳になるトムが、様々な体験をして、精神科にかからなければならないくらいの状態になってしまうのですが、彼は長男らしく弟と小さな妹を必死で守っています。


あらすじにはすぐに教会の塀が崩れて遺体が発見されたようになっていますが、この事件が起こるまで半分くらい読み進めないといけません。そこまでが特にホラー的で怖かったです。

真相がわかれば納得できるのですが、殺人事件の動機については、それまでのホラー要素以上にゾッとさせられました。狂わされてしまった犯人に同情したくなる部分もありますが、大半は「だからといって、なぜあの子を殺すんだ!」と怒りの気持ちになりました。

何とも後味の悪い結末でした・・。


夜のシーンが多いせいか、ずっと暗い画面が続く感じもあり、住んでいる人たちの行動や考え方などがかなり古い気がして、勝手に西部劇のような恰好をした人物たちを思い描いていました。

なのに、パソコンが携帯電話が登場するので違和感を感じてしまいました。

古い伝統の残る小さな町ってこんな感じなんですかね?


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

2014年06月02日

5月のまとめ

転迷: 隠蔽捜査4 (新潮文庫)転迷: 隠蔽捜査4 (新潮文庫)
読んでいる本があったのに、それを途中で止めてまで読んでしまった!相変わらず堅物というか、自分の信念がしっかりある竜崎の姿に惚れ惚れしました。そして、冴子さんとの関係も素敵です。竜崎のような警察官がいれば、不正も隠し事もないクリーンなイメージの組織になれるのに・・。現実でもこうなってもらいたいものです。
読了日:5月3日 著者:今野敏


署長刑事 徹底抗戦 (講談社文庫)署長刑事 徹底抗戦 (講談社文庫)
軽快な大阪弁で進められる物語は、今回も読み応えがあって面白かったです。警察と検察の微妙な争いとか、派閥抗争とか、ホント大変な世界です・・。読み終わって気づいたのですが、これが最終巻だとか?かなり残念です。まだまだ読みたかった!
読了日:5月7日 著者:姉小路祐


タルト・タタンの夢 (創元推理文庫)タルト・タタンの夢 (創元推理文庫)
文庫化をずっと待っていました!期待が大きすぎたときはがっかりすることもあるのですが、これは面白かった!1話が短いと、描き切れていない感じが残りそうですが、これは短さが逆に良かった気がします。想像を膨らまして読むことができました。そして何より美味しそうな料理の数々がたまりませんね。フランス料理食べたくなりました。
読了日:5月8日 著者:近藤史恵


解体諸因 (講談社文庫)解体諸因 (講談社文庫)
面白かったのに、やたらと読み終わるまで時間がかかってしまいました・・。ぼんやりと短編として読んでいると最後にあわてます。全てをきちんと記憶に留めて読んだらより楽しめると思います。解体されているのは人のはずなのに、淡白であまりエグさを感じずに読めました。
読了日:5月16日 著者:西澤保彦


吸血鬼ハンター27 D―貴族祭 (朝日文庫)吸血鬼ハンター27 D―貴族祭 (朝日文庫)
相変わらず強くてかっこいいDを堪能しました。誰が誰と戦って誰が撃ったのか斬ったのかわからない場面が多いのですが、その辺はサラッと読んでおきました。Dの結末はいつになるんですかね・・・。
読了日:5月19日 著者:菊地秀行


いとみち (新潮文庫)いとみち (新潮文庫)
初めて読んだ作家さんでしたが、面白く読めました。いとちゃんにすごく共感しながら読みました。彼女がどんな成長を見せてくれるのか続きも楽しみです。
読了日:5月21日 著者:越谷オサム


ほかげ橋夕景 (文春文庫)ほかげ橋夕景 (文春文庫)
この作家さんの作品は2作目ですが、短編よりも長編の方が私には合う気がしました。短編だと突然終わってしまう感じがして「もっと読みたい」と思う話が多くなってしまいました。もやもやした気持ちのまま読み終わってしまいました。
読了日:5月26日 著者:山本一力


今月は 7冊 少ない!読み終わるのに時間がかかる作品が多かったからでしょうね・・。とりあえず、今読んでいる海外ミステリーはいつ読み終わるのかふらふら


印象に残ったのは「転迷 隠蔽捜査4」「タルト・タタンの夢」です。


↓ ランキングに参加中 ポチッと押して下さると嬉しいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

posted by DONA at 15:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:まとめ

2014年06月01日

チョコ入りスノーボール

チョコ入りボール

スノーボールに、板チョコを割って入れました。

生地に米粉を入れたので、ちょっと変わった食感に。

これも美味しかったです。


↓ ランキングに参加中 ポチッと押して下さると嬉しいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ