2013年04月30日

買った本

浮世女房洒落日記

 木内昇 著
 「浮世女房洒落日記」
 (中公文庫)


読書メーターで好評だったので、読んでみることにしました。初めましての作家さんですが、気に入ると良いな〜。


6時間後に君は死ぬ

 高野和明 著
 「6時間後に君は死ぬ」
 (講談社文庫)


よくお邪魔しているブログで紹介されていて、面白そうだったので購入。この作家さんの作品は重い物が多いので、



今月は11冊買いました。少し増えてきました。それだけ時間が出来たってことなんですが・・。うれしいような悲しいような。

2013年04月29日

塩麹クッキー

   塩麹クッキー

ブームにちょっと乗り遅れて買った塩麹。

でも結局、賞味期限が迫っても残っていて、困ったな・・と思い、一応、お菓子のレシピを検索すると、ありました!「塩麹クッキーぴかぴか(新しい)

食べてみると、ほんのり塩味?・・・気のせいかもしれませんけど、いつものクッキーとはどこか違う味がしました。

意外と美味しかったです。


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

2013年04月28日

しましまクッキー

   しましまクッキー

バニラ生地とココア生地を交互に重ねて切って焼いたクッキーです。

交互に重ねるまでは良かったのですが、どの方向に切れば思うような模様が出るのか?が、立体的に考えられず悩んでしまいました。

結局、こんな感じで焼けたので、まあうまく出来たんでしょうけど、次に作るときも同じように悩みそう・・。


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

2013年04月27日

映画「相棒 XDAY」

先日、見てきました!

"謎のデータ"がネット上にバラ撒かれ、削除された・・・・。
 直後、燃え残った数十枚の一万円札と男の死体が発見された現場で、警視庁捜査一課刑事・伊丹憲一とサイバー犯罪対策課専門捜査官・岩月彬は出会った。死体は東京明和銀行本店システム部の中山雄吾。ネットに不正アクセスし、機密情報を流していた疑いで、サイバー犯罪対策課にマークされていたのだ。殺人事件として真実を追う伊丹、不正アクセス容疑を追う岩月。いがみ合いながらも、共に捜査を進めていく二人だったが、目に見えない圧力に曝され、捜査は行き詰っていく・・・。
「人が一人死んでるんだぞ!」伊丹の正義は、殺人の真相に辿りつけるのか?
 時同じくして、杉下右京を始めとする面々も、"謎のデータ"に触れ、否応無く事態に巻き込まれていく。その裏に蠢くのは、政官財の巨大な権力構造。そして、浮かび上がる金融封鎖計画"X DAY"の存在。伊丹も岩月もそこに辿りつけないまま焦燥感を募らせていく。「俺たちは、何と戦っているんだ・・・」。
 一人の熱血刑事と一人の専門捜査官は殺人犯を追い詰められるのか!?
 そして、その裏で蠢く金融界と霞ヶ関の思惑とは!?
ー映画「相棒 XDAY」HPより―


大好きなドラマ「相棒」の映画。鑑識・米沢守を主役にした作品と同じで、主役の相棒たち(右京さんと神戸)はほとんど出てこないスピンオフ作品です。今回の主役は、警視庁捜査一課の伊丹刑事。そして彼の相棒となるのはサイバー犯罪対策課の岩月。今シーズンで何とか登場している岩月ですが、今までは一度も出てきたことがありませんでした。

彼らが捜査するのは、ネット上に“謎のデータ”を流したと思われる銀行員の殺人事件。このデータは何のデータなのか?調べるために乗り込んだ明和銀行では、システム障害のために預金を引き出せない状態になっていました。殺された銀行員の上司である男性にデータを見せた所、あっさりと中身を教えてくれた上に、全文を差し出してくれたため、あっさりと捜査は終了・・かと思われたのですが、ネットに流れたデータと違うデータを渡されたことが発覚。

なぜ嘘のデータを警察に渡したのか?なぜ被害者はこのデータをネットに流したのか?そして、なぜ殺されたのか?これらの謎を解明するために、二人は協力して捜査を始めます。

ところが、上層部が不穏な動きを見せ始め・・・。


相棒はドラマでも社会問題をよく取り上げていて、現実に起こらないと思われているけど、実は起こり得るという出来事が描かれています。この映画もとても難しく、でも深く刺さる内容でした。

特にある政治家が言っていた「日本人は何が起きても『いつもと同じ明日が来る』と単純に信じやすい」というセリフにはドキッとさせられました。難しい真実よりも簡単な嘘を好む、とか。う〜〜ん、確かにそうかも。

問題が突きつけられても、自分にどうにもできないと思ったら見ないふりをするのが得意かもしれませんね。だからこそ、抗議活動などが少ないのでしょう。どうせ立ち上がってもな〜と思いやすいんですよね。

もし本当にこの映画のようなことを政治家が画策していたら・・と思うと本当に怖いです。とりあえず、見終わったとたんに銀行に行って全額引き出したい衝動にかられました。引き出してもどうにもならないんですけどね。

映画の最後の「この映画はフィクションです」という文章にどれだけホッとしたか。本当に小心者ですあせあせ(飛び散る汗)

詳しくは映画「相棒XDAY」HPでどうぞ


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

2013年04月26日

集英社文庫編集部「短編工場」

短編工場

 集英社文庫編集部 編
 「短編工場」
 (集英社文庫)


読んだその日から、ずっと忘れられないあの一編。思わずくすりとしてしまう、心が元気になるこの一編。本を読む喜びがページいっぱいに溢れるような、とっておきの物語たち。2000年代、「小説すばる」も掲載された短編作品から、とびきりの12編を集英社文庫編集部が厳選しました。人気作家たちの短編がこの1冊で楽しめる、贅沢なアンソロジーです。今までにない、極上の読書体験をあなたに。−裏表紙より−


収録されている中で、半分くらいの作家さんは読んだことがありましたが、他は初読み。何人か気になっている作家さんがいたので、読んでみることにしました。

でも、今回は結局気に入った作品のほとんどは、すでに知っている作家さんだった・・という状態になったのですが。


初めて読んで気に入ったのが、村山由佳さんの「約束」です。“僕”ことワタルが小学3年生のときの出来事を書いている・・という設定の話で、原因不明の難病にかかった友・ヤンチャのために、他の仲間であるノリオ、ハム太と共にタイムマシンを作ることにしました。タイムマシンに乗ってヤンチャを助けようというのです。SFではないので、当然そううまくいくわけがないのですが。

この話の中にあった
<約束を果たすためには力がいる>
どれほど固く交わされた誓いも、どんなに強い思いでさえも、それだけでは何の意味もない。
実現させるには、実現させるに足るだけの力が必要になる。

という文章が印象に残りました。本当にそうです。「約束」なんて簡単に言ってもそれを守るためには強い思いと、それを実現させるだけの能力もいるわけですよね。こうやって、「約束」なんてものは守られないで来ているのかもしれません。


もう一つ、気に入ったのは石田衣良さんの「ふたりの名前」です。同棲しているカップルが、別れるときに揉めたくないからと、家の中にある全ての物にそれぞれのイニシャルを付けているのですが、初めて子犬をもらってきたことで変化が起きます。何度も泣きそうになりながら読みました。そして、動物を飼うことの責任の重さや「命」とは?ということも考えさせられる話でした。


伊坂孝太郎「太陽のシール」、奥田英朗「ここが青山」、乙一「陽だまりの詩」も面白かったです。

正直、最後まで読んでも理解できなかった作品もありました。自分の理解力の無さが原因でしょうが。途中で止めた作品もあります。それでも、楽しい作品も多くて読んで良かったと思えました。


村上由佳さんと石田衣良さんは、他の作品も読んでみようと思います。


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

posted by DONA at 10:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:その他

2013年04月25日

買った本

短編工場

 集英社文庫編集部 編
 「短編工場」
 (集英社文庫)


気になっている作家さんの作品が収録されているので、新しい出会いを求めて買ってみました。今読んでいます。


検事の本懐

 柚月裕子 著
 「検事の本懐」
 (宝島社文庫)


「最後の証人」が面白かったので、こちらも購入。

2013年04月24日

加納朋子「ガラスの麒麟」

ガラスの麒麟

 加納朋子 著
 「ガラスの麒麟」
 (講談社文庫)


「あたし殺されたの。もっと生きていたかったのに」。通り魔に襲われた十七歳の女子高生安藤麻衣子。美しく、聡明で、幸せそうに見えた彼女の内面に隠されていた心の闇から紡ぎ出される六つの物語。少女たちの危ういまでに繊細な心のふるえを温かな視線で描く、感動の連作ミステリ。日本推理作家協会賞受賞作。−裏表紙より−


久しぶりにこの作家さんの作品を読みました。相変わらず惹き込まれる文章とストーリー展開、そして読み終わった後に、ほ〜っとため息が出るという作品でした。

珍しかったのは、いきなり殺人事件から始まった所。殺人なんて言葉から遠い話を書く作家さんなので、ちょっと驚きました。でも、読み進めると、殺人だけではない部分にスポットが当てられていて、その辺はやはりこの作家さんらしいと感じました。

何よりもずっと流れる温かい雰囲気と優しい文章と登場人物たちが語る言葉が、殺人という殺伐とした物を吹き飛ばしてくれるような気がしました。


一つの殺人事件を通し、被害者となった美少女・麻衣子に関係のある人物たちの物語が描かれています。それを6人の視点で6話、でも連作短編なので、全てつながりがあります。

題名の「ガラスの麒麟」というのは、被害者・麻衣子が書いていた童話のタイトルです。この童話の内容も、彼女の人生をうまく表現してあって、高校生らしい脆さも出ています。

麻衣子自身の言葉で自分のことが語られるのは、この童話だけ(途中、別の物でも語られますがそれは書かずにおきます)なのですが、1話毎に周りの人たちが麻衣子のことを考え語るので、少しずつ彼女の人物像というか、人生がわかってくるようになっています。

その中に少しずつ入っているミステリの要素。それを見事に謎解くのは、麻衣子の通っていた高校の保健室の神野先生です。彼女の鋭い観察力で1話毎にスッキリ謎が解けます。

でもずっと解決しないのが、麻衣子を殺したのは誰か?という問題。それと共に、彼女の人生に興味もあって、次々と読み進めていきました。


謎解きをする神野先生にも忘れられない過去があり、彼女のこともかなり気になります。麻衣子の友人・直子やその父親、父親の親友(悪友?)・小宮とその妻・静香などなど、魅力的な人たちが出てきて、人物だけでも楽しめました。

最後に事件の真相が明らかになるわけですが、そこははっきり言ってあまりスッキリできませんでした。なので、ミステリとしては楽しめないかもしれません。それでも読み終わったらきっと何か重くて尖った物が心に刺さって、しばらくはぼんやり考え事をしたいような、そんな気持ちにさせられるはず。


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

 
posted by DONA at 11:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:加納朋子

2013年04月23日

伊坂幸太郎「バイバイ、ブラックバード」

バイバイ、ブラックバード

 伊坂孝太郎 著
 「バイバイ、ブラックバード」
 (双葉文庫)


星野一彦の最後の願いは何者かに<あのバス>で連れていかれる前に、五人の恋人たちに別れを告げること。そんな彼の見張り役は「常識」「愛想」「悩み」「色気」「上品」―これらの単語を黒く塗り潰したマイ辞書を持つ粗暴な大女、繭美。なんとも不思議な数週間を描く、おかしみに彩られた「グッド・バイ」ストーリー。<特別収録>伊坂孝太郎ロングインタビュー。−裏表紙より−


この作家さんらしい不思議な雰囲気の物語でした。しかも普通の日常が描かれているような雰囲気もあり、でもそれだけではない・・という特異な話です。


星野一彦は、何かの理由で<あのバス>に乗せられ、命にかかわるような過酷な所へ連れて行かれようとしています。理由もバスの正体も、誰がどこへ連れて行くのかも明らかにされないまま話は進みますが、彼のそばにいる見張り役の女性のお陰で、とにかく怖い所へ連れて行かれるのだということは想像がつくようになっています。

見張り役の女性・繭美は、背も高く太っていて金髪で、言動はガサツで声も大きくて、一度暴れると誰にも止められない・・という一度見たら絶対に忘れないであろう女性です。

彼女を連れて、星野は付き合っている5人の恋人に別れを告げてまわります。恋人1人に1話。まず恋人と星野の出会いが書かれ、星のマークを挟んで「あれも嘘だったのね」という恋人の言葉から次のシーンが始まります。そして、星野は告げる別れの言葉と繭美の暴言・・。


始めは繭美の暴言にイライラさせられ、2話目の頭を読んでまた同じパターンが続くのか・・とちょっと嫌気がさしたのですが、わかれ話をしたときの反応が違ったり、恋人の性格が変わっていたり、様々なタイプの話が用意されていて、結局は最後まで楽しく読み切ることができました。

更に、あんなに嫌な奴だった繭美のこともどんどん好きになっていく!自分でも驚きでした。


話の後に、作者のインタビューが載っているのですが、それを読んで、自分が作者の思惑通りにはまっていたことがわかりました。1話目に普通の女性を出して、2話目以降で少しずつ変化をもたせている・・とか。私が思ったままやん!すごい単純なのか!?

まあそれはともかく。

最後まですべてのことがはっきりさせられるわけではないので、もやもやした感じは残るかもしれません。でも、この作品ではこういう終わり方も良いのかな?と思いました。


さあ、次は何を読もうかな?


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

posted by DONA at 15:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:伊坂幸太郎

2013年04月21日

チョコパイ

   チョコパイ

パイ生地から作りました。最近、パイ生地作りが得意になってきました!

中にはミルクチョコレートと、ホワイトチョコレートをダブルで入れました。

・・って、割った写真を撮り忘れあせあせ(飛び散る汗)


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

2013年04月20日

ジェシカ・ベック「雪のドーナツと時計台の謎」

雪の

 ジェシカ・ベック 著
  山本やよい 訳
 「雪のドーナツと時計台の謎」ドーナツ事件簿3
 (コージーブックス)


初雪が積もり、小さな町はあらゆるものに甘いアイシングがかかったように真っ白。スザンヌのドーナツショップにも、赤と緑で彩られたクリスマス向けドーナツが並びはじめた。ホットチョコレートが美味しいこの季節、毎年町の住民たちはウィンター・カーニバルを満喫するけれど、今年はイベントの最中に殺人事件が発生! 町の誰からも好かれていた優しい老女が殺されたと聞き、スザンヌは慌てて現場の時計台にかけつけた。ところが、そこに倒れていたのは白髪のウィッグをつけた別人。その正体は・・・・なんと、スザンヌの別れた夫の浮気相手だった! 彼の無罪を信じたいスザンヌは、またまた事件の捜査に乗り出すことになり・・・!?―裏表紙より―


このシリーズも3作目。今までよりも波に乗って来た気がしました。ただ単に私が登場人物たちのキャラクターに慣れたというだけかもしれませんが。


今回はウィンター・カーニバルが舞台・・かと思っていたら、殺人事件が発生したせいでこのイベント自体も中止になり、前作と同じように、結局どんなイベントなのかわからないまま終わってしまいました。

海外のコージーミステリってこういう日本にはないイベントの様子も楽しみの一つなのに、今回もスルーされて残念でした。


被害者の女性が元夫・マックスの浮気相手だということで、当然スザンヌも疑われます。でもしっかりしたアリバイがあったお陰で、すぐに疑いははれるのですが。

代わりにマックスが疑われ始めます。彼の疑いをはらすべく、親友・グレースと共に調査を始めます。

このグレース、読む度に魅力がアップしている気がします。何よりも彼女がやっている仕事!雪が積もるからという理由で会社が休みになり、数日間出勤停止になるんです!何て自由な仕事。しかも給料が多いそうで、うらやましい限りです。

友人想いな所や、実は寂しがりだったり、怖がりな所もあり、色んな面が見えて来ました。


今回もコージーらしく、次々と容疑者が浮かんでいて、絞り込めないうちに犯人が墓穴を掘るパターンで解決。まあ、スザンヌはその少し前に気づいたようですが、読者には何も教えてくれないうちに終わってしまいました。

でもまあ、相変わらず美味しそうなドーナツがたくさん出て来て、スザンヌとエマが作っている様子を読むだけでも楽しくなるシリーズ。次回も楽しみです。


そういえば、題名になっている「時計台の謎」って何だろう?「雪のドーナツ」の意味もわかりませんでしたが・・。


↓ ランキングに参加中です。ポチ×2してくれたら嬉しいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

2013年04月19日

買った本

バイバイ、ブラックバード

 伊坂幸太郎 著
 「バイバイブラックバード」
 (双葉文庫)


お気に入りの作家さん。評判も良かったので読むのが楽しみです。


雪のドーナツと時計台の謎

 ジェシカ・ベック 著
  山本やよい 訳
 「雪のドーナツと時計台の謎」
 (コージーブックス)


シリーズ最新刊。読み終わったので、明日にでも感想を書きます。


ガラスの麒麟

 加納朋子 著
 「ガラスの麒麟」
 (講談社文庫)


こちらもお気に入りの作家さん。評判も良くて、読むのが楽しみです。

2013年04月18日

坂木司・初野晴ほか「エール!2」

エール!2

 坂木司・初野晴ほか 著
 「エール!2 お仕事小説アンソロジー」
 (実業日本之社文庫)


働く女性の疲れを吹き飛ばすお仕事小説集、第2弾!!
バイト君の教育、クライアントの不正、育児と仕事の両立・・・働く女性を取り巻くさまざまな問題のゆくえは!? スイミングインストラクター、社会保険労務士、宅配ピザ店店長、遺品整理会社社員、ラジオパーソナリティ、メーカーのOL。六人の女性を主人公に、ミステリー、ファンタジー、ちょっぴりサスペンスと、多彩な六話を収録するアンソロジー。オール書き下ろし。
責任編集/大矢博子
−裏表紙より−


第2弾は坂木さんと初野さんしか読んだことがありません。ちょっと不安になりつつも読みました。

坂木司「ジャグジー・トーク」は、スイミングインストラクターの話です。仕事終わりにジャグジーで体を温めながら同僚と仕事の愚痴を語り合って疲れを癒している主人公。キッズクラスを受け持ち、子どもが大好きで仕事も大好き。でも、年下の男性職員に頭を悩ませています。「いるいる、こういう使えない奴!」と大きく共感しながら読みました。男性に限らず女性でも何を言っても変わらない人っています。この作家さんらしく、最後はさわやかな終わり方。現実はこうはいきませんけど、物語だから良いかな?

水生大海「五度目の春のヒヨコ」は、社会保険労務士の話です。解説にもありましたが、働いていれば結構お世話になっている職業なのに、意外と存在を知らなかったりする仕事ですね。具体的にこんな仕事しているんだ・・と色々知ることができました。ちょっとミステリーのようになっていて、最後は世間の裏側を見ちゃった・・って感じでしょうか。

拓未司「晴れのちバイトくん」は、宅配ピザ屋店店長の話です。宅配ピザって人生で1〜2回しか頼んだ覚えがないですけど、配達するまでに色々あることがわかりました。そして頼りない雰囲気のバイトくんに苛立つ主人公に激しく共感。良い所もあるんだろうけど、どうやって伸ばせばいいのか・・上に立つ人間は必ず悩む問題です。

垣谷美雨「心の隙間を灯で埋めて」は、遺品整理会社社員の話です。最近よく耳にする職業ですが、大変さがよくわかる内容でした。死後の部屋って悲惨なんですね・・。やっぱり“死後数日発見されない”は絶対に避けないと迷惑かけるな〜と改めて思いました。子どもがいない私は特に気を付けないと! 主人公は夫を亡くし、息子を一人で育てるため慣れない仕事を始めます。母子家庭の辛さも描かれていて、この話が一番印象に残りました。

光原百合「黄昏飛行」は、ラジオパーソナリティの話です。読んでいるときは結構面白いと思っていたのですが、読み終わって思い返すとあまり印象に残っていません・・。男女の感じ方の違いみたいなものがよくわかる作品です。

初野晴「ヘブンリーシンフォニー」は、OLの話です。1作目で「OLの話が読みたい」とリクエストがあったとか。私にはあまり合わず・・。


第3弾も10月に発売予定だそうです。伊坂孝太郎さん、原田マハさん、吉永南央さんなど私の好きな作家さんが多いようで、読むのが楽しみです。


<エール!>
「エール!」


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

posted by DONA at 10:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書:その他

2013年04月17日

藤枝理子「もしも、エリザベス女王のお茶会に招かれたら?」

もしも、エリザベス女王の〜

 藤枝理子 著
 「もしも、エリザベス女王のお茶会に招かれたら?」
 (清流出版)


歴史と伝統があり、古いものを大切にする国イギリス。日本人の価値感ともフィットするイギリス好き、紅茶好きな女性たちに向け、優雅にアフタヌーンティーを楽しむのに知っておきたいマナーを伝授する。きらめく銀器、美しいカップ&ソーサ、憧れの3段スタンドなど、アフタヌーンティーの世界を写真でも楽しめる。−出版社HPより−



この本は「本が好き」で献本申し込みしました。


「英国流アフタヌーンティーを楽しむエレガントなマナーとおもてなし40のルール」という副題がついています。40個もルールがあるのか・・とうんざりしそうな題名。

紅茶よりもコーヒーが好きな私が、なぜこの本を読みたいと思って献本申し込みしたのか?自分でもよくわかりませんでした。その答えは最後の方にありました。

「お茶まわりのキュートな小物たち」という所に載っている小物の写真!「私、こういうのが好きなんだ!」と改めて発見しました。よく考えたらコーヒーのセットにはこだわりが無く、一応、カップは選んでいるものの、それ以外の小物には思い入れもありません。

でも、紅茶はセットを持ってます!大好きなロイヤルドルトンのセット。細かい名前とかは書きませんが、お気に入りのセットがあるので、それを一通りそろえています。シルバーではないですし、全く高価じゃないので、お茶会なんて物を開いても使えませんが(苦笑)

それでも、カップ&ソーサー、ティーポット、シュガーポット、ティーナイフなどがあり、並べて飾っています。

そうか、こういう雰囲気が好きなんだ・・だから興味があったんだと再認識。


エリザベス女王からお茶会に招かれることは無いでしょうし、この本を読んで、マナーも身について無ければ、立ち振る舞いもガサツな私がお茶会に参加するなんてことは無理だとわかりました。

なので、お茶会を陰から見たい! 

素敵なご婦人たちが「ほほほ・・」なんて優雅に笑いながら、素敵な所作でお紅茶(紅茶に「お」を付けるなんて!と思いますが、今はぜひとも「お」を付けたい!!)とティーフーズを召し上がる様子が見てみたいです。

何よりも、ティーフーズは味見したい。途中に載っていたスコーンとケーキのレシピも美味しそうでした。今度、作ってみようと思います。


本を読んだだけで自分にマナーが身に付くなんてことはありませんし、これでいつお茶会に呼ばれても安心なんてことにはなりませんが、英国の素敵なお庭を眺めながら、良い香りのするお紅茶を飲み、優雅な時間を過ごしているような気持ちにはなれました。


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

タグ:藤枝理子
posted by DONA at 11:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:その他

2013年04月16日

碧野圭「書店ガール2 最強のふたり」

書店ガール2

 碧野圭 著
 「書店ガール2 最強のふたり」
 (PHP文芸文庫)


吉祥寺に出店する大手書店チェーンに転職を果たした理子と亜紀。しかし、大型書店の店長という、いままでと違う職責に理子は戸惑っていた。一方、文芸書担当として活躍する亜紀にも問題が。妊娠をきっかけに起こった夫との確執、書籍の回収騒動―。そんな忙しい日々の中、本と本屋の力を信じる二人が考え出した新たな挑戦とは? 書店を舞台とした痛快お仕事エンタテインメント第二弾。文庫書き下ろし。−裏表紙より−


前作は、理子と亜紀の女性同士の諍いがたくさん書かれていて、読みにくい部分もあったのですが、今回は転職した店の雰囲気が良くて、そんな苦労もなく楽しく仕事しています。

もちろん、新しい書店でいきなり店長なのでそれなりに責任は重くなっています。しかも大型書店。今までとは違う売り方や入ってくる本の種類も増え、店員も増えます。

それでも、亜紀だけではなく、副店長の田代にも助けられ、充実した毎日を送っている理子。

亜紀も希望していた文芸書の担当になり、生き生きと仕事をしていたとき、妊娠したことがわかります。戸惑う亜紀に、夫が更に追いつめるようなことを言い出します。

この夫、今時珍しいくらいの古い考えをしていて、「仕事=子どもを蔑ろにする」と思っているんですよね・・。まあそれだけ自分が稼いでいるから養ってやる!と言えるのは大したものかもしれませんが、仕事って稼ぐためだけにやるわけではないですからね。

これだけの生きがいを感じて仕事をしている亜紀に対して簡単に「辞めろ」というのはどうか?と怒りが沸きました。

亜紀も同じように怒りを感じるのですが、子育て中の友人や同僚などに経験談を聞いて、心が揺れます。保育園に預けたからといって子どもの成長に悪い影響があるとは思えないですけど・・。


あるとき、別の小さな書店に転職した元同僚が理子の店に訪ねてきたことをきっかけに、ある企画を思いつきます。自分の書店だけではなく、吉祥寺に店を構える大小さまざまな書店を巻き込んで「50年後にも残したい本」というテーマで、それぞれの書店の代表が選んだ本を共同で展示販売することにしたのです。

普段はライバルとして競い合う書店同士が協力するわけですから、簡単に実現するわけもなく、たくさんの問題が持ち上がります。どうやってその問題をクリアしていくのか?はぜひ読んでください。


「50年後にも残したい本」、自分なら何を選ぶかな?と考えながら読むのも楽しかったです。また、各書店が選んだ本たちも興味深かったです。ただ、ほとんど読んだこと無かったんですけどね・・。自分の普段読んでいるジャンルの狭さに改めて気づかされました。これから、色々読んで行かないとな〜。


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ


関係ないですけど、書店の裏側をいろいろ知ることができるこの作品を読んでいるうちに、この本を買った本屋さんの雰囲気がどうも気に入らなかったことを思い出してしまいました。

平積みの本は散らばっていますし、一番上の段の本は埃がかぶっていて、棚にも隙間があって、ほとんどの本が斜めに並んでいる・・。う〜ん。特に忙しそうでもなかったのに、もっと本を大事に扱ってもらいたいものです。

タグ:碧野圭
posted by DONA at 14:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書:その他

2013年04月15日

乃南アサ「地のはてから 下」

地のはてから 下

 乃南アサ 著
 「地のはてから 下」
 (講談社文庫)


小樽での子守奉公で初めて都会の暮らしに触れたとわは知床に戻り、森のなかでアイヌの青年と偶然再会する。しかし彼への恋心は胸に秘めたまま嫁ぎ、母となる。やがて戦争の足音が・・。まだ遠くない時代に、厳しくも美しい自然とともに生きてきた人の営みを鮮烈に描きだした感動巨編。中央公論文芸賞受賞。−裏表紙より−


大正時代って、昭和生まれの私としてはそこまで昔というイメージが無かったのですが、この話を読んであまりの違いに時の流れの速さを感じました。よく考えたら平成だってすでに25年ですし、昭和も64年あったわけですから、90年以上前になるんですよね。しかし、東京ではエスカレーターもあったみたいですし、それなりに発展はしていたようです。この話の舞台は北海道ですから、都会よりは発展が遅かったのでしょう。

それにしても、“戦争”って、経験のない私にはピンとこない出来事ですし、同じ人間同士でなぜ殺し合うのか理解できないですし、何より「国のため」って??と思うので、この時代に生きた人たちは、たくさんの理不尽なことに耐えていたんだと改めて思いました。


とわも、色々な苦労をします。子守奉公をするため、実家から離れて生活し、そこでも様々な困難に合いながらも耐えて生きます。不況の影響で実家に帰された後も自由になるはずもなく。

森で幼い頃に共にあそんだアイヌの青年と再会して恋心も芽生えたというのに、その頃は恋愛結婚なんてほぼ無い時代ですから、当然恋が実るはずもなく、親の選んだ人物と結婚します。顔も見たことのない相手との結婚。今では考えられない状況です。

とわはアイヌの青年に心を残し、人形になったつもりで嫁ぎますが、相手の男性がまた情けない人で・・。何度「しっかりしろよ!」と思ったことか。でも、とわもキツイことばかり言って、こんなんじゃ夫のやる気も失せるよな・・とも思い、やはりお互いを思いやる気持ちがないと結婚生活なんてうまく行かないんですよね。

とはいえ、子どもにはたくさん恵まれ、この時代らしく次々と出産し、育てていきます。そんな中、時代は戦争一色に。「男子を産んでも戦争に取られるから嫌だ」と思っていても口に出せない世の中。年齢的に、戦争には駆り出されないだろうと思われていた夫にまで“赤紙”が来てしまいます。

とわの人生は本当に大きな幸せもなくかわいそうになっていたのですが、最後にとわがこんなことを思っていたことで少し救われました。

いつの頃からだろう。どんな話をするときにでも、とわは何となく微笑んでいられる自分を感じるようになった。(中略)どう足掻いても、この人生がやり直せるものではない。いくら泣いたり叫んだりしたところで、世の中は自分一人の力では変えられないことだらけだ。(中略)だからせめて深呼吸の一つでもして、あとは時をやり過ごす。そんなときには、笑っているより他、出来ることもないと思う。だから何となく笑うようになったのかも知れない。

穏やかに微笑みながら子どもたちを見ているとわの姿が浮かびました。彼女と共に人生を歩んで来たような気がするくらい入り込んで読んでいたので、読み終わったときにはドッと疲れが出ました。

でも、どこか心地良い疲れだったと思います。


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

posted by DONA at 10:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:乃南アサ

2013年04月14日

チョコマーブルスティック

   チョコマーブルスティック

チョコシートというのを作って、それをパン生地に折り込んで焼きました。

チョコシートがとりあえず軟らかすぎて、何度もパン生地からはみ出てしまいました・・。

折り込みパンって難しいふらふら


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

2013年04月13日

乃南アサ「地のはてから 上」

地のはてから 上

 乃南アサ 著
 「地のはてから 上」
 (講談社文庫)


凍てつくオホーツク海に突き出し、人も寄せ付けぬ原生林に覆われた極寒の地・知床。アイヌ語で「地のはて」と呼ばれたこの地に最後の夢を託し、追われるようにやってきた開拓民の少女。物心ついたときにはここで暮らしていたとわは、たくましく生きる。今日から明日へ、ただ生き抜くことがすべてだった。−裏表紙より−


全く内容を知らないまま読み始めたわけですが、いきなり「北海道移住手引草」という物が載っていて、これからどんな話が始まるのかドキドキしました。

更に、登場人物たちの話す方言の訛が強くて、理解するのに時間がかかり、読みにくく感じたのですが、すぐに慣れて気づけば読むスピードも上がりました。


雪の多い福島辺りに住む、つねという女性が、家業の農業をしながらも放浪癖のある夫の帰りを待っている・・という所から話は始まります。

この夫というのが本当にイライラする人で、結婚して子どもも2人いるのに、いつまでも夢を追って、家に寄り付きません。たまに帰ってきても夢物語を語るだけ。

こういう人って、もし挫折したらどうしようもないくらい落ち込んで、立ち直れないんだよな・・と思っていたら、やっぱりそうでした。彼のせいで、この頃(明治から大正になった頃)まだ未開拓の土地も多かった、北海道へ開拓者として行くことになりました。

鉄道などが整っているわけもなく、北海道にたどり着くまでに長い長い時間と、苦痛の旅を続け、知床まで行き、蔓草や木がたくさん生えている土地を地道に畑へと耕していきました。

・・という苦労の連続が多い人生を歩むつねの話は、序章で終わります。


第一章からは、つねの娘・とわの視点で話は進みます。幼いとわが無邪気な言動で、苦労の多い生活を明るくしてくれるように思えましたが、そのまま明るくなるはずもなく。

第三章では、幼いとわが小樽の町に奉公に出されることになります。


彼女が幼いながらもたくましく生きていく姿には、何度も泣きそうになりながら読み進めました。ただただ笑って暮らせる年齢なのに「大人になってもっと自由に生きたい」と思うなんて。

彼女が少しでも幸せになれるようにと願いつつ、続きも読むことにします。


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

posted by DONA at 10:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:乃南アサ

2013年04月12日

買った本

まずはこれ、買っておかないとね〜。

地のはてから 下

 乃南アサ 著
 「地のはてから 下」
 (講談社文庫)


上巻読んで気になっていたので、さっそく読んでいます。


書店ガール2

 碧野圭 著
 「書店ガール2」
 (PHP文芸文庫)


1作目が面白かったので購入。今回も期待してます。


エール!2

 坂木司/初野晴 ほか著
 「エール!2」
 (実業之日本社文庫)


これも2作目。今回は坂木さんに期待。後は初野さんしか読んだことない・・。新規開拓にもなればいいな。

2013年04月11日

高殿円「カミングアウト」

カミングアウト

 高殿円 著
 「カミングアウト」
 (徳間文庫)


心の中に抱えた秘密。言ってしまったら取り返しのつかなくなるような言葉。いまなら、言えるんじゃないのか−。コインロッカーに衣装を預けて複数人格を楽しむ17歳の女子高生ちさみ。ロリィタ服趣味をひた隠しにしつつそろそろ結婚もしたい、プチお局の29歳OLリョウコ。“それ”をカミングアウトしたとき、自分は、周囲は、どう変わる? ストレス解消、すっきりエンタメ!−裏表紙より−


これは、表紙のインパクトが強すぎたな・・という感じでした。

前半は特に読むのがしんどくて、2〜3話くらいで読むのを止めようか?と思うほどでした。表紙のイメージと題名から、1話ごとにその話の主人公が誰かに何かを“カミングアウト”してスッキリするのかと思っていたのに、前半はすべての話が中途半端で終わったんですよね・・。

「え!?終わり?」というのが続くと、読むのも嫌になってくる・・。でもまあ、せっかく買ったし、と続きを読むと、やっと面白くなってきました。

前半で出てきた人物たちが、後半になってようやく繋がってきたんです。

この人がこの人の家族だったとか、この人とこの人が友人だったとか。そして、彼女たちのその後も描かれていたので、読むスピードもアップしました。挫折しないで良かったです。


女子高生・ちさみに結構スポットが当たっていたのですが、彼女の生き方にはあまり共感を覚えず。それだけ私は幸せな家庭で育ったということなんでしょうけど。それと、きっと彼女ほど物事を深く考えたことが無いせいもあるでしょう。高校生の頃からここまでいろいろ考えるとしんどいだろうと思います。

彼女の考えることを読むと、なるほどと思えることも多いです。確かに神話的な考えが世の中には溢れているな・・と。結婚した人が偉い的な考えとか、子どもがいないとかわいそうだとか、勝ち組負け組なんてのもそうですね。他人がどう言おうと、自分が幸せだと思えればそれでいいやん!と普段は思っていても、お節介な人たちからのお節介な言葉に落ち込んでしまう。

納得できないけど、何となく「こうあるべき」と植えつけられていること、多いですね。


ロリィタ趣味のリョウコに対して、周りの人間が色々と口出しするのも、リョウコ自身も「29歳にもなってこのファッションはどうなのよ?」と思っているのも何だか痛々しかったです。ファッションなんて、他人に迷惑かけなければ好きにすれば良いと思うんですけどね〜。世間体って大事なんでしょうか。でも彼女が一番すっきりできたようなので良かったです。


この本は、お勧め!というほどではないですが、あまり表紙に惑わされず読めばそれなりに楽しめる気がします。スッキリできる部分もあります。


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

タグ:高殿円
posted by DONA at 11:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書:その他

2013年04月10日

富樫倫太郎「SRO5 ボディーファーム」

SROX

 富樫倫太郎 著
 「SROX 警視庁広域捜査専任特別調査室 ボディーファーム」
 (中公文庫)


本性を隠し潜伏生活を送っていた“最凶の殺人鬼”近藤房子が再び動き出した。巧みに変装しながら捜査の目をかいくぐり、残虐な殺人を重ねる。焦った警視庁上層部は、房子が執着するSROの副室長の芝原麗子を囮に逮捕せよと、室長の山根新九郎に迫るのだが−。
文庫書き下ろし・シリーズ第五弾
−裏表紙より−


今回はまたシリアル・キラー房子が大暴れする話です。題名からして、嫌な予感はしましたが、今回もなかなか気持ち悪いというか、本当に気が狂ってる・・と改めて感じさせる内容でした。


この房子おばさん、SROメンバーが気になって仕方なく、ちょっと静かにしていたのに、テレビで彼らの活躍を目にすると我慢ができなくなります。

そして、大胆にも室長に電話を掛けてきます。思いっきり、宣戦布告されたSROですが、前半はおばさんにやられっ放し!副室長・芝原が痛めつけられていて、あまり戦力にならないせいもありますが。

あまりにもやられっ放しなので、上層部が焦ってしまい、傷心の芝原を囮にして房子を誘い出すことを提案(というより命令)します。そこで、ボロボロながらも囮として町を歩く芝原。

もちろん、そんな簡単なことで引っかかるような房子ではありません。結局、最後までSROの大勝利!とはいかない感じでした。



絶対にこれでおとなしくなる房子ではないですし、むしろ、ここからがスタートくらいの気持ちでいるのですが、どうなるやら・・。このまま終わったらあまりにも簡単すぎますから、これからますます大暴れすることを期待します。

房子の殺人シーンはえぐいので、できれば大暴れはしてほしくない気持ちもありますが、物語としてはここまで引っ張ってきて終わるのは面白くなさすぎます。

でも、このシリーズは、房子の話と他の話が交互に書かれているので、次はまた違う話なのかもしれません。尾形家も色々と複雑なようですし・・。


とりあえず、続きも読むことにします。


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

 
posted by DONA at 14:44| Comment(4) | TrackBack(0) | 読書:富樫倫太郎