2012年01月29日

ハムパン

   ハムパン

ロールパンの生地に、ハムを乗せて丸めてみました。

マヨネーズも塗ってあるので、味もきちんと付いていて、美味しく出来ました。

相変わらず不恰好ですけどね・・あせあせ(飛び散る汗)


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2012年01月28日

今野敏「任侠学園」

任侠学園

 今野敏 著
 「任侠学園」
 (中公文庫)


日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、ちっぽけながら独立独歩、任侠と人情を重んじる正統派のヤクザだ。そんな組を率いる阿岐本雄造は、度胸も人望も申し分のない頼れる組長だが、文化的事業に目のないところが困りもの。今回引き受けてきたのは、潰れかかった私立高校の運営だった。百戦錬磨のヤクザも嘆くほど荒廃した学園を、日村たちは建て直すことができるのか。大人気の「任侠」シリーズ第二弾!−裏表紙より−


第二弾も面白かったですぴかぴか(新しい) 一気に話に引き込まれて一気読み。一作目と同じようにニヤニヤしたり、怒ったり・・日村と同じ感情で読み進めました。


今回の建て直し先は、ある私立高校。数年前から共学になったという学校ですが、どうしても生徒が集まらない・・と泣きつかれ、日村の心配をよそにあっさりと引き受けた組長。

いざ乗り込んでみて、そのあまりにも荒れ果てた校舎の様子にびっくり。窓ガラスは割れ、壁には落書き、そしてグラウンドは乾いてひび割れだらけ・・。呆然とする日村のそばで組長は「やりがいがある」なんて言う始末ふらふら 日村の苦労がわかります。

教師や生徒と話すと無気力さ加減にまた驚かされます。学校内にやる気がない。その様子を見て日村はまた胃が痛くなるのです。


今回のテーマは教育や躾のあり方。親はもちろん、教師にもその方法を問います。ヤクザの世界の方がよほどきちんと挨拶をしたり目上の者に対する態度もしっかりしています。組長に「自分の舎弟を育てると思えばできるはず」と諭され、全力で生徒や教師にぶつかっていきます。

最後には感動の結末が。


日村は自分が高校を中退したことを思い出し、毎朝憂鬱な気持ちで目覚めては「学校に行きたくない」とぼやくのが妙に笑えました。時々、本気でにらみをきかせているのはきっとストレスのせいでしょう・・あせあせ(飛び散る汗) ヤクザの世界では「親に子は逆らえない」これが無ければもう少し意見が言えるのに。普通の会社でいうところの中間管理職ですね。

主人公がヤクザなので、現実離れしていそうですが、実際には一般社会にも通じる物があって、参考になる部分はたくさんあります。ヤクザの社会と思わずに読むと「なるほど・・」と感心するところも多いです。

そういう意味でも楽しめる話です。

続きも楽しみですが・・・文庫化はまだまだ先かな??


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2012年01月27日

瀧羽麻子「うさぎパン」

初めましての作家さんです。

うさぎパン

 瀧羽麻子 著
 「うさぎパン」
 (幻冬舎文庫)


お嬢様学校育ちの優子は、高校生になって同級生の富田君と大好きなパン屋巡りを始める。継母と暮らす優子と両親が離婚した富田君。二人はお互いへの淡い思い、家族への気持ちを深めていく。そんなある日、優子の前に思いがけない女性が現れ・・。書き下ろし短編「はちみつ」も加えた、ささやかだけれど眩しい青春の日々の物語。−裏表紙より−


本を開いてまず字の大きさに驚きました。ページ数も少ないですし、1時間くらいで読める本です。

うさぎパン」は読み終わってすぐ「青春だね〜ぴかぴか(新しい)」と微笑ましい気持ちになりました。私にはこんな淡い素敵な思い出は無いのですが、それでも懐かしいな〜という気持ちになりました。

はちみつ」は優しい気持ちになれる感じ。さわやかな風と明るい温かい光・・そんな雰囲気で読み終わりました。実際は電車の中、むさくるしいおじさんの横で読み終えたのですがバッド(下向き矢印)


時々、驚くような唐突な展開もあって、一瞬ついていけない気持ちになりました。あらすじにある「思いがけない女性」の存在がそうさせたのですが。

なんというか「この話はどこへ向かうんだろう?」という不安な気持ちになったんですよね。それまでは青春時代を過ごしている少女の成長物語なんだ・・と思っていたのに急にファンタジー?

そしてそのファンタジー色は始まりと同じように唐突に終わり・・。頭の中に「?」が浮かんでしまいました。

でも、それも全ては少女の成長物語の一部ということで、納得できる終わり方をしたので、まあ良かったと言えると思います。


これを読み終わったらパン屋に行きたくなります。パンの焼ける良い匂いもしてくる感じ。そして何よりも淡い恋ってヤツがしてみたくなりますね。まあ、今更無理ですけど・・もうやだ〜(悲しい顔)


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タグ:瀧羽麻子
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2012年01月26日

佐々木譲「廃墟に乞う」

廃墟に乞う 

 佐々木譲 著
 「廃墟に乞う」
 (文春文庫)


十三年前に札幌で起きた殺人事件と、同じ手口で風俗嬢が殺害された。道警の敏腕刑事だった仙道が、犯人から連絡を受けて、故郷である旧炭鉱町へ向かう表題作をはじめ北海道の各地を舞台に、任務がもとで心身を耗弱し休職した刑事が、事件に新たな光と闇を見出す連作短編警察小説。第百四十二回直木賞受賞作。−裏表紙より−



直木賞受賞か・・。そういえば、この本を買った時に店員さんが帯を指しながら「この本は、今回の直木賞の受賞作ではありませんがよろしいですか?」と大きな声で聞いてきました。別に受賞しているかどうかを気にして買おうとしたわけではなかったので、一瞬ぽっか〜んとしてしまいました。「・・はい、別に良いですけど」と返事して買うことができたのですが、初めてのことだったので驚きましたあせあせ(飛び散る汗) きっと文句を言ってきた人がいたんでしょうね〜。店員さんも大変です。ただ、もう少し声は小さくしてほしかったけど。

直木賞ってどういう基準で選ばれるんでしょう??・・と書こうとして思いだしてしまいましたふらふら この作家さんには他に良い作品があるのにな〜と思ってしまったんですよね。なんか物足りない感じがして。短編よりも長編の方が良いのかもしれません。一つの話の後半になると面白くなるのに、また次の話が始まると読むスピードが落ちる・・ということの繰り返しでした。


休職中の刑事を使うことで、北海道の広範囲での捜査が可能になっています。だから、北海道の色んな土地のことが書いてあり、その土地ならではの風習だったり、雰囲気なんかがわかる人にはきっと楽しめる作品だったんでしょう。残念ながら私は札幌や小樽くらいしか行ったことがないので、位置関係はもちろん、その土地の雰囲気も全くわからず楽しさ半減でした。

主人公の仙道警部補は“敏腕刑事”とあらすじに書かれています。確かにその通りの敏腕ぶりで、さっさと復帰したらいいのに・・というくらいの活躍を見せます。捜査権は無いのに、捜査陣の先を行く・・。別の角度から客観的に見ることでわかってくることも確かにありますけどね〜。

ずっと彼がなぜ休職しているのか?という原因が書かれず、ずっと気になりながら読み進める状態が続き、それが何だか目の前の事件に集中できなくさせていた気がします。最後の方でやっと原因が語られるわけですが、そんな事件に遭遇したなら仕方ないな・・と思う反面、そんなヘマを“敏腕刑事”がやるか?とも思い、納得できない気持ちも残りました。

ただ、彼のことは気に入ったんですよね。冷静な判断をするし、でも情の深いところもあるし、周りから嫌われるタイプではないでしょう。彼の魅力で読み切ることができたんだと思います。



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2012年01月25日

買った本

ハナシがちがう

 田中啓文 著
 「ハナシがちがう!」
 (集英社文庫)


これもチャウ子さんのブログで紹介されていました。
面白そうだったので読んでみることに・・。


任侠学園

 今野敏 著
 「任侠学園」
 (中公文庫)


「とせい」の続きです。
1作目がとても面白かったので、読むのが楽しみです。


うさぎパン

 瀧羽麻子 著
 「うさぎパン」
 (幻冬舎文庫)


ネットでの感想を読んで、面白そうだったので購入しました。
優しい気持ちになれるらしい・・。


背表紙はこちら 

   CIMG3574.JPG

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2012年01月24日

北森鴻「瑠璃の契り」

瑠璃の契り

 北森鴻 著
 「瑠璃の契り」
 (文春文庫)


魑魅魍魎が住まう骨董業界を生き抜く孤高の美人旗師・冬狐堂こと宇佐見陶子。目利きの命である眼を患った彼女を食い物にしようと、同業者がわけありの品を持ち込む。それは、不思議と何度も返品されてくる和人形だった―「倣雛心中」。他、表題作を含め全四編を収録した古美術ミステリーの人気シリーズ第二弾。−裏表紙より−


シリーズ第二弾と書かれているのですが、何だかどれが何番目なのかわからない状態です・・もうやだ〜(悲しい顔) 話が続いているようで続いていないせいもありますが、出版社が違っていることもあり、混乱しています。でもまあ、第二弾と書かれているならそうなのでしょう。


今回の陶子は、ほぼずっとサングラスをかけています。飛蚊症(ひぶんしょう)にかかってしまったのです。目の前に小さな虫が飛んでいるように見える現象だそうで、目のために光をさえぎるようにしています。

骨董品を見定めるには、当然視力は必要です。もちろん視力だけではなく、物を見定める能力も必要なわけですが、そのためにはまず「見る」必要があるわけで。そんな大事な目を病んでしまった・・。旗師としては致命的ともいえます。

陶子は、同業者にバレないように注意していたのですが、気づけば噂が流れてしまいます。そんな彼女に対して兆戦をするかのように、怪しげな品物が持ち込まれるようになりました。

この本には2話で人形が取り上げられています。そのどちらもちょっと怖いというか、ゾクッとする何かがありました。

和人形ってちょっと怖いイメージがありません??「髪の毛が伸びる・・」とか、目が動いた・・とかいう話がつきまとう感じがしてあせあせ(飛び散る汗)

出てきた2体の人形には、作り手の怨念が込められていて、本当に怖かったです。ある角度から見ると睨んでいるような表情になる人形、首を絞められたような跡が残る人形・・想像しただけでもぞっとします。

人形だけではなく、他の2話で取り上げられる絵とガラス工芸品にも作り手の想いが込められていて、すごい重みを感じました。ただの「物」ではない感覚・・。

だからといって、そのために大金を出したり、更には人まで殺す気持ちは全く理解できませんが。


このシリーズ、順番がよくわかりませんが、とりあえず全部読んでみようと思います。



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2012年01月23日

今野敏「とせい」

とせい

 今野敏 著
 「とせい」
 (中公文庫)


日村誠司が代貸を務める阿岐本組は今時珍しく任侠道をわきまえたヤクザ。その阿岐本組長が、兄弟分の組から倒産寸前の出版社経営を引き受けることになった。舞い上がる組長に半ば呆れながら問題の梅乃木書房に出向く日村。そこにはひと癖もふた癖もある編集者たちが。マル暴の刑事も絡んで、トラブルに次ぐトラブル。頭を抱える日村と梅乃木書房の運命は?−裏表紙より−


久しぶりの今野敏ぴかぴか(新しい) やっぱりこの作家さんは私に合うな〜と再確認しました。文体も好みですし、読みやすいです。

ヤクザが主人公なので、言葉も汚くて暴力シーンも多くてハードな感じかと思ったのですが、そんなことなくてとても丁寧な言葉使いと低い物腰(まあ、たまには怖い所もありますけど・・ヤクザなんですから)で、逆に笑う場面が多い話でした。


阿岐本組というのは、組長と代貸(若頭のこと)と組員が4人で計6人の小さな組です。昔ながらの堅い組で、素人さんには迷惑をかけない・・というのがモットーになっています。揉め事の仲裁には行きますが、自分から揉め事は起こさないわけです。

こういう堅い組は、金銭面で困ることになります。裏で汚いことをして稼ぐわけにいかないんですから。そんな状態の阿岐本組に持ち込まれたのは、出版社の経営でした。

ちょっとぼんやりした所のある組長が知り合いから聞かされた話に、気まぐれで乗っかってしまい、部下たちは翻弄されます。そして、傾きかけた出版社へ出社することに・・。

ヤクザが傾きかけている出版社を建て直すために立ち上がる!・・なんて言うとカッコいいのですが、実際はおやっさん(組長)が出版社の社長をやってみたかっただけ・・巻き込まれた方はたまりませんふらふら

そんなおやっさんを支え、尊敬している代貸・日村はおやっさんの顔をつぶさないように会社の経営を助け、組員たちの面倒も見て、警察の行動にも目を光らせ・・と大忙しです。

彼の行動はとてもカッコいいのですが、考えていることは一般人と変わらないので妙に笑えます。ガンを飛ばすときも「今だ!」と考えてやっていたり、ヤクザに対して怯えない素人がいたらこっそりその人を分析したり。

時々ニヤッと笑いながら読み進めるような話でした。


これはシリーズ化されているようなので、文庫になったら読もうと思います。次の話はもうすぐ文庫化されるようでするんるん


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2012年01月22日

大学芋

   大学芋


自家製のさつま芋がまだ残っていたので、大好きな大学芋にしてみました。

お店のようにきれいな形にはできないのですが、家で食べる分にはオッケーでしょう揺れるハート

とても美味しく出来ました。とりあえず、食べすぎですふらふら


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2012年01月21日

長岡弘樹「傍聞き」

ネットで評判が良かったので買ったみました。初めましての作家さんです。

傍聞き

 長岡弘樹 著
 「傍聞き」
 (双葉文庫)


患者の搬送を避ける救急隊員の事情が胸に迫る「迷走」。娘の不可解な行動に悩む女性刑事が、我が子の意図に心揺さぶられる「傍聞き」。女性の自宅を鎮火中に、消防士のとった行動が意想外な「899」。元受刑者の揺れる気持ちが切ない「迷い箱」。まったく予想のつかない展開と、人間ドラマが見事に融合した4編。表題作で08年日本推理作家協会賞短編部門受賞!−裏表紙より−


題名は「かたえぎき」と読みます。直接言われたことよりも、他人同士が話していることを漏れ聞いた方がより本当らしく聞こえる・・という意味だそうです。

この表題作も面白かったですね〜。刑事である母親と小学生の娘という母子家庭の話なんですけど、始めのうちはこの娘がかわいくなくて、イラッむかっ(怒り)としてしまうんですが、最後に「良い子だった」とわかり、より深く感心してしまいます。


「そうか、そうだったのか」・・これが、この短編集の全ての話に通じる私の感想といえるかもしれません。それぞれの話で不可解な行動を取る人物が登場し、周りは意味がわからず混乱する状態になります。そして、最後にその行動の意味が明確にされ「そうか、そうだったのか」になるわけです。

しかも、心温まる話ばかり(「迷い箱」だけはやりきれない気持ちになりますが・・)。

私が特に気に入ったのは「899」です。消防士が隣に住む女性に恋する所から話は始まるのですが、自分の玄関から隣の様子を窺う所では思わず「ストーカーの話か!?」と思ってしまいました。心が汚れてます・・私ふらふら 実際には淡い恋心で、まるで中学生かのような微笑ましい様子でした。


一つ一つの話は短いですし、ページ数も少ないのであっという間に読んでしまえます。でも中身は濃い。とても充実した時間を過ごした気がしました。

この作家さんの他の作品も読んでみようと思います。


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タグ:長岡弘樹

2012年01月20日

買った本

昨日、読みかけの本が意外と早く読めてしまい、帰りに読む本が無くなってしまったので、電車に乗る前にあわてて購入しました。急いでいたので1冊だけ・・。


傍聞き

 長岡弘樹 著
 「傍聞き」
 (双葉文庫)


ページ数も少なくて、あっという間に読めてしまいました。感想は明日にでも。


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