2019年09月12日

買った本

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 近藤史恵 著
 「シャルロットの憂鬱」
 (光文社文庫)


大好きな作家さんです。文庫になるのを待っていました。素早く購入です。


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 山口恵以子 著
 「愛は味噌汁 食堂のおばちゃん3」
 (ハルキ文庫)


シリーズ第3弾。久しぶりすぎて、忘れていること多すぎでした。


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 今井絵美子 著
 「行合橋 立場茶屋おりき」
 (ハルキ文庫)


シリーズ第2弾。こちらも久しぶり過ぎて、忘れていることが多すぎでした。


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 今野敏 著
 「流行作家は伊達じゃない」
 (ハルキ文庫)


これは、安積班の書下ろしがあるということで購入。でも、エッセイには興味がないので、短編だけ読んで終わりました。

2019年09月11日

近藤史恵「スーツケースの半分は」

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 近藤史恵 著
 「スーツケースの半分は」
 (祥伝社文庫)


30歳を目前にした真美(まみ)は、フリーマーケットで青いスーツケースに一目惚(ひとめぼ)れし、憧(あこが)れのNYへの一人旅を決意する。出発直前、ある記憶が蘇(よみがえ)り不安に襲われるが、鞄のポケットから見つけた一片のメッセージが背中を押してくれた。やがてその鞄は友人たちに手渡され、世界中を巡るうちに“幸運のスーツケース”と呼ばれるようになり……。人生の新たな一歩にエールを贈る小説集。−裏表紙より−



9話からなる短編集です。1話ずつ独立していますが、少しつながってもいます。

話の主人公になるのは「青いスーツケース」 とはいえ、スーツケースがしゃべるわけでも、意思を持っているわけでもありませんが。 全編を通して出てくるのはこのスーツケースだけなのです。

表紙にも描いてありますが、私はもう少し明るいblueのイメージで読んでいました。夏の空のような。

始めにこのスーツケースに会ったのは、夫に海外旅行を止められて落ち込む女性。フリマで見かけて思わず買ってしまい、それをきっかけにして、友人から勧められた1人旅へ出かけます。


二話目からは、一話目で1人旅をした女性の友人たちがそのスーツケースを借りて旅をする様子が描かれ、後半には海外に住む女性や、最終的にはスーツケースのルーツも描かれています。


スーツケースはいつしか「幸運のスーツケース」と呼ばれるようになり、スーツケースを持って旅する人たちの出会いや、進むべき道の発見や、訣別など、人生の大切な決断を見届けます。


様々な考えや想いを持って旅する人たちが次々と人生を切り拓いていく様子は読んでいてもスッキリしました。

こんな風に有意義な旅が出来るのは素敵だな〜という気持ちにもちょっとさせられました・・・・・が、私は超出不精のインドア派、おうち大好き人間なので、旅に出ることはないだろうとも思います。


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2019年09月03日

8月のまとめ

愛は味噌汁 食堂のおばちゃん(3) (ハルキ文庫)愛は味噌汁 食堂のおばちゃん(3) (ハルキ文庫)
3作目。前作が一子さんの若かりし頃の話になっていたからか、登場人物がちょっと思い出せず。でもまあ何とかなりました。勝手に二三さんの子どもが息子だと思っていたので娘さんが登場してびっくりでした。忘れるの早い・・。今回も美味しそうな料理がたくさん出てきてお腹がすきました。
読了日:08月01日 著者:山口恵以子


シャルロットの憂鬱 (光文社文庫)シャルロットの憂鬱 (光文社文庫)の感想
名前と犬種が合わない気がして、ずっと大きくてふさっとした白い犬を想像してしまっていました。シェパードなんでした・・。犬を飼うことはないでしょうけど、犬の話を読むとかわいいな〜と思います。
読了日:08月06日 著者:近藤 史恵


完全無罪 (講談社文庫)完全無罪 (講談社文庫)の
冤罪・・人が人を裁く上で起こりうることではあるのですが、無実の人が刑を受けるって、刑務所で不自由な生活を送るだけではない計り知れない辛さがあります。被害者の立場から考えても、冤罪を受けた側から考えても苦しい展開が続きました。最後まで暗い展開だったのが残念でした・・。でも、ぜひ読んでもらいたい作品です。
読了日:08月13日 著者:大門 剛明


流行作家は伊達じゃない (ハルキ文庫)流行作家は伊達じゃない (ハルキ文庫)
安積班シリーズの書下ろしだけ読みました。やっぱり安積班長は若いころから熱い人!
読了日:08月15日 著者:今野 敏


行合橋―立場茶屋おりき (時代小説文庫)行合橋―立場茶屋おりき (時代小説文庫)
前作を読んだのが昔過ぎて、だれが誰だかわからない状態。それでも、内容は面白かったので読めました。おりきさんの心の清らかさに救われていく人たち。いなくなった人も幸せになってほしいものです。
読了日:08月22日 著者:今井 絵美子


ぶたぶたのティータイム (光文社文庫)ぶたぶたのティータイム (光文社文庫)
今回のぶたぶたさんは、イギリス菓子と紅茶の店をやっています。美味しそうなスイーツがいっぱい! レモンなんとかというケーキ、作り方が知りたい! 巻末にレシピ載せてくれたらいいのに・・。
読了日:08月24日 著者:矢崎 存美




全部で6冊。とはいえ、今野敏の本を入れてですから、少ないな〜。

それよりも、感想文が書けていないのが気になる・・。

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2019年08月29日

伊坂幸太郎「サブマリン」

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 伊坂幸太郎 著
 「サブマリン」
 (講談社文庫)


家裁調査官の武藤は貧乏くじを引くタイプ。無免許事故を起こした19歳は、近親者が昔、死亡事故に遭っていたと判明。また15歳のパソコン少年は「ネットの犯行予告の真偽を見破れる」と言い出す。だが一番の問題は傍迷惑は上司・陣内の存在だった! 読み終えた瞬間、今よりも世界が輝いてみえる大切な物語。−裏表紙より−


この作家さんとの出会いになった「チルドレン」の続編です。約10年前に読んだようです。最近のことも怪しいのに、10年も前に読んだ本の内容を覚えているはずもなく・・。


家裁調査官という職業の話です。武藤という調査官の視点で話が進められますが、彼には陣内という上司がいて、この人がなかなかの曲者。

個性的なので、さすがに陣内のことは何となく覚えていました。それだけ印象深い人だということなのですが。


武藤調査官は、問題を起こした少年・少女たちの日常を見に行って、きちんと真面目に生活を送っているかを確認します。その対象もなかなか個性的。

「ネットに書き込まれた犯行予告のうち、どれが実行されるかわかる」と言い出す少年もいて、気付けば巻き込まれ、振り回されます。基本的に武藤調査官はお人好しなんだと思われます。


そして、かなりマイペースで我が道を突き進む陣内。妙に自信満々な態度で部下たちを仕切っています。調査対象の少年少女たちにも上から目線な態度でグイグイ接しています。

彼の言動は戸惑うことがほとんどなのですが、たま〜にドキッとするような的を射たことを言い、それが妙に魅力的に感じるんですよね。


2作目になっても謎の多い陣内。また彼の活躍は見てみたいです。

彼のことは何年経っても忘れないでしょうから安心です。


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2019年08月22日

矢崎存美「繕い屋 月とチーズとお菓子の家」

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 矢崎存美 著
 「繕い屋 月とチーズとお菓子の家」
 (講談社タイガ)


夢を行き交い「心の傷」を美味しい食事にかえて癒してくれる不思議な料理人・平峰花。リストラを宣告されたサラリーマンがうなされる「月」に追いかけられる夢も、家族を失った孤独な女性が毎夜見る吹雪の中で立ち尽くす悪夢も、花の手によって月のチーズやキノコのステーキにみるみるかわっていく。消えない過去は食べて「消化」することで救われる。心温まる連作短編集。―裏表紙より―


ぶたぶたシリーズでおなじみの作家さん。いつもぶたぶたさんに癒されていますが、この作品はどうでしょうか?


他人の悪夢に入ってその夢の中で、悪夢の原因となっている物を取って、それを料理して食べさせてくれるという不思議な力を持つ花という女性の話です。


5つの短編で、それぞれの登場人物の悪夢を解決させていきます。

「月」に追われる夢を見る人にはその月を取って、その人が好きな食べ物に変化させて、料理して食べさせます。

いきなり夢の中に入ってきた見知らぬ女性にいきなり「月を食べろ」と言われても、当然戸惑ってしまいます。みんな一度は断るのですが、花は「夢の中だから大丈夫」と言って食べさせるのです。

また、花が一緒に暮らしている黒猫も助けてくれます。動物って、人間の警戒心を解く何かがあるんですね。猫に言われて納得してしまう人もいました。


悪夢の素を食べた人たちは、意外な美味しさに驚き、気付けば完食してしまいます。そして、スッキリ悪夢からも解放!

こんなに簡単に解決したら良いですね。私は悪夢は見ないので必要のない女性ですが・・・。


ずっとこんな感じでフワッと優しく話が終わるのかと思ったら最後の話で急に現実的というか、ずっしりと重い感じになりました。

それだけが、後味悪くて残念ではありました。


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2019年08月16日

高田郁「あきない世傳金と銀<六> 本流篇」

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 高田郁 著
 「あきない世傳金と銀<六> 本流篇」
 (ハルキ文庫)


大坂天満の呉服商「五鈴屋」は、天災や大不況など度重なる危機を乗り越え、江戸進出に向けて慎重に準備を進めていた。その最中、六代目店主の智蔵が病に倒れてしまう。女房の幸は、智蔵との約束を果たすべく立ち上がった。「女名前禁止」の掟のもと、幸は如何にして五鈴屋の暖簾を守り抜くのか。果たして、商習慣もひとの気質もまるで違う江戸で「買うての幸い、売っての幸せ」を根付かせたい、との願いは叶えられるのか。新たな展開とともに商いの本流に迫る、大人気シリーズ待望の第六弾!−裏表紙より−


前作で、六代目店主・智蔵が倒れてしまい、まさか・・と思っていたら、今作はいきなり葬儀の場面からスタートしました。やはり・・と幸の度重なる不運に泣きそうになりました。

幸は、悲しみが深すぎたのか、泣くこともできず、淡々と葬儀をこなしていきます。現店主が急死したのですから、決めないといけないことは山ほどあります。悲しんでばかりはいられないのが現状です。


今まで、3人の店主に嫁いだ幸ですが、いよいよ兄弟もいなくなり、後継ぎも生まれないままです。この時代、「女名前禁止」という決まりがあったので、幸が跡を継ぐわけにはいきません。

本当、腹立たしい決まりです。この時代の男尊女卑にはイライラさせられます。ほとんど「女性は産む機械」という立場でしかありません。幸のように商売上手な女性もたくさんいたでしょうに・・。


跡継ぎをどうするか?もかなり難題ですが、それはとりあえず期間限定で幸が仮の店主として店を続けることになりました。跡継ぎは一旦保留です。その期間中に、江戸の店を開店させ、軌道に乗せることに力を注ぐことにしました。


夫に次々先立たれる不孝を味わった幸ですが、ここから幸の商売の才能がいかんなく発揮されるかと思うと、かなり楽しみでもあります。

モタモタしている間に、新刊が出てしまいました・・。急いで読まなくては!


<あきない世傳金と銀>
「源流篇」
「早瀬篇」
「奔流篇」
「貫流篇」

「転流篇」



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2019年08月05日

長岡弘樹「赤い刻印」

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 長岡弘樹 著
 「赤い刻印」
 (双葉文庫)


時効間近の事件を追う、刑事である母。捜査線上に浮かんだ人物に、母と娘の胸中は―。40万部超のベストセラー『傍聞き』の表題作(日本推理作家協会賞短編部門受賞)で主人公を務めた母娘が、再び登場!(表題作「赤い刻印」)辛い現実にさらされた人間たちの謎めいた行動と、その先に待つ一筋の希望を描いたミステリー短編集。緻密な伏線から浮かびあがる人生の哀歓が、深々と心に沁みる。
−裏表紙より−


赤い刻印」他「秘薬」「サンクスレター」「手に手を」の4編収録されています。


「傍聞き」は、2012年に読んだので、7年前の記憶を掘り起こしながら読むことになるわけですが、最近のことすら怪しいのに思い出すはずもなく・・。

今回の表題作「赤い刻印」の母娘のこともすっかり忘れていました。でも、忘れていても大丈夫な内容だったので良かったです。前作を読まなくても十分楽しめると思います。

あまりいないタイプの母娘でした。クールな関係であまりベタベタしていないのに、さり気なくお互いのことを想い合って信頼している感じが素敵でした。

どんでん返しというか、ラストが意外な展開を見せてびっくりさせられつつも、納得できましたし、感心もさせられました。他の3作も驚きと納得が待っています。

前半、なぜこんなことが起きるのか?と不思議に思う行動も、ラストでスッキリ解決されますし、どんな終わりを迎えるのか?と不安な展開を見せていても、なるほどな終わり方が待っていてスッキリできます。


最後の話も暗い展開しか予想できなかったのですが、何とか良い方向へ収まってくれてホッとさせられました。


短編というのも読みやすく、ギュッと内容が詰まっていてとても面白かったです。

また他の作品も読みたいと思います。お気に入りの作家さんになりました。


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タグ:長岡弘樹

2019年08月01日

7月のまとめ

家族趣味 (廣済堂文庫)家族趣味 (廣済堂文庫)
一つ一つの短編がなかなかブラックで、ゾクッとする終わり方の話が多かったです。特に課長の話は怖かった・・というか、驚かされました。まんまと騙された〜!確かにそんなこと書いてなかったけど!勝手に思い込んでいました。表題作もゾクッと。親のことを名前で呼ぶって一見仲良さそうで良いけど、やっぱりけじめって大事です。
読了日:07月03日 著者:乃南 アサ



花ひいらぎの街角 紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫)花ひいらぎの街角 紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫)
大好きなシリーズです。話の進み方が行ったり来たりするのが読みにくいこともあるのですが、全体を流れる空気感が大好きです。相変わらず色んなことに首を突っ込みすぎるお草さん。ハラハラさせられますが、今回はすべてうまく収まって良かったかな?久実ちゃん幸せになってほしいな〜。
読了日:07月09日 著者:吉永 南央



のっぺら: あやかし同心捕物控 (光文社時代小説文庫)のっぺら: あやかし同心捕物控 (光文社時代小説文庫)
こちらで感想を読んで面白そうだったので読んでみました。あまりちゃんと映像を想像しながら読むとちょっとホラーになるので、主人公のことはぼんやりと思い浮かべるようにして読みました。内容はとても面白かったですし、この先も彼らの活躍が楽しみになりました。
読了日:07月12日 著者:霜島 けい



猫探偵はタマネギをかじる ニャーロック・ニャームズの名推理 (宝島社文庫)猫探偵はタマネギをかじる ニャーロック・ニャームズの名推理 (宝島社文庫)
猫語に慣れるまでちょっと時間がかかってしまいましたが、慣れてくると面白くなりました。ニャームズもどんどんかわいくなってきました。表紙の衣装は似合っていませんけど・・。
読了日:07月18日 著者:ヒロモト



慈雨 (集英社文庫)慈雨 (集英社文庫)
警察官を引退した神場が、妻とお遍路旅を続けながら過去の罪に苦しめられます。そのときちょうど起こった幼女殺人事件。その事件をきっかけに、過去と向き合うことになった彼の苦悩は解決されるのか?神場にとってはスッキリできた感じですが、被害者家族からすれば・・。何とも後味の悪い話でした。
読了日:07月28日 著者:柚月 裕子




全部で5冊。相変わらず少ないです。

そして、感想文がかなりたまってきていて、内容が思い出せないものも出てきました・・。

いい加減書かないと忘れる〜!

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2019年07月18日

買った本

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 柚月麻子 著
 「慈雨」
 (集英社文庫)


お気に入りの作家さんです。綺麗な色の表紙にも惹かれました。


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 霜島けい 著
 「のっぺら あやかし同心捕物控」
 (光文社文庫)


読書メーターでお気に入りの読者さんが書いていた感想を読んだらとても面白そうだったので。のっぺらぼうの同心が活躍する物語です。


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 ヒロモト 著
 「猫探偵はタマネギをかじる ニャーロック・ニャームズの名推理」
 (宝島社文庫)


今読んでいます。こちらも読書メーターでの感想を読んで読みたくなりました。ちょっと読みにくい部分はありますが、それなりに面白いです。

2019年07月12日

アミの会(仮)「毒殺協奏曲」

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 アミの会(仮) 著
 「毒殺協奏曲」
 (PHP文庫)


合唱部の女性顧問の「毒殺未遂事件」。学校側は事故と主張するが、生徒たちは犯人捜しを始めて・・(「伴奏者」)、作家が開いた鍋パーティーで、ある書店員の様子が急変して・・(「猫は毒殺に関与しない」)、ネットで知り合いm意気投合した自殺志願の男女。服毒自殺を図るも、事態は思わぬ展開に―(「劇的な幕切れ」)。サスペンス、心理戦、謎解き、どんでん返し。人気作家8人による「毒殺」縛りの多彩な傑作アンソロジー。−裏表紙より−


永嶋恵美「伴奏者」柴田よしき「猫は毒殺に関与しない」新津きよみ「罪を認めてください」有栖川有栖「劇的な幕切れ」松村比呂美「ナザル」小林泰三「吹雪の朝」篠田真由美「完璧な蒐集」光原百合「三人の女の物語」の8編収録されています。

好きな作家さんがたくさん参加しているアミの会(仮)。今回は永嶋恵美、柴田よしきしか読んだことがありませんでした。もしかしたら他のアンソロジーではあるかもしれませんが・・


柴田よしきの作品は読んだことがありました。柴田よしきで「猫」といえば「正太郎!」 これは、猫探偵正太郎シリーズに入っていた作品です。クスリと笑えて、ちょっとゾクッとする面白い展開です。


印象に残ったのは、「劇的な幕切れ」「罪を認めてください」「吹雪の朝」です。


劇的な幕切れ」は、初対面の男女が一緒に服毒自殺しようと、森の奥深くへ入っていくのですが、いざ毒を飲むぞ!というときになって、思いがけない出来事が。 だいたい、自殺を一人で出来ないから誰か一緒にお願いします、というのが納得いきません。その呼びかけに手を挙げる人がいるのもどうなんだ!? 今回はこういう幕切れで良かったですけど。


罪を認めてください」は、愛猫を亡くした婦人が起こした事件の話です。始めの方はどういう展開になるのかよくわからず、ぼんやりと読み進めていたのですが、後半どんどん引き込まれました。猫一匹で・・と思わなくもないですけど、ペットってそれだけ大事な存在になるんですね・・。ちょっと切なかったです。


吹雪の朝」は、話の展開はともかく、毒に対する蘊蓄が勉強になったな〜と思いました。毒を使う予定も無ければ、入手方法もないですけど、普通にサスペンスとか見るのが好きなので、そういうときに役に立ちそう! なるほど「致死量」ってそういうことなのね〜でした。物語としては愛するが故に・・という切ない内容でした。



アミの会(仮)のアンソロジーは他にもあるようなのでまた探して読もうと思います。


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